FBIが元FBI長官を捜査する

やらかしてしまったのは、元FBI長官の、ジェームズ・コミー氏だった。

彼は、自身のSNSに、砂浜の貝殻でつくった「86 47」という数字だけの画像を挙げて、大炎上した。
そして、とうとう「謝罪」までしたのだが、トランプ政権2.0は、「大統領暗殺指令」だとして、とうとうトゥルシー・ギャバード国家情報長官までもが「収監されるべき」と発言した。

15日、クリスティ・ノーム国家安全保障省長官は、傘下のシークレットサービス長官に「捜査」を指示したと報道されている。

この数字の意味は、「47」が、第47代合衆国大統領=トランプ大統領のことで、「86」とは、元はサービス業で使われた「符牒=隠語」で、「排除」を意味し、その後マフィア界隈で「消去=暗殺」に変化したことはアメリカ人なら子供でもしっているという。

日本だと、たとえば居酒屋でいう「品切れ」を、「やま」というのとおなじだ。
「山梨県」の略で、「やま+なし」➡︎「なし」という意味となる。

投稿しておいてこれらの数字の意味を「しらなかった」とうそぶきながらも、謝罪したことで、日本人なら許すのが、逆に欧米人ならではの「炎上にガソリンを足した」ようなものとなり、上の政府高官による対応になったのである。

それにつけても、FBI長官だった人物として、まったくあり得ない素人的な対応に、素人でも驚く。

トランプ氏もとうとう、「彼は悪い警察官でした」と、トランプ政権1.0で解任したことを改めて強調したのである。
もちろん、解任されてもコミー氏の「反トランプ」は、とまらなかった。

新FBI長官のカシュ・パテル氏も、上司のパム・ボンディ司法長官と、部下のダン・ボンジーノ副長官とともに、あらゆる証拠集めをして堂々と逮捕・有罪に持ち込もうと努力していることだろう。

つまり、元FBI長官がFBIによって逮捕されるタネを、自分からまいてしまったのである。

これをふつう、「愚か者」という。

けれども、トランプ政権2.0の結束したチーム行動は、民主党を直撃していて、「穏健派」はかなり戦闘力を失っている。
「常識革命」の「常識」に、ようやく気づいてきたのは、おそらく「選挙区」における地殻変動が激しく、有権者の「常識」が圧力をかけているとおもわれる。

なにせ、とっくに「中間選挙」を目指したスケジュール管理がされているからである。

来年の11月までに、どのような「成果」を、どんな「タイミング」で出すのか?は、トランプ政権の浮沈どころか、民主党にとっては次の大統領選挙で政権交代の可能性としての勢力を維持できるかどうかがかかっている背水の陣なのである。

その「焦り」が、こうした軽率さを呼ぶのであろう。

とにかく、民主党には「闇」が深すぎて、なかなか本丸たる、オバマやクリントン夫妻の悪行に到達しない。
それは、裁判官たちの裏切りもふくめて、「一発必勝」をきすための準備に時間がかかっているからだろう。

その意味で、「好餌」としての戦略なのか?それともただの「好餌」になっただけなのか?ということまで一般人に疑わさせるのは、まさに混沌とした世の中になっているからでもある。

悪い警察官は、どの国にもいそうだから、あんがいと他人事でないと震えている人物もいるかもしれない。

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