「戦争」に昇格したウクライナ

ここ数日、プーチン大統領、ペスコフ大統領府報道官のふたりがほぼ同時に、「ウクライナ戦争」といいだした。

ロシアは、開戦以来「特別軍事作戦」といってきたのに、である。

そして、この戦争の相手は、NATOだと明言している。

これは、エスカレーションではないのか?

ロシアとは伝統的に微妙な立場にある、フィンランドでは野党の自由同盟代表のアルマンド・メマ氏の発言が注目されている。
「ヨーロッパがモスクワに謝罪するときがきた」

しかも、EUの外交部長(外務大臣)カヤ・カラス(元エストニア首相)を名指しして、「人口133万人しかいない国出身の者が、なぜヨーロッパ外交を主導しなければならないのか理解できない」と。

ちなみに、フィンランドの人口は、555万人(2020年で兵庫県は546万人)である。

かつてフィンランドはソ連の準属国(形式上は「中立国」)として存続したが、あろうことか2023年にNATOへ正式加盟してしまった。
『フィンランド化』を書いて、わが国もソ連の準属国になることを勧めた、戦後左翼知識人の代表格、加藤周一が草葉の陰で泣いていることだといいたい。

けれども、いまの西側の状況は、加藤の描いた空想が実現した姿なので、ソ連を否定するロシアと、ソ連化しているヨーロッパとを見比べてみたら、なんとも奇妙な事態になっていることがわかるのである。

それがもっと複雑化しているのが現代のアメリカ合衆国だ。

とりわけ、民主党が急速かつ激烈な共産化をはじめて、かつての「党内左派」が「右派」にみえるような状況になっている。
これを、伝統的な民主党の支持者が嫌い、これまた急速に共和党トランプ派に転向しているのである。

左派の単純思考から、「トランプがすべて正しかった!」が、熱烈な民主党支持者が転向した結果の迷惑なスローガンである。
こうした、個人崇拝の傾向は、左派ゆえの体質ともいえる。

ときに、どうしても強い指導者でないと国家の統一が困難な、多民族国家の集合体たる「ロシア」(国内に200以上の言語がある)は、いま、73歳のプーチン後をどうするのか?という難問にさいなまれるのが時間の問題なのである。

トランプは80歳になったが、後任とおぼしき人材は複数存在する(J.D.ヴァンス副大統領、マルコ・ルビオ国務長官など)のが、共和党トランプ派の強みなのである。
しかして、ニューヨークのマムダニ市長の行政手腕は、あってもなくても、破たんする運命なのは基盤が共産主義=全体主義思想だからである。

すでに、ウクライナは何時の時点で「降伏するのか?」となっているし、前にも書いたように、ポーランドやルーマニアも歴史的領土奪還のチャンスを虎視眈々と狙っている。
ウクライナというスターリンがつくったあたらしい人造国家の無理やりが、こうした反応を生んでいる。

にもかかわらずこれらの国の野望を、EUとNATOは制御できない。
なぜなら、英・仏・独ははじめからウクライナを植民地とみなして囲い込んだからだ。
ウクライナ人がどうなろうとしったことではない、これら冷酷な国は、ロシアへと続く利権がほしいのである。

これに、わが国も参加している。

それで、アメリカが離脱しそうなので、ノーコン状態になる可能性が高く、ロシアとポーランド、ルーマニアが、かつての「ポーランド分割」(帝政ロシア、プロイセン、オーストリア)のように、ウクライナを無視して分割することもあり得るのである。

7日と8日のNATOサミットで、トランプ大統領は、ロシアによる攻勢を容認した。

しかも、ベッセント財務長官が9日にCNBCで「経済戦争」を開始していると語ったと書いたように、英国金融貴族500年の世界支配体制をアメリカ財務省が新体制のFRBと一緒に攻撃していて、イランの政治家たちの「口座凍結」もすすめているし、中共の幹部がアメリカで保有している口座も、とっくに洗っているだろう。

この動きと、ロシアの「戦争」発言はリンクしている。

きな臭い表の戦争をロシアが担当し、壮絶な頭脳戦をアメリカが担当している。

それゆえに、偶然であろうがなかろうが、イランとはすでに「プロレス」だと書いたのである。
そのイランは、アメリカに「非公式に謝罪した」とのニュースがでたが、アメリカは「公式に謝罪せよ」という当然を貫いている。

ようは、EU=NATOも、とくにECBを対象に、アメリカ財務省が各国幹部たちの口座を洗っていつでも凍結可能にしている、ということだ。

アメリカ財務省が各国中央銀行に戦争を仕掛けている、のだから、わが国の日銀も対象になっていることは覚えておいたほうがいい。

イランとのプロレスに市場は反応しない

7日から8日までトルコの首都アンカラで開催予定のN A T Oサミット直前にイランがホルムズ海峡を航行中の、カタールのタンカーを攻撃した!ということで、アメリカは即時暫定停戦を取りやめてイランへの大規模爆撃を開始するぞ!という事態になった。

この事態の発生で、EU=N A T Oの側は、N A T O本会議でもっぱらアメリカの関心をウクライナ支援に向けるようたくらんでいたしそれが今回サミットの目論みであったのだが、トランプ大統領の話題はイラン一辺倒になった、という。

これこそが、いけず、の発揮なのであって、(ロシアの影響力が強い)イランと仕組んでいるのが見え見え(これを「プロレス」という)となった。

それでか、原油価格はやや上昇に転じたが、世界の株式市場はほとんど「無反応」だったのである。

つまり、世界の市場関係者には、先に勝負がわかっているプロレス中継を強制的に視聴させられて、とっくに飽きてきているのだろうと推測する。

だが、そんなことはお構いなしか理解不能のEU首脳たち(英国、フランス、ドイツ)だから、きっと手に汗を握ってトランプの言動にイライラしていたに違いない。

逆に、トランプは彼らのイラつき度に満足して、レームダックとなったスターマーに目を合わせることもなく、背を見せたのである。
これは、アメリカのギャングのボスがやってみせる、典型的なダメ出しのジェスチャーである。

マクロンはル・ペンに政権を追われそうだし、メルツも支持率で最低状態を低迷し、いまやAfDに逆転されている。
ようは、EU=N A T Oを支える大国の政権は、屋台骨から折れているのである。

対して、トランプ政権は順調にやることリスト=ToDoリストを消化している。
FRB議長を交代させて、いよいよ英国金融貴族支配の500年体制に終わりを告げようとしているのである。

世界の市場関係者の関心は、まさに「そこ」にある。

いったいどんな破壊をもたらすのか?は、イランと組んだホルムズ海峡を封鎖するどころの「やらせ」騒ぎではないからだ。

ということで、ウクライナ問題はトランプにとってすでに解決しているといえる。
ロシアの勝利、という現実を素直に受け入れるという意味でもあるし、ネオコンの敗北なのである。

すると、岸田政権以来、わが国が「保証してきたウクライナ支援証文」が、怒涛のようにわが国の財政・経済を襲うのである。

ときに、トランプ大統領が、N A T Oサミット中にかました、イランとジャパンのいい間違えは、あきらかにバイデンのように呆けたから、ではなくて、しっかり「わざと」であろう。

高市自民党・維新政権へのいけずな警告なのである。

これもプロレスなのか?そうであってほしいが、本気の可能性の方がはるかに高いから、わが国でも(イランのような)「政変」が起きるということであろう。

大統領候補ル・ペン

7日、フランスの控訴審はマリーヌ・ル・ペンに対しての有罪を告げながら、大統領選挙への出馬を禁じた一審判決を「短縮」解釈した。
これによって、ル・ペンは出馬が可能になったために、フランスの報道ではマクロンがパニックに陥っていると面白おかしく報じている。

しかして、彼女はそもそもどんな罪で有罪となったのか?

EU議会における自党議員への公布金を、EU議員ではないが党首たる彼女が勝手にフランス国内での自党経費に流用したことにおける「汚職」が問われていたのである。
これが、なぜに「汚職」なのか?という問題は、あまりにもセンシティブな「政治マター」ではないのか?と疑われている。

マクロンの政党も、左派勢力の政党もおなじことをやっているのに、ル・ペンだけが捕まったのである。

もっといえば、はめられた、と。

やっぱりフランスにも「三権分立」はないのか?

なんだか『あゝ無情』を地でいくあたかもフランスならでは?のはなしになっているけれど、トランプ氏を執拗に法廷で苦しめた、アメリカ民主党の謀略の本家本元たるいやらしさなのである。

もっとも、ラテン系はけっこう残酷なひとたちで、『パピヨン』もそうだった。

まぁ、「肉食の思想」が原点にあるのだから、アメリカも含むヨーロッパ内の民族性としてラテンだけでなく白人文化として一括りできるのである。

マリーヌ・ル・ペン本人は、自宅軟禁と電子足かせ(GPS発信器を足首に強制装着させられる)では、フランス各地を巡る選挙に出馬できないと発言していたが、今回の判決を受けて上訴を決めたのは、控訴審の判決も「(上訴で)停止させる」という意味で捉え、電子足かせもないままで選挙に臨むと判決後のインタビューにて明言している。

この法(裁判)への感覚が、まったく日本人とはちがうのが興味深い。

どの時点で「白か黒かが決まるのか?」について、最高裁への上訴が門前払いされないのなら、最高裁判決まで決まらない、というハッキリとした感覚があることである。
日本の場合なら、警察段階で「逮捕」されようものなら、社会は「有罪」と自動的人民裁判にかけて、そのまま本人は社会的制裁を受けるのが当然なのだ。

しかしながら、肉食の思想の国では、警察も検察も「(絶対に)正しい」とは、だれもかんがえていない。
警察も検察もインチキをやるから裁判官が裁くのだ、とかんがえる。

それだから、まず「刑事訴訟法」で、国民のために公正さを保障して、警察や検察の暴走を予防し、なお、裁判官のマニュアルとして「刑法」を定め、「量刑基準」を明記している。

