とにかく長生きしたい

漫然と生きていると、生きていること自体が目的になって、どんなふうに生きるのか?ということがないがしろになる。
それで、とにかく長生きしたい、ということになるから、けっきょくこれは、死への恐怖にほかならないので、既存宗教が無価値になったということでもある。

これまでの人生で、何回、臨終に立ち会ったか?といえば、祖母と父のときしかない。
急死した母の臨終には、出張中で立ち会えなかったし、枕元にいたはずの妹も、ちょっとはずした隙に逝ってしまったと泣いた。

そんなわけで、今年の春のお彼岸は、昨日の17日から、来週の23日までとなっている。
お彼岸前に桜が開花してしまったのは、はじめてかもしれない。
順番がちがうのは、いまどき人間活動のせいだということになりがちだけど、ほんとうのところはどうなのか?

専門家というひとたちが、かくも信用できない時代もない。

その「不安」が、世界的な「株安」になってあらわれている。
よくいえば、一般人の知識が専門家と大差ないということでもあるし、わるくいえば、専門家と称するひとの専門家にあるまじき発言の軽さが、一般人をして納得せしめることができない。

それが、判断の混乱をうんで、さらに別の専門家による情報過多が、とうとう「パニック状態」をつくってしまった。
もちろん、政府の発表も、いかにも「事務官」が書いた原稿を棒読みして、ぜんぜん説得力に欠けるから、トイレットペーパーがなくなるような不始末をおこすのである。

すなわち、テレビや新聞という既存メディアも、無価値になった。
正しさの基準を提供できないということは、購買価値がないと自主申告しているにひとしい。
紙がなくなるというデマを流したのは、ネット「だけ」ではなかった。

事後、このことを「放送倫理」として問題化することができるのか?

おそらく、「頬被り」をするのだろう。
いまの国内制度は、業界内部で議論する「内輪」のはなしになるからである。
すると、出てくるのは政府であって、もっとたちが悪いことになる。

「公正さ」とはなにか?
こうした議論から、国民も切り離されて、安逸な表層ばかりを追いかけることしかできない。
それが、今回、ブーメランとなって「パニック」をつくったのである。

おかげで、確定申告をゆっくりやることができる。
それに、ふだん予約がとれない宿も、かんたんに予約ができる。
移動は自家用車。
温泉にゆったり浸かれるのだ。

原油価格の急落で、ちょっとだけガソリン価格もゆるんできた。
いまどきは、公共交通機関の代表であるJRの電車賃が高いから、自動車移動の価値があるのだ。
どうしてこんなに高価なのか?

前にも書いたが、鉄道はエコじゃないからである。
線路の「保線」だけでも、たいへんな労力を要していることでわかるように、高速ではしる電車が安全に通れるようにつくるのも、おどろくほどのエネルギー・コストをつかっているのだ。

しかも、「安全」を「第一」とするので、各種緊急停止のためのシステムは、車両だけでなく線路にも配置されている。
これが、「お手軽」な利用ができる便利さと相反する設備投資である。

だから、車両あたりの利用密度を高めることが、維持するうえでも重要になる。
それで、人口がおおい都会は、どこの国でも鉄道がありがたがられるけれど、人口が散る地方での鉄道を維持することが困難になるのである。

わが国でも、地方にいけば、クルマがない生活はかんがえられない。
利用密度が得られない鉄道よりも、舗装するだけでよい道路の維持のほうが、エコだからである。
この「エコ」とは、エコノミーだけではなく、エコロジーでもあるのは、トータルでのエネルギー消費が鉄道よりもすくないからだ。

今回の「ウィルス禍」で、わが国の経済は急落しそうであるし、すでに急落している。
ファンダメンタルズでいえば、絶好調のはずのアメリカで株価が乱高下して、なんだかおかしいことになっている。

わが国は、消費増税後のファンダメンタルズは、最悪に近いし、まさかの「GDPが年率でマイナス二桁」になるやもしれないし、もうなっているかもしれない。

もはや日銀の手も尽きて、株を買うしかないという、内外の機関投資家たちの「餌食」になっている。
つまり、かれらはどんどん「空売り」して儲けるだろう。
こうしたひとたちを「ハゲタカ」というのである。

日本経済という「屍肉」をむさぼるのはいかがか?
けれども「スカベンジャー(清掃人)」でもある。
政府の経済政策が、あまりにも「カス」だから、これをむさぼって儲けることが、「カス」からの転換を促すからだ。

けれども、「とにかく長生きしたい」から、「カス」の政策をやりましたといって、みずから責任をとりたくないとかんがえる「カス」たちが支配している。

わたしたちは、これから酷い目にあうことが確定している。
それもこれも、こんなやつらにお任せしてしまった、じぶんたちのせいなのである。

合掌。

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