毎日がエイプリルフール

4月1日が、「エイプリルフール」なのは、諸説あるけれど、イギリスやフランスが発祥というから、「お里がしれる」風習だということはわかる。

日本には大正時代に伝わったという説があり、大正デモクラシーとの関連がありそうである。

いわゆる、吉野作造が唱えた、「民本主義」のことで、いまようなら明治憲法(主権者は天皇)に対抗した「民主化運動」と解されているけど、そんなもんだったのか?と、わたしは疑っている。

幕府がなくなって、政体が大変化して半世紀しか経っていない時期なのだ。
いかに寿命が短かったとはいえ、徳川時代のことを覚えている「古老」たちは、あちこちにいたはずだ。

よくよくみると、幕府の腐敗もあったろうけど、薩長閥の横暴よりは「まだまし」とみるひとたちが、あんがいと多数いたのではないか?
それは、日露戦争後の日比谷焼打事件が、とうとう戒厳令の発令になったごとく、そもそも日本人は荒っぽかったとはいえ、さほどに強権的な「開発独裁」型の政府だった。

つまりは、作用と反作用の関係に似ていて、作用が強力であればあるほど、反作用も強力になるのは、社会現象も同様なのだ。

さて、ことしの4月1日から一週間ほどが経過して、さまざまな媒体に掲載された、記事を装った「ウソ記事」がみえてきたので、念のため書いておく。

まずは、わたしが尊敬している渡辺惣樹氏がアップした、「フォーブスジャパン」の記事は、少しの読解力を要するものだが、同日のもうひとつの記事を読み込むには、ちょっとした予備知識もさながらに、このブログでは定番の『ニキータ伝』さんのYouTube番組を観て、ロシア側からの目線をしらないと理解が難しいかもしれない。

だが、わが国からだけでも兆円単位の援助をしてきたウクライナが、なぜに砲弾が足りないのか?とか、いまごろ大砲を修理しているとは、なんのこっちゃ?なのである。

むしろハマスの指導者が自慢げに語る、武器に事欠かないのは、アフガンに置いてきたこれも兆円単位の米軍装備やら、ウクライナ支援の物資が横流しされて、ブラックマーケットで簡単に購入できるといった話が直接的な関係をもっているのである。

そんななか、『カナダ人ニュース』さんが、1日、スコットランドでの「ヘイト法施行」がまるで、エイプリルフールネタだというのは当然だし、地元カナダのトルドー政権が試みている「思想警察」の法案の驚きは、もう冗談ではすまされない。

ただ、トルドー政権の失政によって、対抗する自由党の支持率がV字回復しているので、このままトルドー政権が突っ走るほどに自由党支持率も上昇すると予想できるので、まだ棄てたものではない。

世界では、毎日がエイプリルフールのような事態が発生しているけれど、あんがいと外国よりも派手さはないが真綿で首を絞められる確実さで、厳しい情勢にあるのがわが国なのである。

日本人の良い点でもあり利用されると最悪なのは、社会の構造がはじめから「自然にある」とかんがえる傾向が大変強い。
だから、「人為のものは、人為で変更できる」とはかんがえない特性があるのだ。

明治憲法も、かつて「不磨の大典」と呼称し、あたかも「バイブル:聖書」のごとく、一文字たりとも変更は許されないとして破滅したが、それが「日本国憲法」にもスライド適用されて現在に至っている。

しかし、歴史的な実行力をほこる岸田政権は、この改悪を目論んでいて、トルドー政権よりも慎重に、かつ、着実にあらゆるソースを活用して現実化しようとしている。

対する国民のほとんどは、今般岸田政権がすすめる憲法改正がなんのことかにも興味がないまでにされてしまったのである。

もちろん、マスコミは御用のために徹底的なプロパガンダを連日連夜流すにちがいないから、毎日がエイプリルフールの日常が5月の連休明けごろからはじまるにちがいないのである。

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