これを書くのが、選挙で選ばれた議会(議員の総意)なのであって、原案すら司法省=法務省=検察官がつくるなどという阿呆なシステムはあり得ないのが肉食の思想の国たちの「三権分立」となる基本概念なのである。

だが、わが国では検察官で構成されている法務省がこれをやっている。

それで、どの役所でも使ういつもの「審議会」なる傀儡を利用することになっている。
つまり、「法制審議会」という場で、刑法案が審議されて、案が決まれば「内閣」が法案をつくって(内閣法制局)国会に上程することになっている。

このあたりに、「幕藩体制」の残滓(ざんし:残りかす)がある。

しかして、来年の大統領選挙でマリーヌ・ルペンの国民連合は勝利するのか?
そのとき、チェコ下院議長トミオ・オカムラはどのように動くのか?動かないのか?
フランスとは因縁深い英国では同日、リフォームUKの党首、ナイジェル・ファラージ氏が議員辞職し、補欠選挙での再出馬を表明した。

わが国風にいえば、「みそぎ」である。

これも、「汚職疑惑」にからむから、英・仏が同時期に似たような状況になっている。
むろん、似たような状況を英・仏のグローバル全体主義政府(政権)がつくっているのである。

ところが、注意したいフランスの残念は、なんといっても「GDPの3割にもなるアフリカ利権」であるために、国民連合が政権をとれば、マクロン政権で失いつつあるアフリカ利権の強化をはかること必然で、なにかとアフリカの話題になるだろう。

イタリアのメローニは、北アフリカ(リビア)の利権回復に乗り出すことで、不仲説があるル・ペンのフランスと握るかもしれない。
国家財政が厳しいイタリアのメローニが揺れているのは、EU魔女のひとりラガルドのECBからの金融締付けにあがなえないからだ。

そのフランスのアフリカでの最大のライバルがまた、ロシアと中共だから、11月の中間選挙で大勝利した後のトランプ政権2.0は忙しくなるだろう。

9日、CNBCに出演したベッセント財務長官は、「(イラン上空を飛ぶミサイルの裏で)英国支配の各国中央銀行(体制=BIS)に対して経済戦争を仕掛けている」と発言した。

このブログで何度も書いた、トランプ政権2.0=ベッセント財務長官の「本業」について、「X」投稿を超えて、とうとうテレビニュースで、しかもイランとの停戦破棄のこのタイミングで語ったのである。

いよいよ、4月のおわりにチャールズ国王が訪米したことの意味がわかるというものだ。

けれども、DSの本体たる国際金融資本を壊滅させる、という大統領選挙の公約どおり、なのである。
そんな「激戦」が、目に見えない金融システム上で行われているために、引退したはずのクラウス・シュワブがゾンビのごとく世界経済フォーラムのトップに復活した。

「アフリカ会議」を長年横浜でやってきているわが国が、漁夫の利をつかめるのか?ということになるのだが、引退直前の高級外交官の儀礼的定席としてあるだけの、「駐フランス大使」、「駐ロンドン大使」で大丈夫なのか?という、あたらしい局面になっているのである。

むろん、なにもしないしなにもできないのが、敗戦後の征服下にあるわが国の外交環境なので、これら大使たちがヨーロッパ貴族に真似て国費で遊びまくるのは本人たちの特権として国民も受け入れるしかないのである。

こんな体制の、小さなコピーが「福岡県議会」での騒動になっているのである。

平穏だった7月4日とDOGE解散

4日、合衆国250年イベントの最大の仕掛けは、「オバマ逮捕」でも、ロシアへ亡命したスノーデン氏の帰国と彼への恩赦でもなかった。

おおいに残念である。

だが、アメリカ国内の話題として、オバマとヒラリー・クリントンの悪行を暴く記事がめにみえて増えているし、オマケ、としてバイデンの話題も事欠かない。
トランプ大統領も、これらの人物を名指しして、訴訟リスクをぶっとばすような過激な内容をわざとデジタル・タトゥーにしているようである。

あたかも、後世の歴史家に「いつから」という目印を残すサービスのようなのだ。

スノーデン氏への恩赦自体は、トランプ政権1.0からの懸案事項である。
これを批判者は、トランプの「やるやる詐欺」と揶揄っている。

恩赦だけでなく、トランプ政権内に、あらたな「日本担当」をもうけて、そのトップにスノーデン氏をあてるのでは?という噂もあった。
それが、国務省内なのか?どこなのか?は不明であるし、期限もわからない。

あのDOGEは、当初の予定通り、4日の独立記念日をもって解散した。

こうした、「プロジェクト」をキッカリ予定日に終了させるのが、トランプ政権2.0の凄みなのである。
一般の事業会社でも、成功体験からプロジェクト延長の判断をするトップはふつうにたくさんいる。

DOGEは、その意味で特大級の成功=実績をたたきだしたのに、しっかり解散させるのはまったくビジネスに長けたトランプ氏の真骨頂であろう。
しかして、ビジネスをしらない民主党(グローバル全体主義者=共産主義者たち)は、DOGEの解散にシャンパンで祝杯をあげるドジをふんでいる。

