「バレンタインデー」の終焉

おもに戦後の高度成長期に、菓子メーカーのマーケティング戦略としてはじまったのが、日本における「バレンタインデー」のはじまりだった。

こうした人為は、いつか終焉の日をむかえるものだが、どうやら今年、2026年のバレンタインデーが最後になりそうである。
なぜならば、「女性から男性にチョコレートを送る」にも、そのチョコレートが入手困難になってしまったからである。

むろん、業界は、「地球環境」を理由としているが、ほんとうなのか?

西アフリカを中心とする、カカオの木の病気と害虫の大量発生で、カカオ豆の生産ができなくなって、「油脂」と「(人工)香料」からつくる人工チョコ=「準チョコ」ばかりとなった。

わたしが子供のころのむかし、学校給食ででた「マーガリン」を、ずっと「人造バター」と呼んでいた時代があった。
ふつうに、「バター」しかなかったからであったが、「バター」は体に悪くて「マーガリン」は健康によいとの宣伝を真に受けてからは、「人造バター」といういい方も消えた。

だが、駄菓子屋で売っていた安いが油っぽくてうまくない、チョコレートもどきの菓子を「人造チョコレート」とはいわずにいたのはなぜなのだろうか?
まさか「準チョコ」表記の「準」を、「純」と読み間違えたのか?あるいは、いまほどいちいち表記の意味を追及しなかったのだろうとしかおもえない。

なにせ、子供が口にするものでの衝撃が、「チクロ禁止」だった時代である。

しかして、アメリカが禁止にしたことを、わが国も追従した結果であった。
いま、RFK.Jr長官が導いていることを、自民党政権は口にもしない時代の変化がきている。

「豆」という点と「奴隷」でカカオと共通のコーヒーの世界では、「フェアトレード」がはじまったが、カカオ豆の方ではどうだったのか?
とにかく、ヨーロッパによるアフリカ支配を、「平和裏」にしたのが、あのビスマルクによる「ベルリン会議=アフリカ分割会議」であった。

しかして、いまや時代はすすんで、性の平準化がうたわれだした。

だから、女性から男性へ、ということすらも、一歩まちがうとセクハラになるかもしれない綱渡りなのである。
これを、学校教育で熱心に教えているのが、文科省と日教組の談合の結果となっているけれど、それも自民党が推進しているグローバル全体主義の成果である。

だが、所詮は、「肉食の思想」を原点に置くヨーロッパ白人身分社会にオリジナルがあるのだから、「高貴」な身分にあっては、いまでも「なんでもあり」であって、階級の低いものには厳しいという伝統に変わりはないのは、ストリンドベリが書いた『令嬢ジュリー』のとおりなのである。

その何でもありの身分のひとたちが、経済分野であつまっているのが、「世界経済フォーラム」で、国家安全保障・防衛分野であつまっているのが、「ミュンヘン安全保障会議」である。

こうした特権階級を下ネタで狙った、エプスタインの犯罪を暴く、トランプ政権2.0による「エプスタイン文書350万ページ」の公開となって、社会的身分の高い者たち(クリントン夫妻も今月、議会に召還される)が狙われもしたし、その者たちが常軌を逸する行為をしていたのである。

しかして、チョコレートは、カカオ豆と砂糖でできている。

サトウキビを搾った黒い原液を白く精製する方法は、インド人が考案したのだが、そのやり方は、もっと前からあった、アヘンを精製してつくるヘロインの精製法とおなじなのである。
それで、初めてヨーロッパにもたらされた白砂糖は、ローマ教皇への献上品としてであって、用途はやっぱり「薬」としてであった。

砂糖も、人間には興奮と習慣性をもたらすので、「麻薬」の一種だったのである。

なにせ、人類の歴史はえらく長い間、「欠食の歴史」だったために、脳は糖に対してつねに欠乏症だったので、味覚を「甘いは旨い」と決定し、糖の過剰摂取を「一時的」と誤認するようにしたので、だれにも抵抗できないのである。

ところが、他の麻薬に比べると砂糖はやたら中毒の症状の発症が遅いように感じる。

これでなる中毒症が糖尿病なのであるが、これまた合併症を起こさないと自分が病気すらも気づかない。

そうやって、何人も贅沢三昧をやってきた人物たちが酷い目にあって世を去っている。

こうしてみると、日本における学校教育がヤバイのは、「生きるための知識」を与えてくれないことにある。
とくに、「食育」が、貧弱な「学校給食」だという噴飯がある。

栄養のなんたるか?を早い時期から子供に教えるべきなのだ。

それでまた、女子教育がなくなって、良妻でなくとも賢母になれないのは不幸の量産ではないのか?

いまや中学校よりも子供食堂がおおい貧困の時代となった。

まさか、ここに、バレンタインデーだからといって「準チョコ」を大量寄付して自己満足に耽るおとながいるならば、それが「毒」だとしらないことを冗談にも笑えないのである。

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