「とにかく(TONIKAKU)」と名乗って、世界標準になったタレント・オーディション番組(Britain’s Got Talent)で、英国人を爆笑の渦に巻きこんだのは、「トニー」こと安村氏の、度胸だけで構成された瞬間芸だった。
「とにかく」、なにがなんでもトランプ氏を排除しなければならない。
これが、まさかのヒラリー・クリントンを破った、泡沫候補のはずのトランプ氏への、DS:ディープステート:闇の政府からのミッションだった。
何度も書くが、超高級官僚群のSESに指示を出しているのは、政治家ではなく、軍産複合体(さいきんでは、「ビッグファーマ」も)の企業オーナーたる、大富豪の金融資本家たちだ。
それが、「ビルダーバーグ倶楽部」で、配下のフロント団体が、世界経済フォーラムである。
しかも、このひとたちは、家系における世代を超えて、自分たちが実質支配する「世界」を構築するために、思想的には完全に、「共産主義・グローバル全体主義」に染まっている。
わかりやすいから、いつも例にでてくるのが、ジョージ・ソロスで、彼の「財団」が、「オープンソサイエティー」を名乗っている。
要は、「解放財団」ということで、ついに「引退」を表明しても、とっくに息子へ運営の実権は相続されているのだ。
ソロスの祖国、ハンガリーでは、「反ソロス法」ができて、彼は、国民の敵=犯罪者としての位置付けにある。
アメリカでこんな法律ができないし、逮捕もされないのは、政府を挙げて「親ソロス」だからである。
これに真っ向対抗しているのが、共和党トランプ派だ。
しかし、同盟国の筆頭、日本では、カウンターパートたる政党は、親ソロスがほぼ全部の与野党であって、親トランプ派(反グローバリズム全体主義)はわずか参議院議員1名の参政党しかないという実態になっている。
9日、アメリカ司法省は、連邦レベルで大統領経験者を起訴するという、建国史上初をやった。
その罪状は、37件もある、と報道しているけれど、まともな「法律知識」とまでいわずとも、なんかへん、という感覚にならないとおかしいのではないか?
なぜなら、トランプ氏の罪状が、そのまま、クリントン大統領、クリントン国務長官、ブッシュ(息子)大統領、オバマ大統領、バイデン副大統領といったひとたちも、まったくおなじかそれ以上の「罪」があるのに、一切お構いなしになっていて、これらのひとたちは、当然ながら本件には沈黙を貫いている。
なぜなら、マスコミやらの記者が、彼らに質問をしないからだ。
ではなぜいま?なのか。
これはかんたんで、バイデン大統領一家の犯罪証拠が連邦下院司法委員で暴かれて、どうにもならない事態になっているからである。
つまり、左翼がお家芸とする、「論点ずらし」をやっているのである。
これは、トランプ氏を歴史的に2度も弾劾した、当時の民主党が支配した連邦下院の行動もおなじだった。
オバマ政権下のバイデン副大統領がやった、ウクライナ汚職を隠蔽するために、なんと主語をバイデンからトランプに置換したのが、1回目の弾劾起訴だった。
2回目は、1月6日の議事堂襲撃事件の首謀者としての弾劾起訴だったけど、こちらも、民主党ペロシ下院議長が仕組んだ騒乱だったことが議事堂内監視カメラ映像の公開で判明してしまったし、ずっと大騒ぎをしていた、「ロシア疑惑」も、民主党全国委員会とヒラリー・クリントンがでっち上げた選挙妨害であったことが、公式に認定され、この両者は罰金刑を受けている。
疑惑のなかのひとり、バイデン大統領の次男(長男は他界)、ハンター氏は、薬物中毒だからかなんだか、自身が弁護士のくせして墓穴を掘ることをやっている。
そのひとつが、「地獄のパソコン」と呼ばれる、修理に出したが受け取りにいかなかったPCにあった怪しいデータの数々で、FBIが正式調査をしても意図的に捜査を放置したことも判明した。
今般、彼がいったん認知した子供の養育費の支払い拒否したことから、母親が訴えて、とうとう裁判所から「所得の全面開示」を命令された。
これがまた、外国からの汚職の送金を明かす意味となって、ハンター氏ばかりか大統領自身がした汚職の致命的証拠になりかねない事態になったのである。
あくまでも大統領を守る、という意味で頑張っているから、立派なのは司法省とその長官だが、すでに副大統領時代のウクライナ汚職は、上記の下院司法委員の捜査でほぼ解明されてきている。
それでもって、とうとう、疑惑の目が、「本命」のオバマ氏にも向き始めた矢先の「トランプ起訴」なのである。
これを日本に帰化した、張陽氏は、みごとな東洋哲学をもって解説している。
バイデン氏が上院議員のまま政界を引退していたら、数々の汚職はだれも関心をもたずに闇の中であったものを、大統領職を求めたゆえに、その隠蔽工作が必要となって、それがシッポを晒す原因になった、と。
なんだか、『平家物語』のような展開になっている。
栄枯盛衰とは、古今東西の理(ことわり)で、まさに「驕れるものは久しからず」なのである。
そんななかで、FOXニュースを解雇された、タッカー・カールソン氏が、Twitterに登場した。
再生回数は、数日をまたずに、1億回を突破した。
来月には、トランプ氏とコラボするとも発表している。
日本国内の平穏をよそに、アメリカでの激しい攻防戦は、どんどん加熱しているのである。
しかして、事実が暴かれて、虚偽が窮地にたたされる当然ともなっている。
焦った、世界経済フォーラムやらの勢力が、アメリカを棄てて、日本で強行採決している姿だけが目立つようになってきた。