15日から17日までの短い時間で、首脳だけが閉じた空間で「缶詰」になるのは、なにかを決めたいからではなくて、すでに決まったことの確認だけ、をする場であるにちがいなく、もしもあたらしい議論が主体であるというなら、究極の時間つぶし、のはずである。
各国の官僚がこれを許さないからである。
しかし、もはや世界のGDPシェアを失っているので、いまや「7カ国」だけでは不十分だから、形式上は議長国(持ち回りでことしはフランス)の招待にして、ブラジル、韓国、インド、ケニア、エジプト、カタール、UAEさらに、ウクライナが呼ばれている。
ちなみに、2014年のロシアのクリミア併合で、「G8」からロシアが抜けたことになっているが、正確には「クリミアのロシア復帰」であったので、北方領土問題からしたら、わが国は「祝福しながら要求」すべきタイミングであったのをわざわざ逃したのであった。
真っ黒なバラク・オバマ政権の圧力に屈したからであろう。
そのオバマは、いま、トランプ政権2.0による国家反逆罪で起訴寸前のところにあり、出自をしった(義理の)娘は、MAGA(トランプ大統領)支持者として活動している。
初サミット参加ということ「だけ」を強調するわが国のマスコミは、その反トランプの腹黒い意図から高市ヨイショをやっていて、高市もどういうわけかフランスではなくまずは英国に飛んで、邪悪の権化スターマーと会談し、なんと、日英関係の強化、なる邪悪な取り決めをしてしまった。
そのスターマーは、サミットの密室に登場せず、あろうことかゼレンスキーとコッソリ会談していたのは、まったくもってトランプ大統領を刺激したことだろう。
これを裏でやらせているのが、議長のマクロンとフォン・デア・ライエン、それにドイツのメルツであることは素人でもわかる。
だから、先立って英国訪問した高市も、トランプ大統領からは「一味」だとおもわれたにちがいない。
トランプ政権2.0がやり遂げた完璧なイランのスケジュール管理で、焦りまくっているのが、(対ロシア)「戦争継続」しか頭にないこれら一味なのであって、前代未聞の首脳会議をすっぽかしてまでしてみせたのは、まったく低能の極み、なのである。
それゆえに、支持率が最低のスターマー政権をおびやかす、「内政問題」がこのタイミング(サミット中日の16日)で吹き出し、本国では政権が吹っ飛ぶ危機となっている。
わが国外務省の、情報収集力の非力さ=ほとんど無能が、計画された高市訪英となって露呈してしまったのである。
世界的恥さらし。
それでも無理に深読みして、英国とEU=NATOとアメリカトランプ政権2.0を仲立ちして取り持つためだ、と解釈することもできるだろう。
けれども、『ゴッドファーザー』にあったように、しれっと仲介を申し出る者こそ「裏切り者」として認識されるものなのだ。
この意味で、トランプ政権2.0からの目線では、日本と韓国の両国は、しっかり「裏切り者」だと認定されているはずで、いつどこでなにが仕掛けられるものか?を憂慮する。
むろん、とっくに「仕掛け」は構築されはじめていることだろう。
なにせ、ぜんぜん話題の相手にしない韓国をなぜに呼んだのか?の謎が漂うからである。
とはいえ、その仕掛けを実行に移すトリガーすなわち口実を何にするか?(北、中国、ロシア、台湾などを)は、トランプ政権2.0の手中にあるとみる。
ときに、プーチン大統領が、「(ウクライナ)戦後」について改めて「X」で語っているのが、やはり「このタイミング」ででている。
その内容は何度も主張していることなので新味はないのだが、ゼレンスキー氏の法的(ウクライナ憲法)正統性の欠如の指摘なのである。
つまり、西側諸国は、憲法違反の政権を徹底的に支援する愚挙をしている、との指摘であって、まったく反論の余地がない。
これを、日本でいう「検事総長」までやったスターマーがしらないはずもないので、スターマー以下の一味は、完全に論理破たんしている、といえる。
「ウクライナと共にある」といった高市も一味なのだ。
次の「世界的な地ならし」のステップは、ゼレンスキー(政権)の排除、となる。
これは、ロシアの戦争目的のひとつだからである。
だが無能者の集合となった、「G7サミット」とは、ならずものたちの談合の場であって、招待されたからとノコノコと参加するのはどういう神経か?となるのだが、呼ばれた側のほとんどが「BRICs」加盟国なのだという現実がある。
そんなわけで、BRICsにG7が乗っ取られた、というのが正しいだろう。
一応のメンツだけの惰性で毎年続ける意味は不明だが、それもトランプ政権2.0の離脱で崩壊するのだろう。
あたらしい「サミット」とは、アメリカ、ロシア、中国の3カ国でしかないのが現実なのである。
ずっとATMとしてしか利用されないわが国が参加国にないのは、国民にとって「いいこと」ばかりなのである。

