「石破ショック」報道のショッキング

27日の自民党総裁選で選ばれた、石破茂氏に関する外国メディアの報道が、ショッキングなのである。

もちろん、ここでいう外国メディアとは、左翼偏向報道プロパガンダ機関のことだ。

それでなにがショッキングなのかというと、これらの機関が共通して、首相になった石破氏は、「トランプ大統領」がアメリカ政府のカウンターパートだと書きたてているからだ。

どこも、カマラ・ハリスが相手だと書かない。
なんだかわからないけれど、アメリカ大統領選挙はもう終わって決着がついたようだ。

じっさいに、自民党総裁選が行われた同日(といっても時差がある)、トランプ氏はニューヨークのトランプタワーでウクライナのゼレンスキー氏と会談した。
予算を連邦下院で通されないことをしっているバイデンは、またまたウクライナ支援の大盤振る舞いしたかのような発言をして、日本のメディアもたんなる「翻訳」を載せている。

これら現職と前職かつ候補者の対照的なできごとで、世界はすでに実質的な大統領にトランプ氏がなっていると認識しているのである。

ついでに、ほぼ日本語で報道されていないけど、いまさらに、ついこないだ終わった前回の大統領選挙の「再集計」で、逆転のトランプ氏勝利が確定した州があるために、トランプ氏はじっさいの大統領といって差し支えない状況になっている。

それで、一部の民主党員は、あと残りの任期がない、という話まであるのだ。
この11月、トランプ勝利の暁には、すでに「二期やった」ことを理由に、当選無効を民主党はいいだす可能性がある。

共産主義者とはそういうものだ。

対して、もう辞めるのに訪米したキッシーは、バイデンとは真逆に国会で予算を通せる絶対安定多数を背景にして、ほんとうの持ち出しを約束している。
まさに、バイデン政権のATMだし、それがどんなふうにウクライナで使われているのかの監査も日本はできないから、ウクライナ最高勲章を日本人のカネで買ったようなものになった。

こんな戦争当事国の一方にだけ荷担したら、もう一方でしかもわが国とは隣国のロシアがどう出るかはだれにだって予想できる通りで、すでに発動された「敵国認定」が強化されている。
しかし、ロシア報道をしない、ことから日本人に隣国の存在を意識させないことが見事に功を奏している。

だが、ロシアでは戦時中の「731部隊」に関するキャンペーンも行われているのだ。

さて、ゼレンスキー氏が大統領になるはるか前(ようはソ連崩壊時)から、ウクライナは世界最高峰の汚職大国で有名だった。
いまさら「監査」を日本が言っても相手にされるはずはないし、おそらく「監査システム」さえあの国には存在しないだろう。

自公政権の売国の度合いが激しくなって、もう誤魔化せないからあからさまな検事総長人事もやって、アメリカ民主党よりも強固な「司法の武器化」も、わが優秀な官僚機構は徹底的にスキのない構築・完成をさせたのである。

それがまた、民間に波及して、明治製菓ファルマの社長が25日、非科学的な主張を繰り返す医学・薬学の専門家(団体・個人)に対し、「当社は民事・刑事両面での法的措置を含め厳正に対処していく」と表明した自信(なんらかのゴーサインがあった?)になったのだろう。

たしかに、「専門家」が買収されて、非科学的な主張をするとしれたが、それはどちらかというと「政府側」にあるから、社長の主張は言い得て妙ではある。

ついでに、わが国だけでも「薬害の歴史」をみれば、全事例で政府がまちがっていたことの証明となっている。
だから、この社長の発言は、「歴史への宣戦布告」として、当然のデジタル・タトゥーとなって、後世に残るものとなった。

ご自身の子孫にどんな害悪をなすか?すら想像もできない、阿呆の自己紹介を国民は目撃したのだ。

明治のチョコレートを何グラム食べてきたか忘れたが、おそらく残りの人生でお世話にならないと決めたひとがおおいのは、健康面からみても結構なことである。
ちゃんとした「腸活」をすれば、いがいにもそんなものを欲しいともおもわない、生理的食欲自制ができるようになる。

ところで、世にいう「石破ショック」とは、なんでも決戦にのこった高市早苗が負けたことに起因するショックらしい。

何度も書くが、高市早苗は、極左であって、決して保守ではない。

まったくもって、定義が定まらない「保守」という用語を基準にすると、そべての論理が砂上の楼閣になるいい例なのだ。

その高市の敗戦の弁は、「安倍さんに申し訳ない」だった。
地元奈良県での安倍氏暗殺について、なんにもしない、ことで通したひとから出た言葉に唖然とする。

勝った石破氏も自身の8月7日発刊の最新著作『保守政治家 わが政策、わが天命』で、「保守」なる魔語を使用している。
おおげさにいえば、ヒトラーの『わが闘争』の・ようなもの だ。

わたしはどうしたことか、ヒトラーのこの本を高校生のときに読んだ。
途中で気持ち悪くなったのは、ほんとうに吐き気がしたからで、わが読書体験で初のことだった。

聖書を棄てて、これに替えたドイツ人の熱狂のほうが怖かったけど。

しかしながら、石破茂が選ばれて熱狂する日本人が皆無なのは、まだ健全だといえるかもしれないが、もしも高市氏が勝って熱狂したなら、よほどのことだ。
ただし、それからの地獄をみた方が正気に戻るにはよかったかもしれない。

どちらにせよ、神奈川県のおバカ二人が沈んだのはもっともよいことで、河野氏に至っては前回よりも万単位を上回る単位の党員票を失ったのは、衆議院選挙での落選をおおいに期待させるよきことであった。

さて、トランプ氏が共和党の上・下両院をどこまで伸ばすのか?に焦点が移ってきた。

問題は、政府高官人事と外交を司る、上院での獲得議席数なのである。
これで、上・下両院共にトランプ派が抑えれば、わが国の体制転換も現実になる。

自力でできないのがなんとも情けないが、これだけが日本と日本人の生存をかけた運命の選択だから、アメリカ人にはなんとしても発憤してもらいたいものだ。

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