8日の宮崎地震で、初の「南海トラフ地震臨時情報」なるものが流されている。
神奈川県内の国道でも電光掲示板表示があるけど、自分で調べろ状態の表示なので、なにがいいたいのかこの表示自体からはよくわからない。
それも、海岸沿いを走る「西湘バイパス」でやっている。
ようは、テレビやラジオを視たり聴いたりしろ!、というご命令なのだ。
ちなみに、西湘バイパスには以前から、ちょうど大磯の旧吉田茂邸があった付近に、「津波がきたら高台に避難」との看板があるが、どこに高台があるものか。
2・3台の車が止められるスペースが、「津波退避用」とあって、ここを通る都度バカバカしいとおもうのである。
そのときに、たまたまあたったら、もう覚悟をきめるしかないのだ。
津波は、マッハの速度でやってくる水の壁で、ふつうの寄せては返す波が巨大化したものではない。
こういう表示は、コロナのときにもあって、他県ナンバーの車に嫌がらせをするとか、他県ナンバーのひとが自主的に「地域住民です」とかというステッカーを貼って走る光景を何度も観たものだった。
どちらの行動も「自己防衛」といえばそうだけど、こうした恐怖心からの集団異常行動が、とうとう「マスク警察」という自警団にもなったのである。
この時点で、わが国は「法治」を棄てたのだ。
それがどれほどの異常事態であったかを検証もなにもしない、無反省があたかも戦争の無反省と同様にダラダラ続いている。
日米開戦を深くかんがえずに、「ただ阿呆の仕業」と表層を信じる無反省をいうのだ。
この炎天下、まだマスクをしているひとをみかけると、じつに気持ち悪いものがあるけれど、ご本人には自己防衛ということなのだろう。
お気の毒にも、頭脳の一部が破壊されてしまったのである。
「お盆」というまさにこのとき、上手いタイミングで地震が起きたもので、そのまた後に神奈川西部での地震の発生が、関東地方の住人を恐怖に貶めた。
なお、わが国は1978年に国連なる邪悪の組織がまとめた、『環境改変技術の軍事的使用その他の敵対的使用の禁止に関する条約』に1982年になって批准している。
つまり、「環境兵器」は存在する、ということはしっていていいのだ。
どういうわけか最初に、「海水浴禁止」にしたのは、南紀白浜という、関西圏の海水浴場ではもっとも有名かつ行くまでの距離と紀伊半島の交通不便が、「旅行気分」をおおいに盛り上げる目的地である。
こうした「遊泳禁止」が、ここから拡大していくのは、「1週間」という様子見の期間を、地震学者という詐欺師たちが掲げた(政府の意向にしたがった)からである。
まったくもって、お盆ド真ん中の稼ぎを放棄しても、お客さんの「命を守る」我々は正義のためにあるのだ、という偽善のための「禁止」がよきことになっているのである。
これが、西伊豆にも波及して、津波避難施設があちこちに建設されるまでの我慢だという役人の発想は、東日本大震災の惨状を観ていないからいえるにちがいない。
たかがジャングルジムのおばけのようなもので、それが役に立つというのは最新の宗教である。
レヴィ・ストロースが、構造主義を提唱したはじめが、名著『野生の思考』だった。
79年前の15日からはじまる、6年8ヵ月にわたる敗戦処理で、当時の日本人が誇っていた「大和民族」が滅亡させられた。
まったくの、家畜化( 可算名詞としての「reservations」:居留地)がはじまるからである。
そうやって、大和民族をいう日本人は極右にされて、いつのまにか大和民族という言葉自体が死語になったのは、大和民族が滅亡したからである。
家畜の飼い主にとって、家畜を生かす意味は飼い主の役に立つことでしかない。
だから、家畜が自分から生きる意味を問うような知識を与えることはなく、もっぱら家畜あるいは奴隷として働くための実学に励めばそれなりの報酬として「人並みの生活」が与えられるのである。
飼い主は家畜のいる場所にはいない。
家畜のエリートをみつけ、その者等に家畜の面倒をみさせるからである。
つまり、日本政府は家畜のエリート集団で、一般の家畜を飼っているのである。
これらに、「野生」をもたせては厄介だから、無抵抗の家畜にするための教育・訓練を子供時分から施してやる。
ために、義務教育は無料なのだし、もっと高度な家畜にするために、高校やら大学の学費を行政が負担してやる、という発想がでてくる。
タダほど高いものはない、とかつての大和民族なら警戒したが、いまの家畜たちの親は、すっかり歓迎するまでに家畜化された。
いつどこで起きるかいまだにわからない地震を、あたかも「可能性」という確率論に変換しただけなのに、家畜はこれの意味すらわかろうとしない。
専門家なる家畜のエリートはいう。
「1週間以内にM8クラスの地震が発生する確率は約0.5%(通常なら0.1%)」
これってなんだ?
どういう式(計算方法)なのか?を説明なんかしないのだ。
大問題になった「新型コロナウイルス」といういい方のウイルスは、結局いまだに得されていないのに、勝手に「変異株」といいだした。
あきらかに、コロナウイルスでの被害よりも「ワクチン」と呼んだ毒薬による被害の方がおおい。
さらに、世界が意味なしと認定してやめた「PCR検査」を、わが国ではまだやっている。
まったくおなじパターンの「恐怖」で、家畜をコントロールすることを地震でやっているのである。
さてそれで、飼い主の民度が低い欧米では、すぐに裁判になる。
これが効いて、かの国々では裁判だらけになっている。
地震の危険性をいうだけで、もっとも稼ぎどきの海水浴禁止をしても、責任者が損害賠償請求されないことを見込んでやっているのである。
完璧な家畜化ができた証拠である。