東プレ「リアルフォース」のリアル

「キーボード沼」については何度か書いてきた。

わたしの場合は、図書館での利用が多いので、「静音タイプ」が必須なのである。
それで、定評ある「HHKB」の英語配列&静音タイプを愛用してきたのであるが、なんと隣の席から「うるさい」との苦情を喰らった。

個人的にはまったく心外ではあるが、苦情は苦情である。

それでしばらく「メンブレン式」のキーボードを使っていたのであるが、なにぶんにも「静音性」はよくても、どうにも打鍵感が悪い。
なので、コンパクトで薄型の有名外国メーカーのも購入したが、やっぱり「静音性」はよくても打鍵感が悪いのである。

こういうのは個人の好みだから、かんたんではない。

自宅では、ずいぶん前に購入した、東プレ「リアルフォース」をいまだに愛用しているが、しっかり過ぎた構造でまったく持ち運びには向かないほどに重いし大きい。
しかしながら、まったく壊れる気配もない頑強さは、さすが「静電容量無接点方式」、なのである。

その東プレが、一昨年、満を持してコンパクトタイプ「RC1」を新発売して話題になったのであるが、「HHKB」が良心的にも「乾電池」仕様としたのに、あろうことか「リチウムイオンバッテリー」なので、6年ほどで寿命が尽きたらどうするのか?が気になって購入を躊躇したのである。

発売当初の「バッテリー交換サービス予定」が、そのうちに「修理対応」として、価格もアナウンスされた。
それが、7700円(税込)である。
当然ながら、修理期間中には使用できない。

まことに中途半端で、やっぱり「沼」から這い出せないことが残念至極なのだ。

本体価格が、35860円(税込)という、高級キーボードでありながら、本体の重量は「0.6Kg」とあって、ライバルの「HHKB」よりやや重い程度の「軽さ」が強調されているために、余計になんで乾電池式でない?といいたい。

ところが、おなじ東プレは「R4」なる新型を作年秋に出している。

テンキーなしのタイプだと、矢印キーの3個分が「RC1」よりも大きいのだが、こちらは「単4電池3個」を電源とする良心にあふれている。

なぜか?の説明には、リチウムイオンバッテリーを拒絶している「航空機」に乗るときのため、という「モバイル性」が強調されているのが、「RC1」とおなじ企業とはかんがえにくい、矛盾、すなわち、どうなっているのか?と突っ込みたくなるのだ。

発売当初は、英語配列のタイプにに押下圧の選択肢はなく、「45g」のみであったが、最近、ラッキーなことにわたしが興味ある「30g」も新規に追加された。

これで、重量は、「1.1Kg」で、価格は「36520円(税込)」なので、上の「RC1」と比べると、重量で500gも重いが価格では「660円」しか高くないという差なのである。

はたして、モバイル性でいえば、まったくギリギリであるが、リュックに入れて持ち運ぶなら不可能ではないし、運動不足の足腰を鍛えるためにも役立ちそうなのである。

そんなわけで、「R4テンキーレス(「TKL」と略表記する)」を購入するに及んだのである。

しかして、「快適」これになく、「ほぼ無音」のような「静音」である。

指をキーに叩きつけるような打ち込みではなく、優しく扱うことで達成できるのだが、さらに、スイッチのポイント長をキー毎に設定できる「高機能」だ。
「マクロ」も設定できて、パソコン立ち上げ時のパスワードをマクロにしたら、ワンタッチになる。

時候の挨拶やらの短文も登録できるのだろうが、そこまでやっていない。

USB有線接続も含めると、5台の接続登録ができるのもありがたい。

だが、「RC1}が乾電池式ならば、「沼」からの脱出に成功できたことはまちがいなく、どうしてこうなるの?といいたいのである。

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