いったい司法省とFBIはなにをやっているのだ?
噂が噂をよんで、FBI長官が解任された(いまでもあやしい)とか、司法長官は裏切ったのか?とかいわれてきたけど、「なるほど」の説明がでてきた。
それは、容疑者本人のバイデン氏次男が、バイデン陣営のHPにだした「声明」で、自分は調査されていると明らかにしたことでみえてきた。
司法省が、選挙への影響をおそれて、全50州の選挙承認をもって、その活動を明らかにしたということだ。
さしもの大手マスコミも、この「大ニュース」を無視できず、こんどはこぞって報じている。
日本でも、今日10日のお昼のニュースか夕刊に載るのだろうか?
残念ながら、お昼のニュースでは、本人の「自信がある」だけを強調していたのだった。
それに、テキサス州の提訴も、賛同州には一切触れず、あたかも単独で、これにトランプ陣営が乗っかろうとしている、と。
こんなことをしていて、日本のマスコミは大丈夫なのだろうか?
いざとなれば、報道局長のクビをすげ替えれば事が済むと思っているのか?
ついでにいえば、どうして父親の選挙陣営のHPに出したのか?
PCを自分で修理に出して、そのまま忘れたのは、くすりでラリっていたからという話があるけど、今回もかな?と疑問が湧く。
このスキャンダルの核心は、息子の海外事業には一切関与していない、といいきった大統領候補である父の「潔白」が証明されることにある。
もし、関与がみつかれば、即時「候補者失格」となるからである。
すなわち、ゲームオーバーなのだ。
だから、息子だって、父の政治活動に関与していない方が理屈に合う。
やっぱり、くすりで脳がいかれているのだろうか?
10月22日の、2度目の候補者討論会前、記者会見を開いて自らが「証人」として名乗り出たのは、ボブリンスキー氏という。
このひとは、息子とビジネス・パートナーだったのだ。
その場で明確に、父も「関与している」とカメラの前で発言し、その「証拠」として、自分の携帯端末を複数台当局に引き渡したのだ。
このうち2台が、あの「ブラックベリー」だった。
いまはもうない、かつて世界の覇者として君臨した会社だった。
独自の強力なセキュリティ網を構築していたので、オバマ氏が大統領に就任したとき、国家安全保障担当者が「使用制限」を申し出た。
他の端末とちがって、国家の情報のプロ集団をして、ブラックベリーのセキュリティに侵入できないため、たとえ大統領といえども国家機密がこの端末から漏洩するのをおそれたのである。
それほどの強力さだが、オバマ氏はこれを使いつづけた。
なので、確か、現職大統領なのに、「誓約書」にサインさせられたと記憶している。
いまからすれば、このことも、かなり「あやしい」のである。
公務における国家指定の端末を、あくまで拒否したそこまでの理由は?
それから、国務長官だったヒラリー氏のメール問題が発覚したので、いまさらに、このひとたちはあやしいとおもう。
今回の、「沼の水抜き掃除」で、きれいになりそうだ。
とはいえ、なぜか現職のFBI長官が出てこない。
どこかにいったのか?
それとも、引きこもりか?
名誉毀損事件の大御所でもある、リン・ウッド弁護士は、12月3日のジョージア州での集会で、FBIとCIAの長官は解雇されたと叫んだ。
たしかにこのふたりは、ともに出てこない。
トランプ氏は、このふたりの消息になにもいわないのだ。
そんなわけで、この「息子ルート」の解明は、刑事事件として大注目なのである。