巨額予算のムダをみつけるだけがDOGEの仕事=実績ではないことに気がつかぬのは、よほどの低能である。

そうした予算を得た仕組みのパターンを掘り出して、共和党トランプ派に公開したのである。

どの国でも(企業でも)、官僚とは(成功の)ワンパターンにはまり込み、全省庁(全部署)にこうしたワンパターンを埋め込んでしまうものなのである。
しかし、アメリカ合衆国の連邦予算は、連邦下院議会(議員)が管理しているので、パターンをしられてしまったら、来年度以降、ぜったいにこれまで同様の予算はつかない。

しかも、これらトランプ派議員たちは、中間選挙での主張にこうした官僚たちの悪行(=民主党の悪行)を有権者に訴えて圧倒的なわかりやすさで支持を集めているのだ。

マスコミが希望的観測=願望しかいわないのだが、おそらく中間選挙で共和党トランプ派は地滑り的な圧勝をするだろう。
これをもって、政権の残りの2年になにをしでかすか?のなかに、「日本対策」が登場するとみている。

自民党(維新)政権潰しである。

そのタイミングで、ふたたびスノーデン氏への恩赦と「日本対策省」就任があれば、場合によっては「戦後(サヨク)の常識」がひっくり返ることになる可能性もあるのだ。

楽しみなことである。

チェコ共和国下院議長トミオ・オカムラ

国際結婚が続いた「オカムラ家」だから、単純に「日系」とはいえないところが今様な人物である。

母のうまれたチェコで政治家になるには、紆余曲折・苦節の人生ドラマがあってこそ、ともいえるのだろう。

しかして、彼は例によってマスコミ(おおくが「極左」)から「極右政治家」なるレッテルが貼られている。

このひとの政治信条は、「自由」を基盤とした「直接民主主義」の実現にある。
ために、自身が創設し党首をつとめる政党名は、「自由と直接民主主義(SPD)」なのであり、チェコ共和国国会では第三党の勢力であるが昨年11月に下院議長に選出されたのである。

なお、SPDはマリーヌ・ルペンの「国民連合」と協力して、EU議会内での政党「国家と自由の欧州運動」を結成している。

なるほど、マスコミが嫌う要素がふんだんにあるようだ。

いまのEU(委員会)の政治信条が、グローバル全体主義=共産主義であることは明確なので、これを支持するマスコミからしたら排除されるべき政治勢力にちがいない。
つまり、EUの主流派には、「自由」や「多様化」の概念に、敵対勢力の「排除」がしっかりあるのが特徴の典型的で幼稚な全体主義なのである。

けれども、とっくに「ソ連」なき現代で、だれが共産主義運動に資金を提供しているのか?といえば、中共をひとつとっても「それだけ?」という壁にぶつかる。
むろん、ジョージ・ソロス(財団)を加えただけでもないだろうから、かつて「ソ連」をつくった国際金融資本グループがまだやっている、とかんがえる方が妥当なのである。

つまり、共産主義(運動)のスポンサーたちが狙うのは、共産社会ではなく、単なる身分の二分化にすぎず、大富豪たちの子孫だけが「人間」であって、それ以外を「家畜」とする目的がみえてくる。

まったく『家畜人ヤプー』の描いた世界が拡大する、ということである。

だから、いまや古い区分となった「左・右」という感覚も、おそらくオカムラ氏には通じないであろう。
「直接民主主義」を理想とする彼に、「左・右」なる区分は存在しないとおもわれるからである。

しかし、古代ギリシアにあった「直接民主主義」が機能したのは、「市民」が現代の「市民」ではなかったゆえのことであって、「奴隷制」があたりまえだった身分制度の上に「市民」が君臨していたのである。

労働を蔑む=遊んで暮らすことを理想とするヨーロッパ(貴族)の常識の原点がここにある。

国際金融資本グループ=大富豪たちは、自分たちが「古代ギリシア市民」だとおもいこんでいる病的な発想をしているのであって、それ以外を「奴隷」だとしても不思議はない精神病理がある。

すなわち、トミオ・オカムラ氏の政治主張は、そもそもがヨーロッパ的ではないから、そのまま「欧州懐疑主義」といえるのである。
はたしてこれが、日本的なものからなのか?父に流れる韓国的なものからなのか?はたまた母のヨーロッパ少数民族(ワラキア人)の血がそうさせるのか?はわからない。

一般に、直接民主主義ではなくて間接民主制(代議制)を採用してきたのは、専門的な知識のある代議士を選択することのメリットが大きいからだといわれてきた。
けれども、代議士がぜんぶ専門的な知識の保持者か?と問えば、そんなことはないし、ヨーロッパなら貴族に任せることの方便・欺瞞すら感じるところである。

だからといって、身分制が厳しいヨーロッパで、いまでも賤民扱いをうけている大多数の一般人による直接民主主義が多数の幸福をもたらすのか?については、難しい問題なのである。

フランス革命の悲惨な失敗が教訓となる。

また、「自由」という点で、「党議拘束」がある、たとえばわが国の自民党のような全体主義政党では、代議士に「(投票の)自由」がないのである。

つまり、順番として、向こう100年やら200年かけてでも、身分制からの脱却のための「教育」が不可欠となるのがヨーロッパの現実だろう。
戦後日本人が勘違いしている問題に、ヨーロッパでの「大卒」とは、ほぼ貴族階級の子女である現実がある。

この点で、ロシア革命による教育革命があったけれども、今度は「党員」の子女でないといけない、あたらしい身分制となっただけなのである。

結局は、「パンとサーカス」さえ与えればよいのだ、という愚民政策に戻る。

ワールドカップ・サッカーも、オリンピックも、はては老齢年金から各種補助金も、みなこの政策の賜なのである。

その愚民政策を真顔でやっているのが、自民党・維新の与党であることを、トミオ・オカムラ氏はどのように観察しているのか?興味深いことである。

不思議人物タッカー・カールソン

1日、タッカー・カールソンが「新党を設立する」とのニュースが走った。

この前に、タッカー・カールソンとトランプ大統領が「決裂」したとの情報もある。

「FOXニュース」で看板キャスターだったタッカー・カールソンが突如解雇されたのは、2023年4月のことだった。
当時は、選挙投票機の名誉毀損問題から、FOXニュースが多額の和解金を支払った直後だったので、さまざまな憶測がながれたのである。

しかし、この投票機問題はまだ「捜査中」であるから、FOXニュースは「はやまった」可能性がある。
解雇されたタッカー氏は、自身の報道チームを立ち上げていて、トランプ政権2.0成立にあたっては、ホワイトハウス報道官に就任するのでは?との噂もあったのである。

もっとも、報道官ポストには「カリ・レイク女史」も下馬評の候補にあったので、なかなかの人気者が激突するかのようであったが、蓋を開けたら最年少女性が抜擢されたのである。
しかも、トランプ大統領はそのカリ・レイク女史をVOA(ボイスオブアメリカ)のトップに据え、教育省と同様にVOA廃止の段取りを命じたのである。

このことはタッカーにとって「いけず」な人事&ミッションとなったのである。

なにせ、カールソン家の家長である彼の父(ディック・カールソン)はCIA幹部で、さらにはVOAの局長まで務めた人物だからである。
さらに、彼にとってもっとショッキングなのは、FOXニュースで後輩にあたるアンカーだったピート・ヘグセス氏がトランプ政権2.0の国防長官に大抜擢されたことだろう。

こうした家の事情を、プーチン氏にもズバリ指摘されたと本人が語っている。
「お宅はCIA一家だよね」と。

タッカーは、新卒でCIA職員に応募するが、不採用となっている。

父との関係から、なぜに落ちたのか?は一般人には不明だが、トランプ政権2.0内部なら当時の記録から把握していることだろうし、ロシアの諜報網もしっていることなのかもしれない。

ふつう、こうした特殊な職業に就くに、あんがいと「家系」は重視され、採用にあたっては重みを持って考慮されるものだからである。
日本では、親子代々警察官、というのが珍しくないのは、家族の社会的信用度が高い、とみなされるからだ。

しかしながら、彼は父親の指導でジャーナリストになったと語っている。

なぜにディック氏は、そんなことを息子にいったのか?は謎だが、タッカーの新米当時、父の人脈のツテに頼っていたことも本人が認めているのである。

単純すぎる予想をすれば、アメリカ合衆国のプロパガンダ放送局長を経験し、古巣CIAの作戦援助をしていた父親の目線からしたら、息子をストレートにCIA職員とはせずに、民間で泳がせながら「インフルエンサー」にしようとしたのかもしれない。

それで、わざと不採用にした、とも邪推できる。

彼はに、CNN ⇒ MSNBC ⇒ FOXニュース という遍歴があって、これがなにを意味するのか?に興味が涌くのである。
CNN時代にはブッシュ息子1.0を支持しながらも、2.0政権になってMSNBCに移籍すると「手のひら返し」をしている実績がある。

トランプ支持から一転したのも、過去のパターンと似ているのである。

まさか、DSの申し子=『オーメン』のダミアン、ではないか?と疑うのである。

「保守」を装って、じつは保守を叩くひとを、日本では「ビジネス保守」と呼ぶ。
わたし的には、櫻井よしこやら門田隆将、あるいは高橋洋一などがその典型であるとかんがえているけれど、アメリカ版ビジネス保守の代表がタッカー・カールソンではないか?

そうやってかんがえてみると、昨今のトランプ大統領とタッカー・カールソンの決裂は、トランプ大統領側からしたら、ホワイトハウス報道官にも国防長官にも任命・指名しなかった、人事の妙、を実感していることだろうけれど、最初(経歴とインテルジェンス・コミュニティの情報)からわかっていたことなのだとかんがえた方が合理的である。

蜜月を演じたのは、タッカーひとりの芝居ではなく、トランプ大統領の「いけず」な性格も同様なのである。

つまり、お互いに自分に都合のよいビジネス上の「(つくり)笑顔」をしていたのである。

だれでもおなじではあるが、57歳になったタッカー・カールソン氏には、過去からの経歴の「重み」がどんどんのしかかってくる。
これは、人生が積み重なって形成される「信用の重み」という意味だ。

