「やらせ」マックのアルバイト

トランプ氏が、カマラ・ハリスが演説やらで自称している、「中間層の出身だからマクドナルドでバイトしたことがある」というウソを見抜いて自らマクドナルドで15分も働けば、カマラ・ハリスより多く働いた経験を先に作れる、として21日、ほんとうに店を訪問した。

店のオーナーに働く許可を得て、すぐさまエプロンに着替えると、フライポテトの担当として、ベテランさんからの指導を受けた。

そうやって作ったポテトを袋に詰めて、ドライブ・スルー担当の女性からの指導で、専用の窓から次々とやってくるお客に袋を渡すのだった。

お客の支払いはなし。
すべてトランプ氏の「おごり」だという。

数台の自動車が途絶えると、今度は周辺にいた取材陣からの質問をこの窓から受けてこたえた。
そのときの写真が、暗殺未遂事件の写真とともに大反響で拡散している。

それからカメラマン氏が店の外の沿道に出たら、見渡す限りのトランプ支持者がプラカードをもって、トランプ氏が現れるのを待っているのである。

マクドナルド社は正式にコメントを発表した。
・カマラ・ハリス氏は当社で働いた記録がどこにもない。
・だが、本日のトランプ氏のように、カマラ・ハリス氏が当社で働きたいというなら、大歓迎する。

これで、カマラ・ハリスのウソが全米どころか全世界に拡散したので、彼女の選挙チームは、経歴からマクドナルドでの勤務実績を削除した。

ネット文化として常識の「削除したら魚拓が拡散される」ように、大恥さらしとなったのだった。

これに、民主党は、トランプの「やらせ」だと大批判を展開した。

もちろん、誰が見ても「やらせ」である。
しかし、あろうことか反トランプの左派マスコミが一斉に、「二度も暗殺未遂を受けた人物が、無防備で現れるはずがない」と反論し、なんだか「トランプ旋風」が吹いているのである。

さらに、どうしたことかCNNの女性キャスターたちが集まって緊急討論番組を開き、全員が「トランプのどこが差別主義者なのかわからない」と語り合っているのである。

それもそのはずで、トランプ氏が最初の大統領選挙に出馬するはるか前、つまり、すでにニューヨークの不動産王にしてホテル王、そして、テレビのコメンテーターとして有名人だった頃に、彼自身の所有するホテルで、べルマンやルームサービスのウェイター、さらに客室清掃係となって、ベテラン従業員からの仕事の指導を受けているビデオをつくっていた。

そこで彼は、どの仕事に対しても、易しいものはないといって、職業に貴賎がないことを体で表現していたのである。
ときに、社長であるトランプ氏が現れて、おなじ制服をまとい、仕事の指導を受けている場面では、教える側の従業員がリスペクトの態度をもって接しているのがよくわかる。

社長だから、偉い人だから、ではなく、ちゃんと教わろうとしているひとへの自然な態度なのだ。

撮影は「やらせ」でも、中身は「マジ」だということだ。

これとおなじような解説をCNNがしたことが、事件、なのである。
つまり「やらせ」だったのは、「反トランプ」一色でいた自分たちの方であったと告白したも同然なのである。

人類の運命を決める投票日まであと二週間。

ハリケーンのようなトランプ旋風が吹きつつある。

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