トランプ圧勝は希望的観測か?

前に「3月14日の大予言」としてレーガン大統領のことを書いたが、各種調査のなかでも「かたい」と評判の分析会社が、トランプの「地滑り的大勝利」を予測して、支持者からは希望的観測であろうがなかろうが、喜ばれているのは事実である。

それに、極秘のはずの民主党内調査結果が、何者かにリークされて、カマラ・ハリスの「勝率0%」に震え出しているという。

ただし、このことの事実関係が不明なので、なんともいえない。
なお、この手の「内部調査」は、共和党も実施しているから、特別なイベントではない。

もちろん、日本の自民党も、あの巨大広告代理店にさまざまな調査を依頼しているし、そのまま宣伝のためのコンテンツ制作もしているのは、巨額の「政党助成金」があってこその余裕だろう。

このところ驚いたのは、公明党の宣伝が、「ラップ」であることで、その意図は若者をターゲットにしていることだけは理解できるが、まったく共観しない・できない老いた自分がいることに気がついた。

アメリカでは、有名ミュージシャンが政治発言するのはふつうなために、それが本業の人気に影響するというベクトルが働くので、なかなかに勇気がいることだ。

けれども、アメリカの芸能界は、「マネジメント」が強固な体制となっているので、ミュージシャン本人が本気で支持しているとは限らない。

マネジメントの意向に従っているだけの演技なのかもしれない。

それにしても、アメリカの有名ラッパー「ディディ」すなわち、ショーン・コムズ氏の逮捕が大騒ぎになっているのに、公明党がこれを無視するかのように流しているCMは、なんなのか?

ずっと「噂」レベルの、児童が絡む人身売買の闇が、一部だが明らかになりつつあるのも、「オクトーバー・サプライズ」なのだろうか?

欧米で、とかく下半身の問題が派手なのは、やっぱり「肉食の文化」を彷彿とさせるのである。

これには、家畜とともに暮らすしかなかった、地理と気候が強く影響している。
「財産」を家畜の頭数で表現するのは、後進地域ではなくとも、いまだにリアルそのものなのだ。

しかして、絶対的な民主党の土地柄と信じられてきたカリフォルニア州は、過去30年間、共和党候補が見向きもしなったけれど、ここに登場したトランプ氏の集会には、なんと10万人が押し寄せた。

じつは、カリフォルニア州は、かつて共和党の牙城だったが、レーガン氏が移民の選挙権を認めて以来、圧倒的な民主党の州になったのである。

それで、民主党はカリフォルニアで好き勝手やってきたら、とうとう「いい加減にしろ!」になってしまった。
この映像が、全米に配信されるやいなや、ドミノ的・オセロ的な「どんでん返し」がトレンドになっている。

トランプ氏がひとこと発するたびに、熱狂的な声援(たとえば「USAコールの連呼」)で止めるのは、むしろ嫌がらせにも聞こえなくもないほどなのである。

どうやらニューヨークでも同様の現象が起きている。

一方で、まったく不人気のバイデン政権の実績から逃れたいというご都合のカマラ・ハリス陣営=首都ワシントンD.C.の住民たちは、バイデン政権の政策を全面的に支持するといった本人の言動に固まってしまった。

トドメは、16日に初出演したFOXニュースのインタビュー番組に出たことで、たった25分ほどの時間で自身の選挙スタッフからの「タオル」がはいって、自爆的TKOされて終わったのである。

質問者は反トランプでしられるキャスターだから安心したのかもしれないが、このひとの特徴は、淡々と聞きたいことを聞く、というスタンスであることを忘れたようだ。
あまりの意味不明な返答に、質問者だけでなく、視聴者も唖然とした。

この放送直後、CNNが自局のコメンテーターを集めて、FOXニュースのこのインタビューに対するコメント番組を流した。

それが、カマラ・ハリスは、「もうダメだ」だったのである。

これが、地滑りの一方の滑り方なのである。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください