お花の栽培とアフガン

「英・米」の闇が深すぎる。
けれども、「まさか」でも、なんだか辻褄が合うので、書いておこうかと思う。

キーワードは「お花の栽培」なのだ。
もちろん、「大変価値があるお花」で、わが国ではこのお花を勝手に栽培することはできない。

これを、「原料」にできるものが、「麻酔薬」だけならばいいのだけれど、酒類提供禁止の今だから、「酔」の字を取ると、困った薬になる。
これを、当事者国家が管理するのは当然で、今般、この国を支配することになったひとたちは、20年前に「栽培禁止」のおふれを出した。

それで、「英・米」が、軍隊を派遣した、というのである。
きっかけは、あの「9.11」である。
首謀者としてあがったのが、サウジアラビア人の変わった名前のひとであった。

名前の中に「ビン」が入っている。
これは、アラビア語でいう「ビント(娘)」の略だ。
アラブ人によくある名前に、「アブド」を入れるのは、「息子」という意味で、男の子の名前に父の名を入れるのである。

例えば、「アブドゥッ・サラーム」といえば、「サラームの息子」という意味がそのまま名前になるのだ。
実は、アラブ人には苗字がないので、先祖の名前を三代つなげるのだ。
『聖書』「マタイによる福音書」にある、アブラハムの家系のように。

だから、「ムハンマド・ムハンマド・ムハンマド」という名前もあり得る。

サウジアラビアの一部の部族には、男の子に「~の娘」という名前をつける風習があるらしい。
もしや、幼児死亡率が高い時代に、「娘の名」をつけると魔除けになると考えたのかもしれない。

日本だと、殿様の嫡男をわざと「捨て子」にした風習があったのは、捨て子はたくましく育つといわれたからだった。
それで、「捨て丸」とかという幼名をつけたりもした。
わが家の親戚には、「捨男」という名のひとがいた。

それで、「ラディンの娘」という名前だから、当初は首謀者が女性だと考えられた。
まさか、ひげ面のひとだったとは。

そんなわけで、かくまったアフガニスタンのゲリラ組織をやっつけるためにはじまった、というのがアフガン戦争のはじまりである。
英国は、労働党のブレア内閣、アメリカはブッシュ・ジュニア大統領だ。
もちろん、ブッシュ家は、軍産複合体と結合していて、テキサスでの石油王になったことが重要なのである。

この軍産複合体と結合したひとたちを、「ネオコン」と呼んだ。
「新しいコンサバ(保守)」ということだけど、利権にまみれた金持ちたちのことであって、それが、「共和党・主流派」だったのである。
実態として、民主党と敵対している風情を作りながらも、似たもの同士だった。

一方、ブレア首相は、労働党党首なのに、バリバリの自由主義者だったサッチャー政権の基本政策を「引き継ぐ」と明言して、世界を驚かせた人物である。
ここに、英国は二大政党のようでありながら、「挙国一致体制」になったのだ。

そういえば、9.11だって「怪しい」のは、ビル構造計算の専門家が、飛行機の追突「だけ」で、あの構造物全体が崩壊するはずがない、と結論づけている。
爆破によるビル解体の技術が使われている、と。

さすれば、航空機の突入は、あらかじめ仕掛けていた爆破の「偽装」ということになる。
さらに、建物底部における「陥没」は、小型核爆発という説まであった。
こんなことを含めると、いまだに不可解な事件なのだ。

けれども、アフガニスタンで「お花の栽培」をしたかった、という「本音」が飛び出したら、壮大な「偽装」ではあるけれど、話はつながる。
米軍の退役アフガン兵が、「お花畑の保全」を命令されたと証言した。

加えて、アフガニスタンを横断する、石油パイプライン構想があったのを、現地の「テロ組織」が拒否したのであった。
この組織は、「リチウム電池」の原料資源を活用しての国づくりを模索していたという。

すると、共和党・主流派に党内で真っ向対立する、トランプ氏の存在は、徹底的に「排除」の対象となる。
敬虔なクリスチャンであるトランプ氏は、反麻薬の旗手であって、利権からの収益に興味がない、特異な金持ちなのだった。

ならば、これはどういうことかを簡略化していえば、「現代の阿片戦争」なのである。
そして、アヘンを焼却処分した林則徐が、現代のトランプなのだ。

なるほど、それで、全土を掌握した「テロ組織」が、(選挙不正でなった)バイデン政権ではなくて、トランプ氏と交渉したいといったのか?
自由と伝統主義で共和党の強力な相棒のはずの、ボリス・ジョンソン英国保守党が、トランプ氏とソリが合わなかったのも、阿片戦争の推進派だからである。

複雑な物語が、1本の線でつながる。

アフガニスタンからの撤退を言い出したトランプ政権の明確さ(当然にお花畑の火炎放射処分)が、あまりにも「正しい」ために、路線を変えられなかったけど、あえて撤退の混乱を作って、現地に駐留の理由としたいのがバイデン政権だ。

そのために、現地駐在アメリカ人の出国を優先させずに民間人を人質化させたという愚挙が、民主党支持者にも怒りを買っている。
不安定が利益を生む、軍産複合体の常套手段を平然とやっている。
そして、今後、「アフガン難民」という火種が世界を襲うことになる。

この受け入れ問題は、日本も例外ではない。

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