二流・三流以下は、この重みに耐えきれず「晩節を穢す」ことになるのである。

タッカー・カールソンとは何者なのか?の不思議が解明されることも、「晩節を穢す」ことのタネになるのであろう。

喜ばしいEUの内輪もめ分裂

ウクライナ・ゼレンスキー政権の本性が、プーチン大統領の当初からの指摘通りナチスであることが、ようやくヨーロッパ人にも見えてきたのは、この政権がおくびもなく「UPA(第二次大戦中の「ウクライナ蜂起軍」=ナチス)」への懐古と支持を表明していることが報じられるようになってきたからである。

本ブログでは、このことをウクライナ戦争勃発時から何度も書いてきた。
この意味で、「ご当地」たるヨーロッパ人の鈍感さに驚くし、ましてやいまもこれを真顔で否定するわが国有名大学の教授連のレベルの低さ(ウソつき度合い)にも驚くばかりなのである。

前に書いたが、ポーランドだけでなく、チェコやスロバキアでも同様に、ゼレンスキー氏への勲章剥奪が検討されているのは、彼がナチスだから、である。

これにはさしものEUも、7日から8日までトルコの首都アンカラでで開催予定のNATO首脳会議で当初提案されていたウクライナ支援金予算が半減するにいたっている。

主たる原因はアメリカが拠出を拒否しているからだが、EU=NATOも上の世論には逆らえない。。

なお、わが国は恥知らずにも、茂木外相と小泉防衛相が参加する予定で、またまたATMにされそうなのである。

どこまでも、自民党は反トランプなのだ。

それに、戦況としてまったく意味不明の「ウクライナ有利」の報道は、デジタルタトゥーを待つよりも馬鹿馬鹿しいほどの暴論であるが、日本政府もこれを信じているなら情報収集能力の無能を指摘されても反論できまい。

明治(憲法下)の内閣だったら、とっくに国会で責任が追及されて総辞職に追い込まれる事態である。

外務省に暴徒が集まって、「日比谷焼き討ち2.0」となってもおかしくないが、現代日本人にはもうその気概がないので官僚たちは安心してすっとぼけながら独裁ができるようになっている。

ロシアはこうした西側の愚劣な状況をみて、いよいよキエフ爆撃を激化させている。

ポーランド大統領は、前に当ブログでも指摘したとおり、とうとう西ウクライナの領有権を主張しはじめて、戦後を見据えた「ウクライナの分割」が現実になろうとしている。

北の国境にあるベラルーシが、いつウクライナに侵攻するかわからないし、バルト三国がいまごろ反露の妙な動きをみせているのは、ポーランドとリトアニアがおなじ国であった歴史からの磁力がはたらいているからだろう。

不正選挙で大統領がきまった親EUであるはずのルーマニアも同様で、ウクライナ国境を超えてきたトラックから大量のコカインが発見されたが、そのパッケージ一袋ずつにはゼレンスキーの肖像写真が貼られているミステリーが報じられている。

知る人ぞ知る、ゼレンスキーのコカイン中毒を皮肉ったフェイクニュースなのか?

トランプ政権は、そのコカイン・カルテルが国家ぐるみで乗っ取ったメキシコにおけるあからさまな「内政干渉」をも超える、捜査と攻撃をやると宣言し、ワールドカップのお祭り騒ぎに隠れて作戦を開始している。

マフィアの傀儡になった女性大統領には、これを防ぐ選択肢はない。

なんにせよ、終末を迎えているゼレンスキー政権をどうやって崩壊させるのか?については、例によって「内輪揉め」をやらせるはずで、保身のための告発がこれから連鎖的に出てくるであろう。

ために、焦るドイツ・メルツ政権は、ノルドストリーム爆破の犯人を今さらウクライナ将校だとして起訴したが、「んなはずがない!」とは素人でもわかる。

水深80mもある海底で、分厚いコンクリートに覆われたパイプラインを爆破するのに、レンタルヨットと通常潜水機材、それに数名の人数で実行できるはずがないからである。

それこそ、ドイツ品質をドイツ政府が否定するも同然なのである。

しかも、押収されたヨットには複数人の指紋がベッタリついていたというドイツ検察の発表を誰が信じるものか?

ようは、メルツが英・仏なる悪い仲間からの離脱をはかっているのである。
つまり、メルツはフォン・ディア・ライエンを見捨て、ひとりで逃亡を決めたのであろう。
追い討ちをかけるように、メルケルがまた爆弾告白をして、AfDなどの台頭を阻止するために、移民を大量にいれて左派勢力に投票させようとしたことを認めた。

ようは、バイデン民主党と発想がおなじだった、ということで「人権」はそのための方便であった。

ドイツ人は怒り心頭に発している。

これもまた、汚いものたちの浅はかな内輪揉めなのである。

ヴィクター・ウィリス追悼のいけず

1日、トランプ大統領は自身の「Truth Social」に投稿して、ヴィレッジ・ピープルのヴォーカル、ヴィクターウィリス氏が74歳で亡くなったことについての追悼文をあげた。

