巨大地震がやってくる!かもよ

8日、宮崎県沖で発生した地震が、「南海トラフ地震」を引き起こす「かも」として、新幹線などの交通機関にも影響しているという。

地震には気をつけないといけないが、なにをどう気をつけるのか?となると、あんがいと難しい。

元日に発生した、能登半島の地震の被害はいまだに放置されていて、復興よりも復旧さえない状態であっても、責任者不在のままになっている。
こんな状態に、女・子供のごとく、いっさい他人事の無関心を装うのが日本国民という者共なのである。

まさに、国をあげて女性である性格がここにでていて、政府がテロ組織になって国民をあおりながら不便を強制している。

この意味で、9日夜8時ころに神奈川西部でおきたこの度の地震は、まことに都合のよいタイミングだったといえるし、あたかも「南海トラフ地震」との関係を科学的に解説することで、例によって国民に恐怖を植え付け、政府の言いなりになることを奨励しているのである。

なお、神奈川県には、県央の伊勢原断層から西に、国府津・松田断層、塩沢断層帯、平山・松田北断層帯、そして、北伊豆断層帯があって、いわば断層(帯)ばかりなのであるから、地震の痕跡ラッシュの場所柄になっている。

さてもちろん、いまの政府の目的は、「憲法における緊急事態条項」をいれることだし、「基本的人権の削除」、すなわち全体主義体制の樹立にある。

このことは、家族万能主義であったかつての日本人とはちがう人間に入れ替わったことを意味するが、その「かつて」とは、明治の小学校教育で国民を洗脳させた、「天皇の赤子(せきし)」という、家族国家としての一体感を忘れるようにしてきた戦後の努力の結果ではある。

ただ、この明治はじめにできた「国家神道=現人神」の発明がきわめてうまくいったのは、天皇以外を全部同格・平等にするという「四民平等」の実現が、近代国家の経済発展にも不可欠であったからだったし、欧米におけるキリスト教のコピーを無理やりでも行った慧眼は見のがせない。

しかし、閨閥や財閥やらには手をつけないばかりか、発展させたので、ほんとうは「四民平等」なんてことはないフィクションであることは国民もしっていた。
建前と本音を国民が区別できたのは、「お上」との関係における庶民の無関心があったからでもある。

いい悪いの議論を捨ててみると、「かつて」の日本人なら、フクシマにせよ能登にせよ、これを見捨てる政府を国民が許さないのは、「お上」の仕事に丸投げすることが無力な庶民という構造だったとはいえ、いざとなると暴動なりをおこして抵抗するのも庶民のパワーだったからで、政府も無視はできなかったと簡単に想像できるのである。

ところが、日本人から女性の謙虚さを奪ったのがバブルだった。
それで男になったのでもなく、傲慢やるせない遣り手婆のように変容したのである。

この時に流行った、『ラブユー東京』の替え歌、『ラブユー貧乏』が笑えない事実と化して、「各種学術学会」でも目立ってしまったのが、「地震予知学界」であった。

なぜかといえば、ぜんぜん予知できないからである。

しかし、もしも予知できるのに予算をつけずにいたら責任を問われることが怖い女性の性格をもつ日本政府だから、たっぷりと予算をつけて、あたかもアリバイづくりに励んでいるのである。

ようは、世界が「毒」と認定しているワクチンを推奨するのと同じことだし、なにを調べているのかわからないことがハッキリして、世界はとっくに放棄したPCR検査も、いまどき継続している珍奇な国になっていることも、国民には伝えない。

巨大地震がいつ、どこで起きるか?は、人智を超えているのである。

科学万能主義が家族万能意識を飛び越えてしまったので、地震もカゼも、あたかもコントロールできると思いこむのは、「マッドサイエンティスト」だと認めることと等しい。

しかし、あくまでも受身の女性の発想にかわりはないのである。

それゆえに、男性の発想をする欧米に好き放題にされる構造に変化はないことも、自分で身を守るために庶民だってしっていていい時代になっている。

政府が正直にいう、「治験大国」といういい方の、日本人モルモット化がその典型なのである。

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