「エビデンスはない」と迷言を明言

これはもう、「犯罪」ではないのか?

わが国は、「人治国家」を宣言したも同然で、耳にした国民は「唖然」をこえて「呆然」とするしかない。
にもかかわらず、「おとがめがない」のだから、より確信的で、政府を挙げて「法治」をやめた。

尾身茂氏が、公共放送の番組内で、政府のコロナ対策に「エビデンスはない」と言い切った。
隣席に、現職厚生労働大臣がいて、このひとはこれを「否定もしなかった」のだ。

まるで、外務大臣が「謝謝」といったかのごとく。
会見中に、わが国の領土について相手国外相が「自国の領土だ」という暴言を吐いたのに、咄嗟に横から否定しないばかりか、その会見のおしまいがこの「謝謝」だった。
まことに、学歴と政治家の資質は連動しないという典型だ。

このバカげたはなしに、厚生労働大臣もくわわったことになる。
ましてや、発言をしたのは、政府の要職にあるひとだ。

正式には、内閣の「新型インフルエンザ等対策閣僚会議」(閣僚)の下「新型インフルエンザ等対策有識者会議」(有識者)があって、さらに「基本的対処方針等諮問委員会」がある。
有識者会議の「会長」で、委員会の「委員長」も「兼務」しているのが、この「尾身」という人物だ。

上位組織をたどれば、「内閣」が最上位なのだから、内閣に責任がある。

経歴をみると、典型的「御用学者」だ。
その輝かしい「かにみえる」肩書きの数々は、ぜんぶ政府官僚が勝手に選ぶポストである。
つまり、いっとき本人も厚生官僚の経験があるから、役所の立場がわかる「事情通」としての「登用」だったにちがいないと推察する。

このひとの「ジャパニーズ貧相」はどこからやってくるのか?
「ひとの顔」は、そのひとの内面から涌き出るエネルギーが、皺をつくって、顔の「相」になるものだ。
だから、分不相応の身分を得て、自分ではどうしたらよいかが判断できず、事務官僚のいいなりになることの「不安の相」となったのではないか?

人相見の達人はどうみるのか?

それにしても、公共放送の番組内でのことだから、ネット動画に流れない。
この意味で、発言の再生ができないのだ。
わが国の公共放送は、受像機をもつすべての国民が受信料を払うことを前提としているから、ネットでの拡散を監視している。

ひろく国民に視聴されたいという原点に立ち戻れば、やっぱり「受信料制度」は、時代の要請に合致しないのである。
戦前からの「戦時体制」のひとつだ。
民放も、公共放送の番組内での不始末は、観ていなかったことにする。

「医師」として、あるいは、「感染症対策の専門家」としての立場で、役職に就任したけど、上述のように、その「専門知識」があってのことよりも、役人に忖度する態度を貫く人物という「実績」と「評価」から、その地位についているのだ、とすれば、このひとを責めても意味はない。

もちろん、最悪なのはわが国の役人(文系高級官僚)の、おそるべき「支配」の実態だけれども、とうとうだれも逆らうことができないことの実態がはっきりしたのだ。
「内閣総理大臣」すら、逆らうことはできない、と証明された。

この愚かな姿は、歴史において事例はないのか?
わたしには、「宦官政治」にみえる。

宮廷につかえる「宦官」は、国家は皇帝の所有物という概念があったので、後宮の女性たちも全員が皇帝の所有物だったから、男性をやめたひとがいないと庶務にこまるためにできた。
もちろん、後宮の女性が表の政治に触れるのは禁止されていた。

それで、男性をやめたひとが重宝されたのである。
しかし、男性を貫く武人からは卑下されたし、科挙にうかった高級官僚でも、不始末の裁定で男性をやめさせられる「刑」をうけた。
こうして、権力志向がむきだしの「集団」に「変異」すると、おそるべき厄災がやってくる。

陳舜臣『中国の歴史』は、中国人の日本小説作家が書いた大作だけれども、何度も繰り返す「おなじパターン」に、時代背景をおもわずわすれる「退屈さ」もある。
宦官によって滅んだ王朝は、後漢・唐・明と三度ある。

一回も「科挙」を採用しなかったわが国で、明治近代が「禁」を破った。
「武士」が現存した時代なら、「科挙の弊害」を避けられもしただろうけど、占領によってわが国高級官僚が男性をやめさせられた。

こうして、わが国は、後宮が存在しないのに「宦官政治」の国にさせられたのである。
そして、「中国の歴史」のように、「自浄」ができない状態に陥った。
これが、本家よりひどい「日本版DS(ディープステート)」なのである。

そんなわけで、「エビデンス」を無視した、「営業縮小命令」に逆らうものはわずかな状態になってしまったけれど、徐々に「反発」も吹き出してきたのは、幸いである。
この流れが、大河のようになって、日本政府が転覆されるかもしれない。

しかして、その転覆は、どんな方向のものなのか?

混乱に乗じることを得意とするひとたちも多数いる。

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