当然のトランプ神格化

キリスト教とはなんなのか?を、日本人のおおくはしらない。
だからといって、仏教のなんなのか?をしっているわけでもない。

だから、「無神論者」だと自己認識するのだが、これはユダヤ・キリスト・イスラムの旧約聖書を土台に置く人類の多数派たるひとびとからしたら、単なる共産主義の告白に聞こえるので注意がいる。

もちろん、マルクスはユダヤ人(ユダヤ教徒)だったので、無神論の意味をしっていた。

このことが、いまどきの外国人旅行者から、世界で最も成功した共産主義国家としての理由づけにもされているのである。

わたしの記憶では、70年代から日本人でも気づいたひとがいた。

当時は、日本は西側自由主義圏の一員で、最も経済成長に成功したのも、「自由経済だから」と信じられていた。
だから、世界で最も成功した共産主義国という学者は、異端の目で見られたものである。

しかし、昭和36年に「福祉国家」(いまの社会保障制度が確立した)になったわが国は、文字通りの社会主義を採用して誰も不思議とは思わなかったのである。
なぜなら、戦前の近衛文麿内閣は完全なる社会主義政権だったからである。

あたかも「右傾化」して「ファシズム」の時代と戦後になっていっているが、ほんとうは「左傾化」して「共産主義=全体主義」を目指したのが日本とドイツ、そして、イタリアだった。
自由主義から全体主義はうまれようがない。

当時の知識人たちは、スターリンのソ連がやった「五ヵ年回計画」の目覚ましき大成功(全部ウソのでっちあげだった)を信じて疑わず、これぞ成功の処方箋だと確信していたのである。

まことに間抜けな話だが、知識人とはいつの時代もこんな程度なのである。

それで、ソ連時代をしっているロシア人は共産党を嫌うが、ソ連時代のなんたるかをしらない日本人は、いまだにソ連とその後のロシアの区別がつかない。
いまでも日本政府は、「五ヵ年回計画」が大好きで、いろんな計画をたてるのけど、その理由がスターリンなのである。

むかしは筑波大学や東京外語大のソ連専門家はまともだったけれど、いまの教授たちは、この区別がつかない錯乱をもって地上波に出てお金を稼いでいる。

何度も書くが、トランプの本質は基本的に牧師なのである。
彼は、自分の政治集会を「ミサ」として扱っているから、「YMCA」の曲を必ず流していた。

この度の暗殺未遂で、奇跡的に難を逃れたのも、「神」のおかげだと信じているだろうし、共和党の支持者の多くもプロテスタントの信者なのである。

この基本をしっていれば、「神がかる」のは当然だし、「神格化」されるのも必然だといえる。
敵対するバイデンは、カソリックだがどこまで真剣な信者かはよくわからない。

かえって、トランプが敬虔なロシア正教の信者たるプーチンとウマがあうのはわかりやすいのである。

この意味で、「同盟国」を言い間違えたという岸田首相は、もしも仏教寺院の檀家だとしても、バイデン並みの軽さか、共産主義者らしい無神論者にちがいない。

もちろん、わが国のマスコミは言わずと知れた共産親派だから、無神論がふつうなために「神格化」を極度に嫌うふりをするのである。
あるいは、それが「科学」だと言わんばかりに。

しかし、「科学」を神格化したのが共産主義だ。

世の中は、わからないことだらけなのに、わかったふりをしてどんなに間違っても絶対に他人のせいにして済ます習性をもっている。

比叡山で「千日回峰行」を何度も達成した酒井雄哉阿闍梨(あじゃり)は、真夜中の山中で出会う人間がもっとも恐ろしいと述べていた。

人間こそ、誰にも訳がわからない存在なのである。

そして、自分を証明する手段が意外にもないことも、ふだん気にしないで暮らしている。
何をもって自分だと他人に証明するのか?は、かんがえだすとキリがない。

「神性」は個々人それぞれにある、とブッダは結論づけたが、日本人ははるか前の縄文からしっていたきらいがある。

これを、英国のホームレスに語ると驚いて呆然とするのだ。

西洋人とは、そんなものである。

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