見えるものしか見ないようにさせられて、見えないものを見させられない政府やマスコミのコントロール下にあることも忘れると、何が何だかわからないので「トランプ=悪いやつだ」との刷り込みにはまり込まされることになっている。
とくに、トランプ政権1.0における横暴な言動の「印象操作」が、そのまま記憶や骨髄反応に条件付けられて、なかなか修正できないのは、人間の脳の特性をしっている者たちによるものだと意識しないと、こうした「洗脳」は解けないのである。
だが実態は、トランプ氏が横暴だったよりも、政府(ワシントンD.C.の「沼」)内の反トランプ勢力(これを「DS]という)が、あまりにも広範囲にまた深く存在するために、あらゆる局面で「サボタージュ」にあっていたことが原因だったといまではわかっている。
それが証拠は、あの腹心のはずのポンペオ国務長官すら、政権交代で退任した後に、自らその正体を明らかにして、世界を驚愕させたのである。
それで、トランプ政権2.0では、「お呼びでない」とハッキリ通告して縁切り状態となっている。
トランプ政権2.0として、ウクライナの「和平」をあたかも放置しているように見える件と、年初のベネズエラの件があったのに、今般のイランの件で目眩しを喰らっているうちに、事態は「キューバ」での政変に及びだしている。
キューバのエネルギー源は、ベネズエラからの石油供給支援で成り立っていたのが、それがトランプ政権によって断ち切られているために、いよいよキューバの共産政権がバンザイしてアメリカの軍門に降ることを承知する「事件」となっている。
これに並行して、拉致されたベネズエラ「元」大統領の夫婦は、どうしているのかも報道する者がいない。
勝手な妄想だが、「選挙不正の生き証人」として保護したのがトランプの目的だから、きっと快適な環境で厚遇されているに違いないのである。
なので、こうしたことに説得された副大統領の昇格でできている現ベネズエラ政権は、アメリカに反発するどころか見事にアメリカの傀儡として積極的に機能を果たしている。
さらに加えて、ノーベル平和賞をトランプ氏に捧げた、野党のマチャド女史とも話がついているとおもわれる。
そのノーベル平和賞選考委員長だった、ノルウェー元首相は、「エプスタイン文書350万ページ」の公開で逮捕の身となって、ノルウェーなる国自体の闇が明らかになった。
そもそも、ノーベル平和賞とは、ノルウェーとスエーデンの「ケンカ和解」を記念したもので、この賞だけノルウェー政府が選考主体となっているのである。
とにかく歴代の政権が、どうにもできなかったキューバを歴史的転換としてどうにかしようとしているのがトランプ政権である。
何度も書いているが、ストラテジーとして、アメリカ単体だけではなくて、ロシアのプーチン政権とも連携しているのは少し詳しく観察すれば誰にでもわかる話になっている。
それと、2月の「一般教書演説」をぜんぶ観れば、キューバ出身のマルコ・ルビオ国務長官への権限委譲の件としてアッサリ触れているのである。
イランでの米軍の「苦戦」は、ウクライナに回す武器はない、という仕組んだ上での意味であって、自前で武器の生産ができないEUもNATOも、イランを理由にされたらカネだけのウクライナ支援はどうにもならないのであるけれど、腐敗したゼレンスキー政権は、そのカネを欲しがっている。
だから、英・仏がいい出した「ウクライナへの直接派兵=事実上の第三次大戦」もできなくなった。
トランプ政権は、ロシアの勝利を支援し、ウクライナのナチ政権を終わりにさせたいのである。
そのために、イランを使っている。
しかし、そのイランも、周辺国に無差別攻撃をする「愚策」で、とうとうUAEが米軍(=イスラエル)に「有志参戦」を決めるというこれまた歴史的転換がはじまっているが、UAEは2020年のトランプ1.0政権時に「アブラハム合意」でイスラエルと国交正常化を果たしているので、「アラブの大義」とは分離できる。
そのアラブ側のオマーンとエジプトが仲介役に買ってでているのは、エジプトは1979年にイスラエルと平和条約を結んでおり、オマーンは正式に「アブラハム合意」に達してはいないが、穏健派として反イスラエルではないことに注意がいる。
イスラエル首相としての公式訪問をオマーンは受け入れているのである。
そんなわけで、トランプ氏はイランとどう折り合いをつけるのか?になるのだが、「戦後」の構想無くして感情的に武力行使をした、とはあり得ないのがトランプ氏の経営者目線なのである。
彼は、はじめから勝ち目のない「賭け」をするような人物ではないし、むしろ、徹底的なシミュレーションを事前にやらせて決断しているとかんがえないと、生き馬の目を抜くニューヨークでの不動産業で成功するはずもないのである。
ただし、それらスタッフが「DS」の残党である可能性は、日本人として考慮しておくひつようがある。
中間選挙を控えて、どのタイミングでマドゥーロ氏が登場し、何を語り出すのか?も、シナリオはすでに書き終わっていると見る。
おそらく、キューバの現政権が完全にバンザイしたタイミングでのことになるのだろう。

