ホワイトハウス標準装備

公開情報だけでなく非公開情報があるのは「セキュリティ」を対象にした場合は、しかたがない。
全部公開してしまったら、みずからの手の内を明かすことになるからムリはしないものだ。

一般人もふつうにつかう通信機器は、スマートフォンの登場であたらしい時代になった。
いままで以上に、さまざまなことができる機器なのだから、いままで以上にデータを蓄積しているのは自明で、ゆえに「セキュリティ」対策も従来とはちがった気をつかう必要がある。

ネット上にはいろんな「罠」が仕掛けられているのは有名だ。
しかし、さいきんは、駅や空港、それに気の利いたカフェなどに設置されている「充電機器」に罠があるというから気が置けない。
それは、USB型の給電器だ。

スマートフォンと充電器とをUSBケーブルで接続して充電するのだが、このときにスマートフォンの内部データを吸い取られる危険があるという指摘がある。

安全なのは、「電源コンセント」からじぶんで携行している充電器をつかっての充電だというが、公共の場所で自由につかえるコンセントはなかなかない。
そこで登場するのが、USB給電器から安全に充電ができる機器である。

アメリカでは、「ホワイトハウス標準装備」に指定されているという安全器具を介せば、セキュリティ保持は万全だという。
日本のアマゾンでしらべたら、4500円で販売していた。向こうでは$30ぐらいだろう。

だったら、そもそも「充電専用ケーブル」ではだめなのか?
いまどきのスマートフォンはUSBタイプCの形状をしているから、それでいろいろ検索すれど、余計な「高速転送」なるデータ転送が可能なものしかでてこない。

ならばと100均でみたら、あった。

どうしたら「充電専用ケーブル」だとわかるようにするのか?
これがつぎの問題だ。
きっと、100均のアイデアグッズに、この手のフラッグがかんたんにケーブルにつけられるおしゃれなデザインで発売されることだろう。

なので、それまで、二本ケーブルの変わり種をつかっていればいいと、ちょっと変態な充電専用ケーブルを購入した。
パッケージの袋がチャックつきなので、ふだんはカバンにほうりこんでおけば、いざというときに役立つだろう。

しかし、気になるのは「ホワイトハウス標準装備」だ。
ほんとうに、充電するときにあそこで働いているひとたちは使っているのだろうか?
それに、このほかにはどんなモノが標準装備なのかを知りたい。

ついでなので日本の首相官邸HPにアクセスしたら、「水素自動車」が装備されているからたまげた。
この「日米差」はなんだ?

一方はセキュリティの安全性を手軽に確保できるグッズが「標準装備」されていて、一方は「やたら高額な自動車」である。
しかも、環境にいいのは「走っているときだけ」という、世の中のなんの役に立つかが不明の代物だ。

千葉県の市原市で騒動になった「高級電気自動車」は、積極導入したかった市長からすれば、首相官邸をまねっこしたにすぎなかったろう。
マスコミも市議会も反対したけど、官邸の自動車には、おなじマスコミや国会が反対しない理由はなにか?

市原市はテスラというアメリカ企業の自動車だったが、官邸のはトヨタ自動車だ。
電気自動車だって、環境にいいのは「走っているときだけ」で、もともとの電気はどこでどんなふうに発電されているものか?
なんだかいやな匂いがただようようにおもうのは、わたしだけか?

いまは数千万円もするけれど、きっと量産されれば安くなるにちがいなとかんがえるのは、20世紀の発想だ。
原子番号1番の水素を保管したり運搬するのはたいへんで、いかなる容器でも「最小原子」の水素はその分子のすき間をすり抜けるし、水素は水素としてこの地上に存在していない。

典型的なのは「水」で、酸素と水素が結合しているごくふつうに地上にある物質だから、水素をつかうなら水から作るのが妥当だ。
すると、これを「電気分解」しなければならないが、その電気はどうするのか?

何のことはない、「水素社会」なぞは世迷い言にすぎない。
だから、水素社会実現のための「投資」は、民間企業に政府がやらせているから「やらせ」である。

とうぜん、原資は税金だし、できあがった水素自動車を購入できるのは資金豊富な政府しかない。
市原市は、電気自動車じゃなくて水素自動車にすればよかった。
自動車会社は、一般にぜんぜん売れないものを「補助金」でつくらされている。

こんなムダをしているから、生産性があがらない。
政府や学者は粗い「統計資料」だけをもってして、サービス業の生産性が低いと嘆くが、じぶんたちで世界トップクラスの製造業の生産性を下げている。

これは、経済発展に対する妨害工作である。

USBケーブルで充電するときに、データを盗まれるのだから、データ転送ができないケーブルならよかろうというのは上に述べた。
政府のムダを100円グッズが取り返しているさまなのだが、これらをつくっているのはもはや国内の工場ではない。

なんだ、国内の工場を無理やりに政府が稼働させている。
これが「持続可能社会実現のために」というから、ますます世迷い言になるのである。
政府の予算にふりまわされるものが、持続可能とは笑止である。

お願いだから何もしないでほしい。

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