新語「ineptocracy」in-ep-toc’-ra-cy

アメリカでさいきんできた「新語」だと、政治学のロバート・エルドリッジ博士が解説している。

「inept:無能」、「tocracy:運営、政府、指導」。

日本語での意味は、「無能者たちによる政府」、「無能な政府」。
それで、アマゾンでは、これを「Tシャツ」にした商品を販売していて、商品説明には以下のことが書いてある。

「寡頭制の政治的スローガンの引用は、寡頭制と泥棒政治に反対し、民主的な選挙プロセスに満足していない政治活動家にとって面白い贈り物のアイデアです」。
この「機械翻訳」にまた、「味」がある。

それでもって、民主党政権は「無能政府」で、なかでも特徴的なことは、失敗者が出世することだという。
クリントン、オバマ、バイデンと続いてきたなかで、「副大統領」を筆頭に、「長官」、「副長官」、「次官」、「次官補」といった面々がみな、過去の失敗者が就任するポストだ、と。

バイデン氏は、その「副大統領」から、とうとう「大統領」にまでなった。

これはアメリカ人には直接的に困ったことだけれども、政権選択で選んだのもアメリカ人だから、自業自得だ。
しかし、現代のローマ帝国=世界帝国の覇者としてのパクス・アメリカーナの時代とすれば、じつは、世界が迷惑することになる。

アメリカという国の建国の歴史をたどれば、二つの「主義」があることがわかる。
それは、「民主主義」のことではなくて、「介入主義」と「不介入主義」をさす。

「介入主義」で介入することとは、行為としての「戦争」である。
残念ながら、アメリカの歴史のほとんどの時間で戦争をしているのは、この「介入主義」が強固に存在するからである。

これぞ、人類のなかの肉食獣=騎馬民族の「血」、すなわち、「アシュケナージ」の遺伝的特徴だ。
農耕民族や狩猟民族を襲って掠奪の限りを尽くすのが、騎馬民族なのだ。

彼らの母系を明示するX染色体には、征服したあらゆる民族のミトコンドリア遺伝子が混じっており、父系を明示するY染色体に血統の揺らぎは確認できない、一直線なのである。

そして、それを支えているのが「軍産複合体」だ。

よって、党派を超えて「介入主義+軍産複合体」は、政権を担うのである。
そうした「系統の常識」を覆したのが、トランプ政権であった。
この政権は、アメリカ建国史からしても「特異」な性格の、「不介入主義」だった。

それが、「すべての既得権者たち」から、徹底的に排除と憎悪の対象となった「原因」なのである。

しかも、「覇権国家」が築いた「世界秩序」からしたら、仲間の自由主義経済圏といわれた「各国」すら、これまで構築した国内利権の維持に戸惑うことになったのだった。

わかりやすい例が、トランプ氏への嫌悪感を隠さなかった、ドイツのメルケル氏や英国のボリス・ジョンソン氏、それにフランスのマクロン氏にカナダのトルドー氏も加わる。
もちろん、習氏もだ。

彼らこそ、「介入主義+軍産複合体」の代理人だと、「お里」を自己紹介したのだった。
しかして一方、トランプ氏と馬が合ったのは、日本の安倍氏とロシアのプーチン氏だ。

安倍氏は「日本」という「悲哀」を背負ってのことだから、「本音」がどこにあるかわかりにくい。
2016年の大統領選挙投票日「直前」に、あろうことかヒラリー氏を訪問するという、選挙違反までしでかした。

幸か不幸か、ヒラリー氏が落選したからよかったけれど、もしも当選していたら「日本ゲート事件」になりかねなかった。

こんなリスクを外務省の御殿女中たちが仕掛けるはずもないので、安倍氏の意向か自民党の意向か知らないが、選挙前に外国政府首脳が候補者にノコノコ会いにいく「選挙違反」を強引にやったことは特筆に値する失態だった。

すると、まともに「馬が合った」のは、世界の首脳でプーチン氏しかいない、ということになる。
この二人の共通こそが、「不介入主義」だったのである。

にもかかわらず、プーチン氏があたかも「介入主義」に転向したのは、どうみても「転向させられた」からであろう。
誰に?
軍産複合体の仕業に相違ない、とみるのが「ふつう」だろう。

ここに、わが国「保守派」の、単純思考しかできない低能がある。
まさに、「ineptocracy」なのだ。

あらゆる方法で、プーチン氏を「悪魔」にするのは、常軌を逸している。
先に手を出したプーチン氏は悪い「けど」という、「けど」をつけた枕詞が必要なほどに、単細胞が尖鋭化しているのである。

もちろん、「枕詞」は、学校の古文で暗記させられるクイズ問題におとしめられているけれど、「意味はない」という「うそ」を教えるから、暗記問題になるのである。

どこの世界に、意味なしフレーズを「字数制限」がある和歌の中で、後生大切にする者がいるのか?
古代日本語には、一字一音毎に意味があるのだ。

「枕詞」は、一字一音でわかる意味の組合せの「語呂」でできていて、歌全体のイントロであったし、その後の意味を深める重要な役があるのだ。
それを、一個の「単語」として読むから「意味が不明」となるのは、「道理」であるのに、あくまでも「クイズ」の「暗記問題」にさせたいのだ。

ちなみに、「君が代」の、「君」とは、「き」と「み」の一字一音に意味があって、あとから渡来した「漢字」は、オリジナルの意味に近しいものを選んだのだ。

イザナ「キ」とイザナ「ミ」、の男性・女性をいう。
翁:お「き」な、嫗:お「み」な、も「おなじ」だ。
すなわち、「き・み」とは、男女双方からみた、「あなた」をさす。
おそらく人類最古の、「ジェンダーフリー用語」なのである。

さて、ちゃんと、ウクライナをめぐる「軍事行動」をたどれば、先に手を出したのは、あきらかにウクライナ側である。
しかも、病院への爆撃や学校への砲撃も、ウクライナ軍の自作自演だということが、だんだんと漏れてきている。

「誤報」に根拠を得て、国連が動くほど、戦後秩序が崩れだしたようにみえるのは、戦後秩序を作ったものたちの仕業なのだ。

なお、国連のロシア非難決議とは、人権委員会のことで、安保理はロシアが常任理事国のため、本件で一度も開会されていない。
それは、コロナのWHOとおなじなのだ。

強い意志をもった、「君主道徳」が、「奴隷道徳」という弱いものたちの道徳に取って代わられた「堕落」の姿だと、ニーチェの予言通りのことが起きている。

しかしてこれも、誰かが意図した「堕落」なのだ。
『ビルマの竪琴』の作者、竹山道雄の「訳」がある。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください