ウソつきが出世する世界

むかしは、「ウソつきは泥棒のはじまり」とか、「ウソをついたら閻魔様に舌を抜かれる」とかとおとなにおどろおどろしく脅されて、「ウソをついてはいけないこと」と覚え込まされた。

いわゆる、「躾(しつけ)」のうちのごく基本的な事項である。

こんな道徳が、社会に浸透していたので、日本社会はこれが「ふつう」なのだという信仰があって、とくだんどこかと比較しようという気も起こさなかったのは、国民のほとんどがめったに外国旅行にいけるような身分も余裕もなかったからである。

しかし、外貨不足が逆転して、慢性的な「巨大黒字」を謳歌するようになって、80年代には、稼ぎのない大学生でも「卒業旅行=海外旅行」になったので、猫も杓子も外国に行ってどんどん「騙される体験」をしたら、こんな正直者ばかりの国は、日本だけだったことに否応なしに気がついたのである。

わが家では、ベルギーの古都、ブリュージュを夫婦で旅したときに、中世の格好をした怪しい人物がウロウロしているので、「詐欺師」だとすぐにわかったが、どんな詐欺を仕掛けてくるのかが気になって、「引っかかる」ことにした。

なんと、パソコンでプログラムした絵柄デザインを「カレンダー」に仕立てたものを帳票で、しかも、なんと懐かしの「熱転写プリンター」ジーコジーコとその場で印刷して売っているのである。

それがどうしてこんな格好をしているのか不明だが、妙に明るいので気の毒になって買ってあげたが、せっかくなので棄てずに日本に持ち帰ってとってある。
ヨーロッパの首都にして、いまどきこんな商売?(詐欺だけど)があるのかと感心した。

日本人になら無価値のものでも騙して売れる!と勘違いされたら困るけど、人通りの絶えない路地でやる堂々とした感覚は、日本でお目にかかったことがない。

なんだか大道芸を観るような、観光経験であった。

こんな他愛もない騙しならまだしも、日本の世の中には詐欺が横行するようになった。
これを、「欧米化」というのである。

その典型は大手マスメディアが、「報道しない自由」なる、職業倫理の放棄をやっていることで、その思想的背景に「グローバル全体主義」があることは、しつこく書いてきた。
左翼の思想的行動原理には、「自分だけが(理論的に)正しい」という思い込みがあるので、かならず他人の意見を受け入れないから、「内ゲバ」がはじまる。

それで、共同通信の記事を買わない、という新聞社が続出して、わが国最大の通信社が万年赤字状態になったのは、喜ばしいことでもあるが、これで、共同通信の記事を買わない新聞社の記事クオリティが向上したものでもないから、「同士討ち」状態になって互いに沈没しているのは、ご同慶に堪えない。

そんな、ズブズブ状態の大手マスメディアは、現代最高の女性詐欺師、ヒラリー・クリントンの悪行を書かないし、よく似た小物の日本人、小池百合子の「(あえて)疑惑」のことも書かないし、13日、池袋で万人単位の参加があった、「パンデミック条約反対集会」も書かないし、よしんば書いても参加人数が少ないような印象操作をするための「写真」をつけている。

現実のあまりの盛大さに、とうとうあの、キアヌ・リーヴスが気がついて、自身の発信としてこれを報じて、世界に拡散している。

今週からはじまった、トランプ氏に対する「詐欺裁判(「魔女狩り」と呼ばれている)」の、驚くほどの「偏向(検察を一方的有利とする裁判官)」は、さしものアメリカ人左派でも意見が割れて、あまりの「司法の武器化」は、明日は我が身という恐怖に気づくひとを増やしている。

日本ではまだ行われていない?だろうが、この当該裁判官の、特性政党(民主党)に政治資金寄付をする行為が確認されているのに、裁判官の身分のままでいるのはアメリカにおいても「違法」なのである。

しかも、「構造的」に、トランプ氏を起訴して棄却されないのに、もっとちゃんとした証拠が確認されている、ヒラリー・クリントンには、まったく司直の手が及ばないのは、ニューヨーク州という民主党支配の政治地域における「闇」となって、とうとう州や市の人口流出がはじまった。

まったくもってマンガの、『バットマン』で設定した、「ゴッサムシティ」が現実になっている。

小池氏の場合は、後ろ盾の二階氏(あのジョージ・ソロスも)が引退表明して、いきなりトドメを刺されるがごとくの話になっているが、きっかけをつくった元役人も、「クールビズ」やら、「京都議定書」やらをやった、日本国民には望ましくない人物であるが、なんだかいまは英雄面しているのである。

その二階氏を引退に追い込んだのは、東京地検特捜部というCIA機関であって、妙ちくりんで中途半端な「捜査」は、まったく政治的な「脅し」となって、訪米前の岸田政権をコントロールしている。

ようは、だれがCIA長官で、だれがその上の「国家情報長官」で、だれが「司法長官」なのか?というマトリューシカ人形の中身を観察しないといけないのだが、小池を切ってでもやりたいことはなにか?こそ、ウソつきたちの魂胆なのである。

一方で、世界経済フォーラムを創設したクラウス・シュワブが入院したという「うわさ」が、世界を駆け巡っているが、この人物の年齢(御書誌86歳)からしたら確かにさもありなんではある。

そんなこんなで、世界はウソつきたちによってかき混ぜられているけれど、ウソつきたちにも寿命がある、という絶対的現実が、世界を救う唯一の光明となっているのは、過去のとんでもない人物たちの栄華が、そのまま『平家物語』のいう真理と通じるのである。

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