モバイル電源確保の困難

「電源カフェ」というジャンルができたのはいいけれど、あんがいと情報が古かったりして、なかなか悩ましいのである。
大手チェーンのコーヒーショップやファストフード店であっても、こと「電源」となると、「統一サービス」になっていないことがある。

なので、コンセントの有無は、店選びで重要な要件だ。
電車移動ならこれだけでよいけど、車移動になると、駐車場の時間制限や有料・無料のちがいも、大きな要件に加わる。

当然だが、持ち歩くACアダプターの性能も、携帯しやすさ、という点で重要なのはいうまでもない。
出力とポート数、は言うに及ばず、ものによっては高出力だからといっても、低出力に適応しないタイプもある。

あんがいとこれは、「落とし穴」で、充電を要する無線イヤホンなどは、低出力の充電器でないと充電ができないようになっている。
また、ポートも、古くからあるUSBタイプAと、最近のUSBタイプCとがあって、どちらにも「規格」がある。

タイプCなら、「パワーデリバリー:PD)」に適応しているかどうか、タイプAなら、「クイックチャージ」に適応しているかどうかが、最初の確認事項になる。

最新のタイプCは、「PD]に加えて「PPS(Programmable Power Supply )」という規格も登場している。
これは、充電する端末の側に「自動で合わせて」くれる機能だ。
さらに、USB PD 3.0 の給電能力は最大100wだが、最新の3.1では最大240wという大出力に「進化」している。

以上のように、タイプCの「規格」は(データ転送速度やらでもっと)複雑なので、かんたんに「これ」とは決められないから、用途をよく考えてから選択をはじめるという、「絞り込み」をしないと余計な時間コストをかけて失敗する可能性がある。

それに、忘れがちなのが、「ケーブル」という選択肢まである。

USBタイプCのケーブルは、100均で購入できるものから数千円もするタイプまで様々だ。
「充電用」と一口にいっても、ケーブル自体に「何ワットまで」という限度がある。

だから、高出力な最新のACアダプターを購入しても、その高出力に対応していないケーブルを接続したら、ケーブルの最大までしか出力をえることができない。
「もっと速く充電できるはずなのに?」という場合は、まずケーブルを疑うとよい。

たいがいのACアダプターには、どうして?というほどに小さくて読みにくい印刷で出力表示されているので、パッケージを捨てる前に、タックシールに書いて貼っておくし、ケーブル側にも出力表示を書いてタッグを付けている。

とくにケーブルは、出力表示があるものが稀なので、わからなくなってしまうので注意がいる。
できれば、「ブランドもの」を購入するようにすれば、後からでも「確認」できるメリットがある。

最近では、「アンカー製」の、シリコンでよじれないケーブルを愛用している。
色の種類もあって、こちらは、100wまでの能力がある。

充電器のポート数、という選択肢では、多くて4ポートのものがあるけど、大きさと重さという問題が発生する。
「出張」という道具立てではなくて、普段づかいのモバイル、という視点なら、2ポートあれば十分だ。

それで、2ポートともタイプCなのか、1ポートはタイプAなのか?という選択肢がでてくる。
また、出力も、1ポートしか使わないときと2ポート同時に使うときとで、どうなるのか?というのは、遣い勝手に影響する。

従来は、ポートごとに「固定」されているものが主流だったが、すでに「変動」させるものもある。
この場合、「総出力」という「限度」が表示されているし、上述した「PPS」対応かどうかも確認するとよい。

ついでに書けば、出力表示を「w(ワット)」でしているものと、「v(電圧:ボルト)×A(電流:アンペア)」で表示しているものとがある。
理科で習ったように、「w=v×A」を思い出して、自分でワット数を計算する必要もある。

もちろん、充電対象の器機(スマホとか)の入力規格を確認する、ということは、充電器を選ぶ前にしないといけない。
画面の大型化とか、長時間利用のために、器機側の電池容量と「超高速充電」とかの利便性向上ために、高級機ほど「規格」が多様化しているのだ。

そんなわけで、「コンセント」のありかにこだわる必要がない「モバイル・バッテリー」を用いるなら、上記の「充電器」の応用としての選択に加えて、今度は、荷物の「重さ」に辟易することになる。

それゆえに、小さめのモバイル・バッテリーで済ますのが誰もが思うことではある。
とはいえ、「バッテリー」なので、「安全性」という重要な視点も出てくる。

カバンの中で、充電しながら移動しているときに、もしやの事故でも起きたら大変だ。

ちなみに、もはや「日本製」を探すのはほぼほぼ不可能になっている。
せめて、企画・設計が日本企業だということになったのである。
「画期」に挑戦するかのように、「充電器メーカー」を標榜しているベンチャー企業の「CIO」が大阪にある。

そうやって、さらにどれを選ぶべきかでまた悩まされるのである。

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