「参政党」5000人大会の現場

前に「予告」した、「現場レポート」である。
「野次馬」根性が嵩じてのことだ。
それは、「歴史的転換点の証人」になるかもしれないという、ひそかな人生イベントへの期待でもある。

昨8日は、横浜「参政党・デー」だった。

午前10時~12時までは、桜木町駅前にての街頭演説、それから、午後2時~8時半(なんと6時間半)までは、2万円のチケットを購入したひとが入場できる、パシフィコ横浜での、参議院選挙資金(パーティー)としてのイベントが開催された。

街頭演説から参加したら、丸一日が「政治一色に染まる日」となる。

JR桜木町駅は、改札口が3箇所ある。
横浜市役所の移転にともなってできた、初代横浜駅の入口があった「新・南口」は広場が狭くなったので、面影もなにもないという、JRがやるいつもの「文化破壊」の跡地になっている。

街頭演説の「いつもの場所」は、「南改札」の海側広場(東口)だから、そこを想定して降車したら、横浜駅側の「北改札」側に異様な「ひとだかり」ができていた。

ちなみに、いつもの場所には、立憲民主党と日本維新の会(松沢成文前神奈川県知事)の街宣車とのぼり旗が数本あって、閑散としていたけれども、そのうち「法輪功」の団体がブラスバンド演奏をして、「反中共」をにぎやかにやっていた。

「野次馬」だから、なるべく後方の場所に立って、全体を見ようとしたけれど、時間の経過とともに、通行人が加わるばかりだから、いつの間にかわたしの立ち位置すら、中間よりやや後になっていた。
なので、どのくらいの人数だったかは、はっきりとわからなかった。

正午近く、最後のシメに立った事務局長の神谷氏が、かつて自民党から衆議院選挙に出たときに、小泉進次郎氏とやった街頭演説を、「明らかに上回った、千数百人がここにいる、人生初だ」と発言していたから、おそらく参政党「初」でもあったろう。

「開国の地」である横浜で、再び国が変わるなら、横浜市民としても見逃せないのである。

演説の合間にはいる、「そうだ!」の掛け声は、男女を問わないものだけど、これがまた聴衆の気分を高める効果があって、それがまた、歌舞伎の大向こうからの声を彷彿とさせる。
だから、タイミングと若干の時間のズレが重要だ。

そうやってから、「拍手」となるパターンが繰り返されて、通行人を引きつける「磁力」が生まれている。

正午過ぎに街頭演説は終わったけれど、パシフィコ横浜までは徒歩で15分ほどかかるから、長丁場の「本番」前に、まずは腹ごなしをしないといけない。
それで、桜木町駅の野毛(西口)側にいったんまわった。

すると、なんだか「橙色のTシャツ」を着たひとが、あちこちでウロウロしているのである。
胸には横に「SANSEITO]、背には縦に「おはよう」とある。
いわゆる、「公認シャツ」なのだ。

5000人分のチケットが「完売」したとアナウンスされたのは、数日前のことだった。
ひと月前に1000枚という状況で、会場の予約確認の必要から、3000人収容とするか迷ったそうだ。

だから、ほんとうに「満席」となるのか?は、資金集めの「効率」という観点からは、まったくの「実務」問題である。
当然に、「政治的」にも、広い会場が閑散としていた、と参加者に印象づけることは、「嫌われる努力」となってしまう。

とはいえ、5000人大会だ、となれば、「開演時間」よりも「開場時間」が気になるし、指定席のはずはないから、早い者勝ちになる。
13時10分に会場入口に行って、その列の「長さ」に唖然とした。
ようやく会場内に入れば、もう3分の1以上が「席取り」されていた。

わたしもそうだが、自腹を切って「政党の政治資金集め」に参加するのは、人生で初めてのひとばかりだろうけど、完全に「コンサート・イベント」状態になっていた。

開演前のまだ余裕があるときに、斜め前の席に座った女性が、同行のひとに、関連グッズを見てくると、財布をもって立っていったら、すぐさま戻ってきて、「もうTシャツは全部売り切れた」と言っていった。

よく見たら、同行のひとは、「Tシャツ」ではなく、「公認ポロシャツ」を着てやってきていた。

この「欠品」は、資金集めという目的には、「痛い」から、どんな「反省会」がされるのか?も気になるところである。
このあたりの「ずさんさ」が、党員組織での準備としての合理性を欠いたことになるから、神谷氏が「怒る」というのも無理はない。

わたしの横の席は、親子三代の6人での参加だから、この一家は10万円近くを支出していることになる。
なぜなら、全員が「関連グッズ」に身を包んでいるのだ。

それでか、会場内には小中学生が多数いて、飽きてきた小学生が通路を走りまわっていた。
よくわからないのは、和服姿の女性も目立っていたことだ。
どうして和服なのか?はわたしには不明である。

そんなわけで、アメリカの政党が主催するイベントほどの「豪華さ」はないけれど、こんな大会をとうとう日本でもやるようになったのは、結構なことである。

しかも、多くが「ポケット・マネー」を出した、「個人」が参加者なのである。
もちろん、「領収書」をもらう企業参加者もいるだろうけど、業界が利得を得る話は、この政党にかぎっては「皆無」だと、最初からわかっている。

既存政党が「恐怖」を感じるだろうことが、ほんとうに起きているのは、「自業自得」だけれども、「ざまぁみろ」では満足しないひとたちが集まったことは、確か、であった。

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