広報本部長は「閑職」か?

自民党総裁選挙に敗れた河野太郎氏が、新総裁から「拝命」したのが、「広報本部長」という役職である。
この職務が、「閑職」だとして喜々として解説する向きがあるけど、本当なのか?

歴代を調べると、
2010年:茂木敏充
2011年:甘利 明
2012年:小池百合子
2014年:馳 浩
2015年:木村太郎
2016年:平沢勝栄
2017年:平井卓也
2020年:丸川珠代
2021年:有村治子 などとなっている。

なお、2005年の世耕弘成本部長「代理」による、「B層の研究」が功を奏して、小泉純一郎内閣による「郵政選挙」で、地滑り的大勝利をもたらしたこともある。

「B層」とは、座標平面が直交座標軸によって分けられる四つの部分の一つ一つを、第一象限(右上)から反時計回りに第四象限(右下)としたときに、第一象限を「A層」として、直下の第四象限を「B層」と名づけたものだ。

この直交座標軸にあたる「X軸」は、右に「比較的マスコミ報道に影響されやすい」とし、「Y軸」は、上に「比較的知能が高い」としている。
つまり、「B層」とは、「比較的知能が低くて、マスコミ報道に影響されやすいひとたち」と定義される。

そして、この「分析」によれば、わが日本国民の8割以上が「B層」にあたる、として、そのボリューム最適な宣伝方法を、「短いフレーズの繰り返し」としたのだった。

これが、「小泉劇場」の、小泉純一郎首相が繰り返した、たとえば「自民党をぶっ壊す」とか、「守旧派」という白か黒か的な独特の語り口に応用された。
つまり、「知能の低い8割の人たち」に対する、目的合理的な「宣伝方法」が、総選挙での大勝利をもたらした、という「事例」となったのである。

それが、対抗する民主党にも応用されて、「政権選択」という二択のキャッチフレーズによって、本当に民主党政権が誕生してしまった。
以来、「B層」を狙った宣伝工作が、マスコミを中心に日常化して現在に至っている。

「コロナ禍」もこれに当たるのは言うまでもない。

感染症の「病原体」として、世界中の研究者がいまだに特定できないウイルスを、どうして「変異株」といえて、「ワクチン」が製造できるのか?
もちろん、たとえ病原体としてのウイルスが存在したとしても、不織布などのマスクでこれを「防御」することは到底できない。

マスクは昔から、咳やクシャミの「症状があるもの」が着用すべきもの、が正しいのである。
なお、呼吸が苦しくなる、というのは「酸欠」の症状であって、将来の認知症だけでなく、脳の成長期の子供への悪影響懸念は、小児科医会がとっくに警告している。

さて、いわゆる、「政党の広報」とは、「政治宣伝」のことだ。
つまりは、「プロパガンダ」を担当する。
過去最大の宣伝部長といえば、ナチスのヨーゼフ・ゲッペルスがいまだに伝説的第一人者とされる。

彼の「天才」は、その「あくどいやり方」と「苛酷な言論統制」に集約できる。
面の皮が厚く、腹黒いのだが、彼とその政策を批判することは一切容赦しない。
その「取締・逮捕システム」として、党としての「親衛隊」を国家機関の秘密警察の「上位」に置いたことが大きい。

わが国では、特別高等警察(特高)という、国家警察機関と軍の憲兵隊があったけど、政党政治が崩壊していたので、ナチス的「親衛隊」は存在せず、あったのは「勝手連」として各政党が組織した「テロ活動」であった。

それに、ドイツでは、青少年のための「ヒトラーユーゲント」まで組織して、将来の「幹部」をリクルートするために活用した。
わが国では、「フォルクスシューレ」を真似てそのまま訳した、「国民学校」を学校制度として創設するに留まっている。

ちなみに、「フィルクス」とは、「国民」のことで、「ワーゲン」とは、「自動車」をいう。
だから、「あの」自動車会社は日本語訳すれば「国民自動車」となる。

そんなわけで、自民党が政党としてどんな政治宣伝をするのか?についての責任ある重要な役職が、「広報本部長」職なのだ。

河野氏の単純にして一直線な性格からしたら、ナチス的な「宣伝」を行うことに躊躇するとは思えない。
それは、「ワクチン大臣」で実証済みだ。

効くか効かないかということではなく、健康被害がどうなるかも関係なくて、とにかく「接種率を上げること」しか興味がない人物なのだ。
この視野狭窄は、一種の「PSYCHO-PASS」でないとできない。
「結果責任」という概念を持っていないのは、東京都知事に通じる。

たまたま彼は神奈川県に選挙区があるけれど、ヒトラーユーゲントに似た少年組織は、滋賀県にあると前に書いた。
「環境」をもって、少年少女を組織して洗脳する。
これぞ、ゲッペルスが考案したものだ。

河野氏が「閑職」に追われた、というストーリーは、「保守系B層」にとっては心地よいものだけど、そんなに「甘い」ことはない。
むしろ、上記のように、かんがえ方によっては、非常に危険なのである。

「前任者」となった、有村治子参議院議員は、バリバリの「保守」を本分にしている人物だったけど、これを「左派」の代表格に交替した人事は、一体なにを意図しているのか?

優柔不断の岸田氏が目途とするところが、はっきりしない。
少なくとも、河野氏封じ込め、にはなっていないのだ。
むしろ、二度目の政調会長となった、「保守の星」の方を封じ込めた感がある。

「上司」にあたる、総務会長に、なんと若手の福田達夫氏が就任する。
こんな重職に、若い親中の三世議員が務まるのか?
強力な政調会長からのプレッシャーで、「福田潰し」を意図している可能性がある。

これは、「ほめ殺し」の手法だ。

とんだ狸親父が、岸田氏の本領なのかもしれない。

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