飛行機で被ばくする?太陽活動

11年周期だという「太陽活動」は、2009年が極小期だといわれていた。

当時は、黒点が消えて1個も観測されない(約400年ぶり?)ことが話題になっていて、あたかも「氷河の拡大(寒冷化)」を心配する向きがあったのである。

ここでちゃんと、「地球史」でいう、「氷河期」とはなにか?を確認すると、地表上のどこかに少しでも氷河があれば「氷河期」ということになっていることに注意がいる。
46億年の全地球史からいう珍しい区分の「氷河期」とは、いまもその珍しさの真っ只中にあるのだ。

南極大陸にも、ヨーロッパ・アルプスにも、「氷河」があって、ヨーロッパなら観光資源になっていることからすれば、上の定義にてらすとだれにだっていまが氷河期だとわかることなのである。

だから、地球温暖化が心配で、数百兆円を投じて「人為的に脱炭素」しないといけない、というのは、完全にエセ科学で、本気で信じているらしいひとたちの頭脳の壊れ方が気の毒にもなるのだけれども、困ったことに、それらのひとたちが、大富豪だったり政治家だったり、あるいは、カネもうけの手段を見込んでの行動だったりするから、悲惨な世の中になっている。

さて、ニュースでは、「GPS]が機能しなくなるとか、「携帯がマヒする」とかという被害が心配されている程度で、愛知県やらでオーロラを見ることができて「キレイだわ!」という別の脳天気なニュースにもなっている。

これが、ウクライナやらの戦闘にどう影響するのか?はだれもいわない。

中学生のほぼ全員が高校生になる時代でこうしたことになったのは、「高等学校」だったはずの「高等教育」が、初等・中等教育の後期延長にすぎない、という位置付けになったからで、いまや「旧制」時代の学校制度における本気の「高等」を体験した国民が絶えて、基礎的な理系の科目すら、「必修」からはずし、それで進級しやすくすることが「優しさ」ということになったのである。

それでも、「不登校」と「中途退学」がふえたのは、ぜんぜん優しくない学校当局の「お役所仕事」のお陰なので、もう、卒業式に『仰げば尊し』を唄って「恩師」に一生の感謝を捧げる子供も親も絶滅したのであるし、教師側も恥ずかしくてこの歌を聴くに堪えなくなったのは、まだ尾てい骨のような良心があるからか?

それゆえに、「卒業名簿」はあっても、住所や電話番号がないのは、「個人情報保護」というウソをもって、卒業生たちの集団がいつまでも続くのをやめさせる分断(アトム)化の、共産主義政策なのである。

卒業名簿にある住所や電話番号を、学年集団維持の目的以外に使ってはいけない(業者に売るな)、というずっと前からの常識をまもればなんら問題はないけれど、過剰反応する者がひとりでもいたら「面倒くさい」ので、お役所仕事の学校は卒業名簿から住所や電話番号を掲載しない理由に、お門違いの「個人情報保護」をいって、あたかも常識を装って責任逃れをしているだけなのである。

これを、教育委員会という役人だけの集団が現場監督者の校長に強制しているのである。
なお、共産化した共産党以外の与野党の「教育政策案」をチェックするには、『共産党宣言』を読んでおくとリトマス紙になると前に書いた。

とくに「教育無償化」は、マルクス=エンゲルスの理想なのである。
そうやって、国家が教育(内容:カリキュラムや人事)を支配して、共産主義の子供を育成すれば、数世代も待たずに共産化社会が実現するからである。

さてそれで、このブログでは、悪の巣窟として表現している、「世界経済フォーラム(ダボス会議)」に、どういう風の吹き回しかしらないが、いまや共和党トランプ派のためのシンクタンクといっていい、「ヘリテイジ財団」の代表者がここに今年の総会(新年)に招待されている。

勇気あるこのひとは、グローバリスト参加者の目の前で、「打倒!ダボス会議のアジェンダ!」を宣言したのである。

似たようなことは、ロシアのプーチン氏も過去にやっているし、今年はもうひとり、アルゼンチンの新大統領ミレイ氏も、この会議でかましてくれた。

地球が温暖化しているのか?寒冷化しているのか?については、とうとう結論がでない科学者たちの議論になっているけれど、とにかく「環境利権」というカネのなる木を手放したくないひとたちは、なにがなんでも国家予算という「国富」を投じさせて、自分の懐に収めたいから、とうとう労組まで誘って「分断」を図るようになっている。

わが国では、経営者の「電気事業連合会」と、「電力総連」が、同じ穴のムジナになって、穴の中でなにかと企んでいるのである。
そのキーワードは、「原発再稼働」であるが、経産省様の文系官僚が「原発の安全性は確認された」と断言しても、ぜんぜん再稼働しないのである。

これには、あの大権威雑誌の『ネイチャー』や『サイエンス』が掲載したように、「地震予知の不可能=エセ科学」がベースになっていて、国家予算をつぎ込んで発表されている「地震発生予測率」とぜんぜん一致しない場所で大震災級の大地震が起きていることでもわかるのである。

元旦の能登半島沖地震も、おおハズレの場所で発生した。

2009年には、イタリアで発生した地震を予知できなかった学者や役人たちが、公判に付されているが、地震被害の原因は、「建築法の不備(あまさ)」だとしているのは、日本でも耳が痛い。

なお、最大予算を得ている東大地震研究所は、「不可能」を認めようとしないばかりか、もっとおくれよと、予算の増額をいうほどの体たらくなのである。
国民は、「損切り」させないといけないのではないか?

原発の問題は、なんといっても「放射能漏れ」で、福島第一原発で起きたメルトダウンは、人類史上最大級の大事故・大被害のはずなのに、いまではなにもなかったかのような平穏さに包まれている。

その被害の実態は、政府が認めないことの共通はあるけれど、コロナワクチンよりも実態(たとえば癌発症の実際とか)の情報が隠蔽されたままとなっているのである。

しかして、太陽系第三惑星の地球は、太陽の影響を強く受けている当然があって、雨が降って水があるのも、生命が誕生したのも、太陽(エネルギー)のお陰様なのである。

また一方で、地球側には、「バンアレン帯」とか、「オゾン層」とかがあるから、太陽風なる強力なエネルギーの放射線が直接地表に到達しないようにできている。
有人宇宙ステーションだって、バンアレン帯の下の軌道でないと、人間の生命が危険にさらされるので、「アポロ計画」がいまだに疑われる最大の理由となっている。

宇宙開発でリードしたソ連が、「ライカ」という名の犬を宇宙に出して、バンアレン帯を越えたら即死したと当時の関係者が発表していて、当局の発表が「毒入りのエサ」だったことと真っ向対立している。

けれども太陽からのすさまじい放射線量は、人間も即死状態にするのである。

そんなわけで、世界から2000機のプライベートジェットが集まる「ダボス会議」の参加者たちは、地上では高級乗用車のエンジンをアイドリングしたままで待機させて、徹底的に温室化ガスを放出しても気にしないのだけど、太陽フレアからの放射線を飛行中に浴びることまでかんがえていないらしい。

もちろん、小型のプライベートジェットは、速度も大型旅客機の「亜音速」よりずっと遅いから、飛行時間も長くなるし、機体の構造も、大型機ほど放射線対策は行われていない。

これが、「お天道様がみている」ことの諺通りとなって、一般人よりも大量の被ばくをする「道理」となっているのである。

かれらは決して「お注射」はしていないだろうけど、もしも、死因が癌ならば、高高度の飛行で温暖化ガスをまき散らしたことの因果応報なのである。

カネに目がくらんだおバカたちの末路としては、当然ではある。

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