図書館で過ごすのは文化的だけど

昨年から、図書館に通うために電車の定期券を買っている。

閲覧していると、驚くほどの書き込みが目立つ本がある。
おそらく、ひとりが「掟破り」をすると、次から次へとモラル・ハザードが発生するのではないか?

ペンやマーカーは論外だけど、鉛筆での書き込みを消しゴムで消す作業に没頭するはめにあうことがある。

すると、複数人の特徴が見えてくるのである。

どうして図書館の本に書き込みをするのか?については、ずいぶん前に書いた
所有と占有の区別がつかない、という、現代社会ではかなり重症な病理があるのだ。

なので、このような行為をするひとを、わたしは「土人」と呼ぶ。

返却の時に、「書き込みがあります」と申告したら、前のひとに疑いの目はいっても、犯人探しもなにもしない、のが図書館側の態度なので無駄だから、黙って返すことになる。

しかしながら、図書館内のトイレには、「カバーを外して持ち帰るひとを見かけたら職員や警備員まで」なんて張り紙があるので、とうとう「窃盗」にまで発展しているのだ。

むかしは館内でコピーをとるにも、窓口で申請して、職員が指定したページのコピーをとっていたが、いまでは「コピーセンター並」の台数があって、個々人が勝手にコピーできるようになっている。

ただし、このコピー機になぜか、「領収書」の発行機能がないのは、横浜市立図書館だけなのだろうか?

先日、見たい本がたまたま横浜市立図書館にも、近所の神奈川県立図書館にもないので、かっぱ橋道具街の先にある「台東区立中央図書館」にいってきた。

ここは、館内の図書だけをコピーする機械と、その他のコピーをする機械が別フロアーにある、という横浜人からしたら妙な面倒があることに気がついた。
そういえば、新宿区立中央図書館も、スマホなどでページの写真を撮影するなら、「申請署」を書いて提出しないといけないようになっている。

「著作権保護」という法執行にもとづく厳密なる行政が行われているのだ。

むかし、書類を写真に撮る、といったらなんだか「スパイ」のようだったのは、フィルムが貴重でとれる枚数も有限だったからである。
いまのスマホなどのメモリーなら、一冊ぜんぶを撮影しても屁でもないし、クラウドストレージにデータを送れば、端末容量を気にせずにほぼ無限大の撮影ができる。

国会図書館からして、古い資料のデジタル化による保存に一生懸命なのは、和紙ではない洋紙を用いた印刷物の、土台である「紙」の劣化で、ボロボロになってしまうから、という理由でのデジタル化なのである。

すると、こうした資料のみたいところをコピーするには、端末内の「スクリーン・ショット」機能を用いた写真撮影がもっとも簡単だが、そうはさせないで端末から図書館に特別接続された「コピー機」に送信してプリントアウトするしかないように設計されている。

つまるところ、アウトプットは、なんとしても「紙」なのだと発想しているのである。

そんなわけで、徹底的に自由主義者のハイエクが、特許や著作権の廃止を訴えたことは、なかなかに「今様」なのである。

この心は、「国家が文化を支配する」ことへの拒否感だった。

翻って、ウクライナ政府は、「徴兵年齢の引き下げ」と、国外にいる徴兵対象者への強制帰国及び拒否した場合の「領事館サービス」の停止を可能とし、さらに本人の銀行口座凍結もできるようにする法案を議会に提出した。

もしも通れば、外国に逃げたはずの当該ウクライナ人でも、難民になるか別の国の国籍を取得するしか、この法から逃れることができなくなるけど、国連が難民申請を受け付けるのか?ということにも発展するだろう。

たかが図書館のはなしからこの極端がつながっているとおもえないひとが、いまは多数いる。

しかしそうではなくて、よく想像力を働かせれば、あんがいと国家権力そのものの本質として国民は認識しないといけないのだ。

たとえば、神奈川県立図書館へ予約した図書の受け取りと返却ができる、横浜駅前の神奈川県行政サービスセンター入口ロビーには、「ウクライナ支援募金箱」が設置されていて、ウクライナ人だけをターゲットに「兵に行け」という意味の支援を県民に訴えてあたかも「よいこと」にさせているから、ちゃんとつながっているのだ。

本来ならば、戦争当事国を相手にするなら「両国」に対してとしないと、中立の立場とはならないから、わが国や神奈川県は、「中立」を放棄した。

むかしのちゃんとした日本人なら、「喧嘩両成敗」を主張したろうに。

国による特許保護も著作権保護も、よかれ、からあるものだろうけど、ウクライナ支援は、武器を売って儲けるためだけの、もう悪意を感じるまでになっている。

7日、その戦争屋を代表するバイデンのアメリカ議会における一般教書演説を、これまた戦争屋たちを支援するメディアになった、BBCが、みごとな「切り取り」で、あたかもバイデン支持が圧倒的な「ような」映像をつくって配信している。

よく観察すれば、「ウクライナ支援は武器を売って儲けるわが国の経済政策なのだ」と豪語したブリンケン氏も議場にいる不思議(彼は議員ではない)があるが、外国の戦争が大好きな民主党の腐った者たちだけが、熱狂しているのがわかるのである。

これらが、ハイエクにいわせれば「同根」なのだと、図書を読んでよくわかるのである。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください