石破政権に「好意的」であった隣国が、高市首相の発言に過剰反応を示すようになっている。
だから、国民を誤誘導したいマスコミは、発言の問題にこだわった質問を繰り返しているし、国会でも、「立憲(共産党)」の岡田克也衆議院議員の予算委員会質問が、「スパイの疑い」とまでネット民に揶揄されるごとくの内容になったのではないか?と話題なのである。
なにせ、この御仁は、あの「岡田屋、現イオン・グループ」の総帥、岡田元也会長の実弟だし、末弟の高田昌也氏は、なにかと話題の東京新聞本社編集委員なのである。
ついでに、義弟にこないだまで総務相だった、村上誠一郎衆議院議員がいる、華麗なる一族なのである。
政権党になった、民主党時代、岡田氏は幹事長、代表を歴任し、外務大臣でもあった人物である。
けれども、ここにはたして隣国の過剰反応の真意があるのか?と疑うのは、わが国の最新兵器技術の連続的画期が、この秋頃からネットで話題になっているからである。
むろん、こうしたネットの情報が「真実であれば」のはなしである。
ではそれはなにか?
・5000℃のプラズマ防壁
・レールガン(超電磁砲)の洋上試射実験の成功
・長距離新型巡航ミサイル(陸・潜水艦発射型)
・マイクロ波砲(射程35㎞で電子機器を無力化)の実験成功
・超詳細解像の新人工衛星 などである。
ちなみに、レールガンとマイクロ波砲については、アメリカの開発実態がなっちゃいない。
レールガンは開発自体を断念したし、マイクロ波砲は実用レベルに遠い状態なのである。
これが、トランプが危機感をむき出しにしているアメリカ製造業衰退の実態だ。
しかし、よくみると、こうした新兵器の特徴に、大電力を要する、がある。
これを支えるのが、トレーラーに積載できる三菱電機が開発に成功した超小型原発の存在である。
つまり、これらの情報には、絵空事とは断じられないリアルさがある。
通常、この手の情報源は怪しいのだが、一部に自衛隊OBの見解もあり、それなりの信用度になっているものの、重要な軍事技術なのでどこまでを公表し、どこまでを秘匿するかの線引きはあるのだろう。
なんにせよ、この手の情報が一般情報としてネットに上がることで、仮想敵国なりの反応を探るのは重要な情報戦の一つでもある。
これに、近隣の国々が反応しているなかでの、ひとつの過剰反応があった、とかんがえると、なかなかに興味深いのである。
また、韓国がアメリカからの原潜導入か?というニュースがあるなか、わが国は、海上・水中兵力として「哨戒専門艦艇の大量配置」と、「大型かつ超静音の新型電池搭載潜水艦」の投入に力点をおいているし、要員不足を女性自衛官で埋めるための居住区の工夫も一般化されている。
なんと、上の哨戒専門艦艇は、30mm機関砲一門だけの武装で、30人ユニットの複数運用で、常時哨戒可能とし、危険が増したときには退避することを前提としている。
これは、戦闘を想定せずに、領海防衛の威嚇までとし、それ以上のエスカレートには関与しない戦略のようである。
つまり、海上保安庁の業務に被っている。
最大の戦力にして抑止力たる潜水艦については、わが国のハイブリッドEV自動車技術が応用され、これまでにない原潜並み長期潜水日数での作戦行動を可能とするから、運転音がうるさい原潜を上回る性能に仕上がる可能性に世界が注目しているというし、艦体を取り巻くステルス資材で、音波だけでなく電磁波探査も既存艦より一層困難にするらしい。
むろん、戦術を一新させた、ウクライナの例からの水中ドローン開発も念頭にある。
それもこれもかくなる情報が浮上したのは、トランプ政権2.0による自主防衛の要請に、やっとのこと応えるタイミングとしての「たまたま」であろうけれど、政権が高市氏になったということでの過剰反応ならば、それはこの政権の本質をしらないのではなく、日本世論を利用した、やっぱり情報戦なのだろうとおもわれる。
この意味をおそらく理解できないグローバリストたる高市氏がおかれた立場には、一種の同情を禁じ得ないが、こんなポンコツを「首相」として戴かざるを得ないことが現代日本人の悲劇なのである。
なお、短命記録の英国リズ・トラス元首相が「鉄の女」だとして、高市氏を絶賛応援していることも、なんだかなぁ、の悲惨がある。
加えて80年代、レーガン大統領と中曽根康弘首相の時代、「シーレーン防衛」が議論になって、戦争世代はすぐさま理解したけれど、1970年のヒット曲「戦争を知らない子供たち」でいう子供が後期高齢者になってきたわが国では、いまだにピンとこないひとが多数いる。
こうしたひとたちが、広く情報戦に利用されているのである。