トランプ選挙演説ツアーの最後にかかることが定番だった『YMCA』のヴィレッジ・ピープルのことである。

このコメントに、おおくの「反発」が寄せられている。

まず、この曲が「30年前」のものだというまちがいの指摘である。
1978年の発売だから、「計算できないのか?」という反応である。

ちなみに、わが国で西城秀樹がカバーして歌った『ヤングマン』は、翌年の1979年発売である。
この曲が映画で使われた、織田裕二主演の『卒業旅行−ニホンから来ました』(1994年)は、なんと「VHS」でしか入手できない。

じっさいに、この映画のなかでの扱いもすでに「懐メロ」となっていた。

しかして、オリジナルの曲およびグループは、いわゆる「ゲイ」であって、当時のアメリカで「YMCA(キリスト教青年会:Young Men’s Christian Association」は、ゲイたちがパートナーを物色する場所と化していたから、このことを明るく歌うのが趣旨といえる曲なのである。

つまり、共和党トランプ派のバリバリの福音派からの目線(反LGBTQ)としていえば、水と油、の関係にある。

しかしながら、トランプ氏の全米各地での選挙演説会(ラリー)とは、じつは福音派牧師としての「ミサ」なので、終演を飾る曲としてピッタリあてはまって、支持者とともに踊るその姿がまた、『天使にラブ・ソングを…』を彷彿とさせて、これまたトランプ氏と水と油のウーピー・ゴールドバーグを刺激した。

当初ヴィレッジ・ピープルは、トランプ陣営にこの曲の使用中止を求めたが、あまりのリバイバル・ヒットに、2025年1月19日、ワシントンD.C.でのトランプ大統領二期目就任式前夜際に登場し、「ホンモノの演奏を披露」して、おおいに盛り上がったのである。

本人たちは、トランプ支持になったわけではないと言い訳し、だが一方で、トランプ氏によってこの曲がアメリカ人を喜ばせたことは認めている。

つまり、敵対するものたちを取り込む「交渉(ディール)」としてみれば、あきらかに政治的勝者はトランプ大統領なのである。

嫌い嫌いも好きのうち。

そうやって、トランプ大統領の追悼文の行間を読むと、そのいけずぶりと牧師としての立場の混在がなかなかに興味深いのである。

だから、この行間が読めないと、ただの批判しかでてこないことになる。
その「あぶりだし」が、寄せられるコメント欄でハッキリすることも、しっかり狙っていることなのだろう。

これがほんとうの「いけず」なのである。

芸能ニュースは犬も食わねど

2日、突如俳優の佐藤二朗氏の「X」ポストが届いた。

なんのことかわからなかったが、どうやら橋本愛と共演したときの職務上のトラブルらしい。

ハッキリいって、わたしにとってどうでもいい話なのだが、「かぶいて候」というわが国における芸能とくに「歌舞伎」の本質とからめて暴論を書いてみる。

結論から先にいえば、「正義」を論じてもせんないことなのである。

「傾(かぶ)く」が「歌舞伎踊り」の語源で、「かぶ」とは頭のことをさすから、頭が傾(かたむ)く、という意である。
ここから、頭をかしげてかんがえる、とか、勝手気ままな振る舞いや身なりとか言動をすることに変化して、歌舞伎踊りを演じる意味になったのである。

さらに喫茶に向かい、茶の味から品種を飲み分けるのを「かぶきちゃ」といった。

むろん、これらはわが国独特の文化であって、世界に類例はない。

むしろ、ギリシア悲劇やら喜劇やらを引き継いだ、ヨーロッパ・オリエント世界との隔絶であって、わが国における「芸能界」の特殊は深い意味をもっている。
それが、「河原者」と呼ばれる、中世からの賤民ではあるけれど、いまではかんがえられない寺社の権力を背景に「特権」すらあったのである。

むろん、こうした寺社のうえに君臨したが「朝廷」であったので、皇室における特別扱いの庇護が公然とあっての「特権」であったろう。
その最たるものが、全国を渡り歩ける「特権」だったといえ、「関所」も自由通行できたのである。

当然ながら、歌舞音曲とのつながりから、各地の遊郭との関係も深い。

映画『国宝』における、遊郭との関連性もコレである。

GHQによる日本文化攻撃の一環で、表向きは道徳的やら女性の権利強化を装うが、じつは、かえって地下に潜ることをしっている連中がやった、「売春防止法」施行による遊郭の禁止でも、結局「赤線」「青線」地帯がいまでも消えることはない。

街の構造上(町割り・都市計画として)、どのような地域がそれにあたっていたのか?は、じつは「都市観光の対象」として観れば、他の用地たとえば「寺町」とかとの関係がみえてきて、なかなかに興味深いのである。

そこにどのように女性たちが供給されているのか?も、経営者の素顔も、その経営システムも一般人には知る由もない特殊世界なのである。
この意味で、不幸にも殺害された伊丹十三監督作品の『マルサの女2』における、伝統的人身売買の表現は現代にあってなかなかに衝撃的であった。

しかし、「肉食の思想」がDNAにこびりついている欧米人の欲望発散は、われわれ日本人のレベルをはるかに越えている。
もうそこに、芸能、というジャンルさえ欺瞞のカーテンにはならない露骨があるので、その表現はいわば「告発」となるのである。

