福岡県議会、横浜市議会、それに、無所属新人議員の誘発から東京都議会が「仕事をはじめる」ようになってきた。
社会派小説や映画などで、腐敗の議会・議員といえばアメリカという刷り込みがあったけれども、だれも興味がなかったわが国の地方議会が、あまりの低レベルでいることの恥に住民たちが気づきはじめたのは良いことではある。
ただし、東京都議会のばあいは、そのポンコツぶりが都庁とセットな分、なかなかの漫才状態である。
「仕事のやり方」が、粗いでは済まされない無茶で、これをまた当該無所属新人議員がSNSで拡散している。
すると、この議員が得る「SNSからの広告料を都に返還せよ」との事態となった。
当該無所属新人議員は、本業が公認会計士である。
都のいいぶんの無茶は、まったく法的根拠がないから、東京都は無法地帯となっていることがわかったのである。
それもこれも、知事与党の病的なポンコツが醸し出す現象なのであるが、どこか知能を疑うレベルで深刻なのである。
ロシア政府がいいだした、バイデン・民主党政権の評価、「医学的に病的」が、日本各地にあるという皮肉は、民主党の征服地だからだろう。
ということは、都をライバル視している神奈川県もきっとひどいはずなのだが、横浜市に住んでいると神奈川県が見えない。
その理由は、県議会が死んでいる、からだろう。
それしても、やっぱりサイコパス市長の動向の方が、おもしろいからである。
むろん、神奈川県知事がまともなはずもないのだが、こちらは知能が低すぎて役人のいいなりだから、いてもいなくともおなじなのである。
むろん、議会もテキトーで問題ないようになっている。
幸か不幸か、わたしの人生で、一度も神奈川県庁に入ったことがないのは、ぜんぜん用事がないからであった。
ほんとうはそんなことはないのに、横浜市民をやっていると、神奈川県の存在がえらく小さくて、これはこれで健全なのであるけれど、県民税の使い道にぜんぜん興味がないのは我ながら問題だと思っている。
東京を超えて埼玉を越えると、「北関東」なる共同意識があるエリアになるが、神奈川県民で「南関東」なる意識をもっているひとに会ったことがない。
ましてや横浜をや。
「君が代」よりも歌唱回数が多いはずの「横浜市歌」は、冗談抜きで横浜市民なら全員歌詞をみなくても歌える。
どうやらこれが、計画された一体感の正体で、むかしなら同じ目的で作られた「社歌」があったものだ。
そんなわけで、寝ていてもよかった横浜市議会が、モンスター市長の登場で目を覚ますしかなくなったのは、同じ穴のムジナにされたくない、という有権者からの感情による一種の責任逃れの大爆発なのである。
しかして、この市長の選挙を応援していた団体は亀のように首をすくめて嵐が通り過ぎていくのを待っているようだ。
それが主に労働団体だという筋の悪さがある。
筋が悪いというのは、組織内の自浄作用が作動しないことをいいたいからだ。
すると、福岡県議会議長のカツアゲ問題にも、これらの団体は文句をいえない。
これはこの国の腐敗が、「民主なはずの組織」の最深部にまで及んでいることを示すのである。
はじめに書いた、東京都議会と都庁とのセットでのポンコツぶりは、学校におけるイジメのおとなバージョンであるから、とっちゃんボーやたちが学歴だけをひっさげて齢を重ねたマンガのような現実をみせてくれている。
これは、劇場国家、だ。
まったく、三島由紀夫のいう通りとなっている。

