ロシア国防省の衝撃発表

昨年12月17日にモスクワの自宅アパートから外出しようとしたところ、電動キックボードに仕掛けられた爆発物で暗殺されたのは、ロシア軍化学防護の専門家イゴール・アナトリエヴィチ・キリロフ中将であった。

本件について、ウクライナ保安庁は正式に犯行を認めている。

ロシア軍が「特別軍事作戦」を発動した当初から、キリロフ将軍配下の放射線・化学・生物防衛部隊はまっ先にウクライナ国内に複数箇所存在している「化学研究所」を強襲・占拠して、そこでの研究内容を調査して発表していた。

これら「研究所」では、じつはアメリカ軍が「化学兵器開発」をやっていたのだが、この事実も、当時のビクトリア・ヌーランド国務次官(ネオコン=戦争屋の女王との異名がある)がアメリカ連邦議会の公聴会であっさりと認めている。

つまり、キリロフ将軍の報告は、アメリカも認めるものであったが、ウクライナのナチス、ゼレンスキー政権には非常に都合が悪いのであった。
なぜなら、この政権は、東部4州において、「自国民」に対して、化学兵器を用いていたからである。

そして、いつもの通り、「ロシア軍の非人道的蛮行」だと言い張っていたのである。

しかも、それをそのまま報道していたのが西側メディアであって、EU委員会もこの説にのってロシアを非難する態度を貫いている。

ところが、アメリカが政権交代して、「悪事」がバレたのである。

12日、キリロフ将軍の後任、アレクセイ・ルティシェフ少将がウクライナの核・化学・生物兵器に関する資料の分析結果を発表し、その模様を「マタタビの羅針盤3」さんが日本語翻訳した動画を上げている。

まことに衝撃的な内容である。

また、これよりすこし前の11月28日、ウクライナ検察(じつはアメリカが仕切っている)による家宅捜索をうけて、辞任したイェルマーク大統領府長官兼大統領主席補佐官のタックスヘブンにある個人口座が暴かれて、なんと、日本円換算して4000億円(400ではなくゼロがひとつおおい)もの蓄財がされていたことが判明した。

さすが、汚職大国、なのである。

自民党の裏金問題の総額は、清和会(安倍派)、志帥会(二階派)、宏池会(岸田派)あわせて、18億円弱であったから、「世界」のレベルからするとある意味情けないほどにチンケなのである。

これまでの西側諸国からの支援金のうち、どのくらいのカネが政府高官のふところに入ったのか?は、捜査中、であろうが、兆円単位になるとかんたんに予想できる残念がある。

つまるところ、ゼレンスキー政権の高官にとって、戦争が絶好の裏金ビジネス、になっているのである。

しかして、EU委員会は、凍結しているロシアの金融資産の強奪を試みているものの、貿易決済に不可欠なシステムを破壊することの警告を無視してまで強引にすすめる理由はなにか?が問われ、ウクライナの汚職のEU拡大版たる巨大スキャンダルが視野に入ってきている。

これは、あたかも、ローマカソリック教会の自滅をおもわせる事態なのである。

それでも教会はいまにも残っているが、EUの存続はほぼ絶望的な状況にある。
これはこれで、ヨーロッパの大衆(元農奴)にはよろこばしいことに相違ないが、あくまでも政府依存に洗脳されたやっぱり「元農奴」たちであるから、よろこばしいことだという認識に欠けているのも驚きなのである。

こうした変動に、あろうことかドイツ政府は、「兵制」を強化する法案を成立させて、徴兵制一歩手前までになっている。
当然ながら、対象となる世代=若者の反発はおおきく、より一層、AfDへの支持を高める「悪手」を打っている。

だが、AfD禁止法案もあるので、「悪手」としない理屈をもっているのだろうが、トランプ政権2.0と決定的な対立を呼び込んでいる「悪手」に気づかないのも驚きなのである。
そのトランプ政権2.0は、クリントン・ブッシュ・オバマ・バイデン政権の闇を暴き出していて、民主党に政権交代させるスキを与えなていない。

とくに、トランプ政権1.0を阻止(政権転覆)とした現職のオバマの企みについて証拠をつかんでいると発表済みであるから、あらためて「国家反逆罪」を立件させるのではないかとおもわれる。

アメリカ人は、こうした「損切り」ができるが、日本人にはできない民族のちがいが歴然としているのである。

そんなわけで、米・露は、次の世界、の地盤固めをしていて、旧世界のEUの絶望的な悪あがきは続くのである。

2025年の冬至を迎えて、明日からは「太陽の力」が増してくる。

あたかも、地球の運動と連動しているかのようなようである。

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