18日、トランプ大統領がメディア王の異名がある富豪、ルパート・マードック氏を名誉毀損で100億ドル(約1兆5000億円)の損害賠償をもとめて提訴したとニュースになった。
このタイミングに注目すると、やっぱり日本の参議院通常選挙を意識しているとかんがえるのである。
その日本では、参政党の「X」アカウントが次々と「垢バン(アカウント・バン=アカウントごと運営側から削除されること)」されている件に、直接イーロン・マスク氏へ訴えることを代表の神谷宗幣氏がしたことも話題になっている。
むろん、これには初代デジタル大臣の発言も影響している。
ときに、トランプ氏の最大の「顧問」は、スティーブン・ミラー大統領次席補佐官だ。
トランプ大統領自身、この人物を「影の大統領」と呼んで外国元首に紹介するほどの実力者なのである。
なんと満39歳にして、妻は大統領副報道官のケイティ・ミラー女史である。
ようは、トランプ氏の言動とは、スティーブン・ミラーによる台本があるといっても過言ではない。
このことは、来日中のため20日、ストック動画で「カナダ人ニュース」さんがアップしている。
ところが、同日、全米が震撼する大曝露がトゥルシー・ギャバード国家情報長官からなされていた。
本件では、及川幸久氏「THE CORE」と上とは別の動画に「カナダ人ニュース」さんが詳細を告げている。
それが、トランプ政権1.0をずっと悩ませていた、いまではデマだと確認されている「ロシア疑惑」の仕掛け人が、オバマ大統領による直接指示だったと、関連する機密文書を公開して発表したことだ。
長官は、「国家反逆罪」を示唆している。
もしも、これが本当に立件されたなら、オバマはアメリカ史上最初の大統領経験者となる。
だが、オバマの闇は深い。
また、これに連座した当時の高官たちも無事ではすまない。
すでに、国家情報長官室より司法省へ捜査が引き継がれた。
さらに、「1月6日事件」についても、なんらかの事態に発展するのではないか?
オバマの出生地とされる元ハワイ州選出の民主党連邦下院議員だったトゥルシー・ギャバード女史は、明確に「責任をとらせる」といっている。
これで、司法省とFBIが揺れた「エプスタインの件」が先送りされた理由がわかった。
優先順位があきらかにちがう。
しかして、わが国の参議院通常選挙のさなかに、国民民主党から参政党に移った「ロシア疑惑」が飛び出して、これに玉木党首がとびついて「X」投稿したことも、あまりにも安易だと批判となったが、その情報源は個人の「note」への記事アップという、怪文書を根拠としている。
このことも連動しながら、歴史的大事件の捜査がはじまったのである。
こうして、日米のゆるやかに見える連動は、一見関係なさそうだけどジワジワと石破政権に影響を与えているのである。
つまり、アメリカ民主党潰しをやっているトランプ政権2.0にとっては、イコール同盟国ニッポンの自民党潰しなのである。