トランプ政権2.0による、ヨーロッパ(EU&NATO)から日本の引き剥がし大成功を受けて、ヨーロッパとしては、「日本の裏切り」を放置するわけにもいかないので、小汚い発想をすることに長けている英国を中心に、なんらかの「制裁」をおこなうのか?それとも、ニコポン的なやり方で、アメリカを再び裏切るように誘導されるのか?のせめぎ合いになるのは必至である。
ちなみに、逆神・極左紙ニューヨークタイムズは、日米首脳会談を、「日本の大成功」と報じているところが、やっぱりなぁ、なのである。
そうは書けない、日本の逆神紙は、トランプ大統領の「真珠湾奇襲」発言に話題をすり替えるしか芸がないので、ニューヨークタイムズの威をかりてコピーすることもやっている。
ただし、この「真珠湾」発言になったのは、日本人記者からの身の毛もよだつバカげた質問が引き金であった。
同盟国に事前連絡もなくイランを奇襲したことが、各国の「戸惑い」となっていることについてどうおもうか?である。
いまどきの少年マンガでもこんなマヌケな場面を描く作家はいない。
なお、合衆国憲法において、アメリカ議会の専権事項である「宣戦布告」に対し、アメリカ合衆国大統領の「戦争権限法」(1973年:ニクソン政権時)では、
・軍事行動から48時間以内に議会への報告が義務付け。
・60日以内の撤退(または承認)が必要 とされていて、前段について今回は、「事前」に議会の与野党トップに通告があった。
つまり、アメリカ大統領は、「宣戦布告なし」で(短期の)戦争ができる権限をもっている。
なので、この法をしっているアメリカ人記者からしたら、同盟国ニッポンの記者の「無知」の方にイラだったようである。
さてそれで、トランプ大統領のこの発言に「身をこわばらした」とはいうが、「日本の保守政治家」として、骨髄反応的反論もできなかった高市を「極右」ではなく、「保守」と書くニューヨークタイムズの側にも、なかなかに慎重かつ意図的な言葉選びが見え隠れするのである。
もしも、高市が「たしかルーズベルト政権は(真珠湾攻撃を)ご存じだったかと?」とでも言い返したら、トランプは笑顔で「(戦争屋の)民主党(政権)だったから」としっかり骨髄反応で返すだろうから、こうは書けなくなったろうに。
むろん、この「民主党だから」には、高市のアメリカ留学時代に世話になった民主党議員のことも「掛詞」になるけれど、エセ保守ゆえの高市には骨髄反応もできないで、なにもなかったことになったのは、幸いした、ともいえるし、随行の外務省の役人は現地大使をふくめ「よかった」と売国の保身にホッとしたにちがいない。
なにせ当時、東京は「宣戦布告文書」をアメリカ側に渡したはずの後の真珠湾攻撃作戦であったものが、大使館内の身内パーティー出席を優先させて放置していた「大罪」をなかったことにしたいのが、外務省の本音なのである。
これを、組織的隠蔽(工作)、という。
よって、日本人一般へは「濡れ衣を着させらたまま」となる、不名誉の公式確認なる重大事が起きたのである。
つまり、外務省は外務省のためだけに外交をやっている、噴飯物の組織なのだ。
さて、名誉職になって久しい、在英日本大使と在仏日本大使は、とっくに「上がりモード」だろうから、局長級経験者として東京本省の後輩たちによる「訓令」にどこまで真剣に対処するか?となると、遊びボケでなにもしない、という安全をはかるのが関の山だとおもわれる。
それに、外務省の外交官は、平成13年(2001年)に外交官試験が廃止されて国家公務員試験に統合されたので、いまの中堅たる課長級は「外交官ではない」という意識が、ご老体方には多数派だろうから、より一層、本省のいうことを聴かない組織になっている可能性があるだろう。
「役人」という人種にとっては、「試験に通った一点」こそが唯一の身分保障なのである。
戦時下の昭和17年にも、外交官試験としての「外交科」が「行政科」に統合され、戦後の昭和22年に「新・外交官試験」として復活している歴史がある。
なので、この5年間に採用された「エセ」たちが、高度成長期の日本外交の要になったともいえる。
骨のある外交官の最後は、村田良平で、このひとで絶えたのだった。
とにもかくにも、ヨーロッパの情勢がいつでも「魑魅魍魎」なのは、外交を仕切っている連中が全員「貴族」で「ご親戚」たちのなかにあっての「密談=陰謀」によるからである。
それで、日本も「華族制」でもって、身分的な対等を醸し出して情報戦を闘ったが、結果は歴史の示す通りとなった。
