パソコン選びの沼

いまさらパソコンを買うという事態になったとき、はたして、「新品」か「中古」かという選択肢がふつうになってきた。
これに、「ウインドウズPC」か「Mac」か、あるいは「Linux」かという横糸がからむので、すぐさま複雑怪奇なことになる。

こないだ、「ウインドウズ」のマイクロソフトから、今年の秋に「ウインドウズ11」がリリースされると発表された。
あれれ?「ウインドウズ10」をだすときに、「最後のウインドウズ」といっていなかったか?

「ウインドウズ11」へのアップグレードには、現在のパソコンのスペック上でのクリア・ポイントがあって、あんがいと新品のパソコンでもこれを満たしていないとアップグレードはできないから、けっこうな数のパソコンが「淘汰」されることになると予想される。

でも、「ウインドウズ10」をそのまま使いつづける選択もあるから、例によって「商業主義」による「買い換えの煽り」が、はげしく生じるだろうとも予想される。

リモート・ワークの一般化という背景で、パソコンといっても家に設置するなら、同スペックで割高のノート・パソコンではなくて、デスク・トップ型に別売りモニターやカメラを接続するのも「あり」になった。
逆に、外出先での需要が減って、ノート・パソコンである必要がなくなったともいえる。

でも、家の中での移動とかもあるから、わたしの場合はノート・パソコンが検討の対象になる。
ただし、古いノート・パソコンにモニターを接続してデスク・トップのように使っているし、もう一台の新品も横に置いて、あたかも「2画面」のようにしている。

キーボードとマウスは、おなじ無線LANで接続されたウインドウズPCならば、マイクロソフトが無料提供している「Mouse without Borders」というソフトを使えば共通で使用できる。
それで、外出するときには、新しい方の端末だけを電源から切り離して持ち歩いている。

いろいろと検討して購入したはずでも、使ってみてからわかる「問題」があるものだ。

第一の問題は、モニターにある。
むかしのノート・パソコンは、縦横比が3:2だったけど、いつの間にか19:9が主流になって、最近19:10になってきた。
「ワイド」なのであるけれど、文章を作成するという点では、両横が空白になるムダがあるばかりか、スクロール頻度があがるのである。

第二の問題は、見た目ではなく、触らないとわからない「キーボード」の打鍵感である。
もっとも重要なポイントだけど、あまりにも打ちにくいのがふつうになったのでキーボードまで持ち歩くはめになる。

むかしなら、CPUの処理速度やら、メモリー容量やらが分かりやすい比較検討ポイントだったけど、いまは技術の進歩で、動画や画像処理をしないなら、ほとんど気にする必要がなくなった。
これが、「中古」でもじゅうぶんに選択肢になる理由だ。

さらに第三の問題をいえば、USB端子などの「拡張性」についての「拡張性のなさ」があげられる。
最新のものほど、「USB-C」しかないのだ。
これでは、困る。

ただし、USB-Cが「パワーデリバリー対応」であると、重くてかさばる「専用」電源アダプターではなくて、スマホなどと共用できる充電器がつかえるので、「そこそこの中古」が望ましい。

こうやって検討すると、帯に短し襷に長し状態の機種ばかりで、「これ!」というものがない。
「わざとか?」とメーカーを疑いたくなるのは、「完全」をつくってはいけない、という業界内の協定でもあるのか?ともおもえるからである。

デスク・トップ型ならば、「自作」という選択もあって、好きにパーツを選べるし、完成後の改造もできる。
狭いなかにパーツを埋め込む必要があるから、独自の設計になるノート・パソコンはそうはいかない。

最近、パナソニックが、ビジネス・ノート・パソコンの「最高峰」をうたう「レッツノート」シリーズに、新モデルを投入したと話題になった。
14インチのそれは、「これだ!」と思わせる「完成度」だとお見受けした。

レッツノートは、3台愛用した。
どれも満足度は高かったけど、価格も高い。
今度のモデルは、エントリーモデルで20万円の半ばからだ。
いまどきの「ふつう」なら、5万円で新品が手に入る。

「沼」の最後は、値段であった。
あぁ、悩ましい。

ということで、今使っているものをしばらく使うことにした。

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