そんなわけで、佐藤二朗氏には交通事故のようなできごとかもしれないが、相手役の出演条件を佐藤氏の事務所が「あえて佐藤氏本人に事前にしらせなかった」、というのが事実なら、これまたスキャンダル作り=商売、としての道具にされたというこの業界特有のいつものオチになるのである。

すると、条件を出していたのにこれをあたかも無視されたことになる橋本愛の側に落ち度はなく、佐藤氏の事務所が仕組んだ「内輪劇」におさまるので、佐藤氏がこれを許せないならば、佐藤二朗氏の方が俳優業の資格はない、という論理となる。

だから、佐藤氏の事務所が何の目的でこうしたスキャンダル作りをしたのか?となるのだけれども、「カネ」だという究極で、一般人のわたしがこの先追及する気も起きないのである。

しかし一点、事務所にしたら所属の俳優は「商品」である。

その商品を傷つけることまでやってカネにしたいというなら、どんな経営体なのか?に興味が涌くのである。

つまり、かぶき者は、この事務所なのであった。

初の共和党中間選挙大会

6月30日、連邦最高裁が様々に揺れる判決を連発する中、トランプ大統領は、「ビッグニュース!」として、初の中間選挙党大会をアナウンスした。

時期は、9月9日、10日の二日間で、場所は「あの」ダラス(テキサス州)である。

1963年11月22日、運命の銃弾がケネディ大統領を襲ったその場所だ。

これは、DS(戦争屋・ネオコン=グローバル全体主義=共産主義)への挑戦状なのか?それとも、DS退治の自信の現れ=安全宣言なのか?議論があるところだろう。
だが、共産化が著しい民主党だけをターゲットにしてはいない。
じっさいに、トランプ政権2.0は、ケネディ暗殺に関する機密解除を実施している。

犯人像として、CIA主犯説が高まっているのである。
その理由は、ベトナム戦争をやりたいDSが最大の障害たる大統領の「排除」をきめて、CIAに実行させたというものなのである。

つまり、国内テロを政府組織がやった、という衝撃である。

そして、なんと副大統領だったリンドン・ジョンソンも、本作戦を事前にしっていて、近しいものに、「ケネディの終わりと自分の時代」について語っていたという。
けれども、DSの要求どおりアメリカをベトナムの沼に引き込み、社会主義を推進したことで、ジョンソンは嫌われ、それがもとで政治生命も終わったのである。

あとを襲ったのはリチャード・ニクソンだったが、そのニクソンはいまとなっては、DSがでっち上げて仕組まれた「ウォーターゲート事件」で失脚する。
ニクソンの政策は、とくに「わが国の主権」をめぐってかんがえると、画期的だったのだが、「ロッキード事件」も連結して、DSの凄みがわかるのである。

とにかく、トランプは共和党を牛耳る事に成功し、あくどき民主党を追いつめて「永久追放」を目論んでいる。
オバマ逮捕・起訴がいつなのか?となっているのは、近年のアメリカがやったあらゆる悪事がこの人物に集中するからである。

けれども、よどんだ水は腐る、から、共和党が政権を担い続けることも良いことばかりではない。
これをどうやって阻止するのか?は、古今東西の歴史が示すように、根本的な解決策はないのである。

むろん、トランプ大統領やらJ.D.ヴァンス副大統領やらが、こうした歴史をしらないはずもない。
そこで、中長期的に打つ手は何か?が気になるところである。

まずは、膿み出し、としての機密情報公開があった。

その膿があまりにも汚染されているために、曝露された民主党はパニックを起こしている。
旧来型エリート(エスタブリッシュメント)の民主党幹部が、あいついで予備選で落選し、共産主義をハッキリ標榜する人物たちが支持を集める地獄化=自滅がはじまっていると書いた。

こうした現象はヨーロッパにも波及して、EU=NATOを支える英国、フランス、ドイツの政権は、どちらさまもレームダック化をはじめている。
それで、開き直ったゼレンスキー政権は、とうとう本性のナチスをあからさまにして、これまでの「ロシアのプロパガンダ説」が自壊しているのである。

もっとも敏感なのは、ポーランドで、ゼレンスキー政権が顕彰しているナチス協力者のステパーン・バンデーラの件で、ゼレンスキーに授与した最高位の勲章(「白鷲勲章」)剥奪をポーランド大統領が発言したことをうけて、自ら返上する前代未聞の騒ぎになっている。

ヨーロッパのウクライナ支援そのものが自壊をはじめているけれど、これまでの支援金の使途についての監査が本格化すれば、その汚職の巨大さ(スキームとしてはよくある「福祉・厚生詐欺」とおなじ)に世界の凡人とDSはひるむしかないところまで追いつめられている。

ようは、トランプ政権2.0による「世界的な地ならし」が効き始めているのである。

そんなこんなで、初の中間選挙に向けた党大会でなにが飛び出すのか?

その前に、4日のアメリカ建国記念250年、もじゅうぶんに興味深いのである。