トランプ大統領は15日、自身のSNSで、ミネソタ州における州知事及びミネアポリス市長のそれぞれの組織的な「連邦移民捜査官(ICE)」への公務執行妨害に関して、「反乱法の発動」予告を発した。
この法律は、アメリカ軍がアメリカ市民に対して銃口を向けることを唯一容認するもので、成立は1792年だから、1776年の建国からわずか16年後に成立しており、1992年のブッシュ父政権がカリフォルニア州知事からの要請で発動して以来の事態である。
数え方によって発動回数は異なるが、ざっと30回も発動しているから、過去250年間で、アメリカでは10年に1回以上の「反乱」が起きていることになる。
それで、トランプ大統領は、「これは私以前にも多くの大統領が行ってきた」と書いたのである。
果たして、「脅し」なのか?本当に発動するのか?は今後の推移次第だが、ミネソタ州知事は、カマラ・ハリスと組んだ副大統領候補者だったことをおもいだすと、およそわが国の「中央集権」がいかに完璧かがわかるというものだし、完敗したとはいえ、こんな者共を正・副大統領候補に据えた民主党のヤバさが今さらながら浮き彫りになっている。
むろん、こんなやからを全面的に支持していたのも、アメリカの翻訳コピーしかできないわが国マスコミであった。
公明党と立憲民主党の合併に、その日本のマスコミがえらくトンチンカンな記事を出している。
なんでも、合併した新党が「圧勝」するという。
たんなる願望を記事にするのは、公器としての報道機関の私物化にほかならない。
まことに、一般人の皮膚感覚と乖離した内容であるが、これもまた、「デジタル・タトゥー」となって残ることに、当事者は気にもとめないのはなぜなのか?
トインビーの名言「歴史を忘れた国民は滅ぶ」を、しらないはずはないけれど、リアルさを忘れたのはなんらかの強力な(金銭的か政治的、あるいは両方の)事情があるからとしかおもえない。
世の中には、みえない水脈の流れがある。
これを一般的には、「闇世界」といってきたが、ケネディ暗殺以降のCIAは、「Conspiracy theory:陰謀論」と宣伝することで誤魔化してきた歴史がある。
しかしながら、世界は腹黒いのである。
そのために、どんな政府でも「諜報機関」をもっていて、そこにはさまざまなリクルート方法で集めた人材がうずめいているものだ。
わが国にはかつて、「陸軍中野学校」なるプロ養成所があった。
映画の公開は1966年(昭和41年)であるために、戦後から21年後にできた映画ではあるが、本物世代が健在であったろうから、あながち「娯楽映画」としても嘘八百ではヒットしない。
「007」が荒唐無稽でも世界で許されたのは、世界は「本物」の存在が常識だからであることと日本人の受け止めが方が真逆なのである。
それでいて、『アンネの日記』には涙して、アウシュビッツでの出来事を非難する常識があるけれど、イスラエルとパレスチナへの評価が定まらないのは、ステレオタイプだからだ。
わが国にロシアのラブロフのような老獪な外務大臣は、おそらく奇跡でも起きなければ現れることはないだろう。
ましてや、プーチンをや。
そんなわけで、アメリカは国内戦時体制を構築しているが、それは「巨悪」のオバマ、クリントン家、バイデン家をはじめとする民主党系への一網打尽の前触れではないか?
その余波として、絶対不要な政治勢力の一掃を、本人たちにやらせる自爆をもって「政界再編」というならば、結構なことである。
ベネズエラやイランでのできごとの、えらく小さい版的「政変」が、「中道改革連合」なのだとおもわれるのである。
15日、そんな喧騒をよそに、在日アメリカ大使館は、代理大使がオランダ大使と一緒に、1861年のこの日に刺客によって亡くなった通訳、「ヒュースケン(享年28歳)」の追悼をアメリカ建国250年記念の一環として、南麻布光林寺の墓前で行ったと発表している。
彼らは、「歴史」を忘れてはいないのである。

