バイデン政権期間にあった事件だが、バイデン司法省とその傘下のFBI(コミー長官時代)は、犯人不明と公式発表していた。
具体的には、
1、2021年1月6日、ワシントンD.C.でパイプ爆弾が仕掛けられた件2、2022年に、連邦最高裁判決が事前に漏洩した件
3、2023年にホワイトハウス内でコカインが発見された件
1については、そのまま「1月6日連邦議事堂襲撃事件」に直結する。
なぜなら、この爆弾の発見と、デモ隊への行動規制タイミングがリンクするのは警備上の当然として、実は国会議員やカマラ・ハリスへの避難誘導が不自然な余裕を持って行われていたのである。
あたかも避難訓練のごとく。
しかも、爆弾の発見前には警察犬を伴う警察官がなん度も現場周辺に現れながらも、とうとう発見できなかった不始末もあった。
けれども、もっと疑惑があるのは、この「爆弾」がFBI御用達の「訓練用」と極似しているのである。
犯人と思しき人物も監視カメラにある。
それでも、当時の当局は指名手配すらしていない。
この「1月6日事件」は、当時の民主党ペロシ下院議長が、調査委員会発足にあたっても議長権限で共和党委員のメンバー交代をさせて、反トランプ派を指名したし、議事堂内から避難するペロシの映像を娘が撮影してネットに公開する騒ぎにもなった。
まったく臨場感のない避難の映像だけでも異常だが、機密エリアのはずの内部映像を娘とはいえ、セキュリティー資格のない人物に歩かせただけでなく撮影させたことも犯罪行為である。
2年にわたる調査委員会報告書は、あまりの杜撰さでゴミ扱いされているが、小事件全体の仕掛け人がペロシ議長だという噂も絶えない。
FBI副長官のダン・ボンジーノ氏は、FBI内に秘密の部屋を発見し、そこに眠る膨大な機密ファイルの確認を急いでいると発表した。
2は、最高裁判決文に直接接触できる内部の犯行は明らかであるし、3に至っては、ホワイトハウスの威厳にも影響する。
しかしながら、こうした捜査をするかしないかを決めることができるのも、政権次第、ということになるのは、理不尽といえば理不尽なことである。
「法治」のゆらぎは、本来ならばあってはならないことに相違ないが、所詮は人間のやること、なのである。
悪意をもってやる結果悪と、善意をもってやる結果悪があるが、バイデン政権の悪意とトランプ政権の善意とを比べたら、いまや民主党員に「トランプ支持者」が増加する現象が起きている。
新生FBIの活動に期待するのは、どこかでわが国とも繋がりがあるだろうと予想するからである。