源平合戦の元になる、「鹿ヶ谷の陰謀」は漏れてしまったが、ヨーロッパ貴族の陰謀はめったに漏れないのである。
むろん、ヨーロッパ貴族の長きにわたる政略結婚での血縁に、ロシアも入っていたけれど、ソ連になって途絶えたこともロシアがいまのヨーロッパ貴族から嫌われる理由だろう。
あくまでも、「身分制」で発想するから、とくに西ヨーロッパにおける民主主義なる制度は「方便」にすぎない。
こうした点でも、体制転換後のロシアとアメリカは本来的には相性がいい。
アメリカの戦争屋たちがロシアを徹底的に嫌うのは、ソ連時代から続くロシア製の武器系統が、まったく相いれない規格のために「売れない」ことにあるし、「テトリス」を発明したロシア人の優秀さが、贅沢三昧のアメリカ人ではかなわない嫉妬もおおきいのだろう。
なので、武器をたくさん売って儲けるにはロシアと闘うことが前提になっているのである。
しかしながら、トランプ政権の登場で、戦争屋たちは無理くりバイデン政権を打ち立てたことが裏目となって、復活のトランプ政権2.0をもたらしてしまい、それが「政治的大惨事」を招いているから、バイデンではなくそのまま二期目もやらせておけばよかった、という泣き言となっている。
けだし、イランの件で、ウクライナに回さずとも、アメリカ軍の武器需要が高まったので、戦争屋たちはコッソリと胸をなだめていることだろう。
ロシアの介入なくしてイランはおさまらないようにはじめから建て付けられているとおもわれるために、問題はいつ?プーチン氏が登場してくるかになっている。
かならず起きる「石油」や「天然ガス」の暴騰で、もっとも救われるのがウクライナ戦費調達に疲れているロシア経済への援助となるために、一息つくまではご登場なさらないはずなのではある。
よって、この間、我われ日本人も高いガソリンを買わされて、負担がわかりにくいウクライナ支援とはちがって、直接の痛みを伴うロシア支援の負担を負わされるしかないのである。
これをトランプ=プーチン会談で段取っていたのだろう。
結局のところ、ゼロサム・ゲームでしかなく、損をするのは一般人だけなのである。
それゆえに、「戦後」とは、ウクライナとイランをセットにしたこととなって、これに、「大アブラハム合意」が結合したら、トランプ政権2.0による「世界的な地ならし」は終わる。
ついでに、アメリカにとって歴年の目の上のこぶたる、キューバも、ベネズエラに端を発したことの戦略的な意味が一層ハッキリして、しっかり体制転換していることだろう。
すると、「戦後」における最大の外交イシューとは、ロシアとの「雪解け外交」になること必定で、もはや水面下でスケジュール化されているのではないか?とうたがうのである。
ならば、わが国における「第一人者」は、鈴木宗男氏のほかにない。
これが、なんだかんだいいつつも、自民党に復党した真の理由ではなかろうか?
すでに78歳の年齢だが、日露国交回復のワンイシュー&ワンポイント短期決戦での首班指名は、外務大臣就任よりもあり得るとみる。
当然に北方領土問題がからむけれども、トランプ政権2.0は、返還後の島に米軍基地を置かないとの言質をプーチン氏に伝えることもあるだろう。
だが欺されつづけてきたプーチン氏からしたら、「共同開発」が望ましいのは当然だ。
むろん、北方領土問題の真の原因は、トルーマンが勝手にスターリンに差し出した歴史的事実によるし、歴史家のプーチン氏もこの経緯をしらないはずはない。
おそらく、歴史をしらない凡人だった安倍晋三は外務省のレクチャーを信じてモスクワ入りし、プーチンに詳細解説されて驚愕したにちがいない。
これからは、千島列島とアラスカをあわせた資源開発にもおそらく言及があるだろうし、樺太とサハリンの開発は当然となるだろう。
むろん、とっくにぶち上げられていた、シベリア鉄道の高速化についても、ウラジオストク港のコンテナ管理システム整備とセットでわが国の支援が動けばビッグビジネスとなる。
それに、プーチン氏は、ウラジオストクまでのガスパイプラインを構想しており、そのまま海底に伸ばせば、鈴木氏の地盤たる北海道はもっとも安価な方法でガスを得ることができるから、産業経済にとっての大エポックになり得る。
むろん、こうした変革は、本土による北海道支配の利権構造を壊すので、国と道の「開発庁」は、陰険な妨害工作をするにちがいないのだが。
そんなわけで、「鈴木宗男政権」は、ポスト高市の本命ではないか?と邪推するのはこういうことなのである。

