ロシア外務省の報道局長、マリア・ウラジーミロヴナ・ザハロワ博士(歴史学)が、26日、NHK記者に対してブチキレの「大正論」で質問返しをやって、「X」ではおおいに盛り上がっている。
Sputnik日本版では、タイトルが「プロパガンダは日本でやってくれ」で、 「ザハロワ報道官、日本の記者を痛烈批判」となっている。
むろん、NHKはこのときの模様を「放送しない自由を行使」しているはずである。
「だから『報道の自由ランキング』で低位にある世界の恥」とも一般人に投稿されているのだ。
まったく、ザハロワ博士の指摘通りなのである。
しかして、ザハロワ報道局長はなぜにこのタイミングでNHK記者の取材を受けたのか?をかんがえると、これをいいたかった、こともあろうが、それよりも大きな理由はなにかが気になるのである。
当然に、NHKの背後にある「日本政府」に向けたカウンターパンチであるにちがいない。
ザハロワ博士に問い詰められたNHK記者は、あえなく「日本政府による指示ではない」と口走り、「日本政府による支持があった」ともとれる言い訳をしているところが、まったくもって、「浅はか=バカ」を丸出しにしている。
NHKに入局し、ロシア語で質問することができるのは、よほどの大学を出ているエリートだと想像できるが、これが現代日本エリートの薄っぺらな姿であって、教育関係者はこの無惨に責任を感じなければならないのだが、そんな高尚な志をもった者も絶えているのがわが国の実情なのである。
かんたんにいえば、「チコちゃんに叱られる!」どころの騒ぎではない。
では、だれがNHKを叱り飛ばしてくれるのか?と問えば、まずは「総務省」となろうが、この役所の役人が各地の民放などへ天下りする慣行に鑑みれば、まったく役人には期待できない。
そうなると、国会議員から大臣や政務官になるひとたちの出番なのだが、どんなウソ放送を企図されて選挙妨害を受けるやもしれぬので、触らぬ神に祟りなし、となるのが関の山なのである。
となると、「議院内閣制」は機能しているのか?という重大な構造問題に発展する。
これは、議院内閣制の本家、英国はスターマー政権におけるグダグダもしかり、なのである。
ならばどんな統治方法がいいのか?となるが、「首相公選制=大統領制」をいいだしたがぜんぜん実現しなかった中曽根康弘元首相の先見性が光りだす。
だが、人工的に設計されたアメリカ合衆国の大統領制も、オバマ・ヒラリー・クリントンによって破壊され、とうとうバイデン前大統領が、トランプ政権2.0の司法省を訴える事態にまで追いつめられて、一般の民主党支持のアメリカ人も「陰謀論」ではなかったことに気づき始めることとなった。
その訴状とは、「現トランプ政権2.0の司法省による、バイデン政権時にやったバイデン大統領への事情聴取録音の公開阻止」なのである。
むろん、公開による問題は、バイデン氏の認知能力の公開と等しいために、すでに「恍惚の人」となっていたばあい、だれがアメリカを統治していたのか?となるし、あの「オートペン問題」で、バイデンによる大統領令が無効ともなれば、アメリカは歴史上初の「4年間の政治空白があった」特異な国となる。
それが、「国家反逆罪」となる大スキャンダルだ。
ことし、建国250年を迎えるアメリカで「これ」なのである。
しかしながら、「これ」が自浄作用だと理解すれば、議院内閣制に期待できないダイナミックさが大統領制にはあることになる。
行政府と立法府の政治家が結託する、議院内閣制の弱点である。
つまり、ザハロワさんに叱られたのは、日本の政体、そのものだったのである

