生きにくい世の中のひとつの大元に、「国際法」とか「国際社会」なるものがある。
はっきりさせないといけないのは、「世界はアナーキー」だということである。
それだから、力による均衡=パワーポリティクスで、現代世界の均衡=平和、が維持されているのである。
これを「お花畑」思考なのか?それとも現状秩序の破戒を目論んでいるのか?しらないが、「悪いこと」として骨髄反応するひとたちがいる。
しかし、そうした反応からの活動も、「言論の自由」ですきにしていいのだから、秩序によって守られていることに気づかないのは近視眼過ぎてどうかしているのである。
自由のない国、たとえばいまのイランやらで、デモ隊鎮圧に武力がつかわれ、犠牲者がでていても、おいそれと外国が助けにはきてくれないのも、パワーポリティクスによるバランスが壊れると戦争になるからである。
それだから、他国や国境線を武力で書き換えてはならない、という「国際法」があるから戦争にならないのではなくて、国際法があってもなくても、戦争をしたくないかんがえが強い=責める側にリスクがある、としたら、戦争は起きないのである。
ウクライナでもこれは適用できて、ロシア系ウクライナ人(ロシア語が母語)を、ウクライナ人(ウクライナ語が母語)たちが、自国内で暴力的な弾圧をしていることに、隣国といえどもロシア共和国として看過できない限界を突破したゆえに、国際法を無視してでも「特別軍事作戦」を実行することにしたのである。
しかも、アメリカ民主党バイデン政権とEU=NATOが、積極的にナチスの正統な後継であるゼレンスキー政権をたきつけて、ウクライナとロシアの資源を盗もうと画策したのである。
それで、武力ではどうにもならなくなって、EUは凍結したロシアの金融資産横領を公然といいだしたのだった。
けれども、この企みが「常識」によって頓挫して、とうとうドイツ、フランス、英国の狂人たちが、ウクライナ派兵をいいだしたから、「第三次世界大戦」になりかけている。
NATOの取り決め(加盟国には「国際法」)で、集団的安全保障体制の悪用となるために、アメリカのNATO脱退も近いだろう。
その布石として、トランプ政権2.0は、7日、国連系66もの機関からの脱退を決めてしまった。
これで、次、がNATOになったのである。
しかも、政権発足と同時にできた「DOGE」からはじまる、徹底した「政府の無駄遣い削減」のなかでも、アンタッチャブルだった「国際社会」とのおつき合いのための拠出領域を、「ムダ」だと決めつけたのである。
まことに、歴史的快挙にほかならない。
むろん、ここに欧米では常識の「パーキンソンの法則」が、トランプ政権2.0の面々には共通して認識されていることも基本的な認識だからなのだろう。
各国政府もしかり、だが、国際機関という虚栄にみちた組織は、より野放図で無責任が通る「国際公務員」なる人種によって、とにかく肥大化する運動法則に支配されている。
政治的なムダをまずは切ったのがトランプ政権2.0ではあるが、選挙期間中にも繰り返した、国際金融支配の構造にも手をつけるにちがいない。
そのはじまりはFRBであるし、SWIFTであって、さらに世界銀行&IMF、そしてこれら入れ子人形の頂点に君臨するBISにちがいない。
ちなみに、プーチン氏はウクライナへの特別軍事作戦実施前に、西側からの経済制裁にSWIFTからの締め出しがあると予測して、ロシア国内銀行に準備を命じていたために、西側が決め手としたこの策をみごとにすり抜けてしまった。
つまるところ、「経済制裁」も、ひとつの「国際法的措置」なのである。
そんなわけで、世界は国際法によって国家を超えて支配力が発揮される、という発想自体が噴飯物だと証明されて、多国間の「国際機関」の無力さもおなじく、トランプ政権2.0がいう「二国間の取り決め」だけが有効であるとしれた。
けれども、戦後のアメリカ民主党=GHQによって、国際法と国際社会&国際機関の絶対を信じ込まされた日本の官僚機構(日本国憲法前文に書いてある)は、こうした動きに精神的にもついて行けない状態にあるはずなので、おそらくはパニック状態にあるために、完全無視を決め込んで精神安定をはかる、「ダチョウ」のようになっているだろう。
自国のことは自国で決める。
こんな常識が通じない、他人依存に国家がらみでなったがゆえに、80年経ってみて社会の閉塞感が強まるばかりなのである。
しかして、政権与党が必ず負けるアメリカ中間選挙の歴史をくつがえすべく、今年11月の中間選挙圧勝に向けて、トランプ政権2.0の爆走はとまらないけれど、自民党+維新政権では政治家のみならず官僚機構が対応できないために、にっちもさっちもいかないことになるのは、もはや力学の予測するところなのである。
なにせ、選挙不正の権化だったベネズエラ・マドゥーロ夫婦を暗殺の魔手から救出・保護したことで、投票機「ドミニオン」の不正が完全に暴かれれば、不正しか手段がないアメリカ民主党の選挙敗北は決定的となるからである。
そうやって、世論調査なるデマゴーグを信じて選挙をしない自民党が、選挙を先送りして政権を永遠に失うなら、日本人一般には朗報なのである。

