意外と「日本」が影響している

文化にはいろんなパターンのきっかけと、三つの発達がある。
・自国で独自に発展する。
・外国からの影響を受ける。
・自国から外国へ影響させている。

たまたまではなくて、確信的に「鎖国令」をだして島国のなかに閉じこもったのが、300年弱もあったから、自国で独自に発展するのは必然的でもあるし、意図的でもある。

もちろん、むかしの交通手段・技術をかんがえれば、「島国」とはそういうものだ。
だから、世界で大陸に近い島国は、かならず大陸側と仲が悪いことになっている。

イギリスとフランス、インドとスリランカ、台湾と大陸、日本と大陸といった具合である。
巨大な大陸に、文化的にも「呑み込まれる恐怖」は、かならず「拒絶」になるからである。

しかも、拒絶感が「防衛本能」を呼び起こして団結するから、たいがい「島国」のほうが、文化的・軍事的優位性を保持する傾向が高い。

日本が鎖国できたのは、極東という地の利のラッキーもあるけれど、武士集団による強大な軍事力と、農業国家としての食糧自給があった。
いま、鎖国「できない」のは、これらの条件が希薄になったからでもある。

薩・長(アメリカなら「州」)ともに、外国艦隊との戦に「負けた」ことになっているけど、連邦政府たる幕府(アメリカなら「ホワイトハウス」や「国防総省」)の許可なく、勝手に外国と戦争をした「罪」のほうが強く問われることが重要なのだ。

そして、罪を問われて「征伐」されるはずの薩・長が、逆に連邦政府軍を打ち負かしたのが明治維新だ。
これを、アメリカの「南部」の州は研究している。
それでいま、南部各州が連邦政府に、むき出しの「対抗」をはじめた。

すると、もしや、アメリカで「維新」が起きるやもしれぬ。
その「徴候」として眺めると、なかなかに興味深いことがもう起きている。

現連邦政府・民主党の大票田、東部ニューヨーク州における知事罷免に対する超党派の動き、西部カリフォルニア州では、知事リコール請求署名が、必要150万筆に対して、すでに200万筆を突破した。
それで、トランプ氏の長男が、次期ニューヨーク州知事選への立候補を表明している。

これらの動きさえ、わが国の「民主党政権」の崩壊過程とその後の第二次安倍政権誕生のシナリオに酷似しているのである。
トランプ氏の「戦略的作戦」は、選挙に負けても政治で勝つ、であったろう。

極左的かつ強引な幹部たちに嫌気をさして、民主党員たちの共和党への「移籍」も、ジワジワと広がって、「運動」になりつつある。

しかし、肝心のわが国は、真似されたオリジナルのはずなのに、どういうわけか、アメリカ民主党化してしまった。
「産軍複合体」を支持基盤にすることの、「カネの魔力」に脳が冒されてしまったようだ。

話は変わって、昨日の「春雷」による豪雨もあって、各地で被害があることにお見舞いを申し上げながら、避難所における「感染予防」という「愚挙」が、相変わらずである。
とっくに、データは、ふつうの風邪を示している。

今日3月14日は、「ホワイトデー」であるとされている。
だれが決めたかといえば、日本のキャンデーメーカーの組合である。
前月、2月14日の「バレンタインデー」に対する、「返礼」という「需要を創造した」のである。

正確にいえば、1978年(昭和53年)に、全国飴菓子工業協同組合(全飴協)が、「創設」したのである。
もちろん、ターゲットは当時の「ティーン・エイジャー」だ。
二十歳になる1958年頃の生まれから若い層を狙ったので、それ以前の層には「なにそれ?」だったはずである。

見よ、この「商魂」。

しかし、「なにそれ?」が、すぐに「はは~ん」になったのは、「バレンタインデー」があったからである。
初見は、1936年(昭和11年)、神戸の「モロゾフ」だという。
戦後の「高度成長」まっさかり、昭和30年代になって、大手製菓メーカーが「キャンペーン」を連発する。

こうして、ローマ帝国のキリスト教聖人(殉教)のはずで、チョコレートとは縁のないひとの逸話を利用した、わが国「独自の文化」となった。
だから、キリスト教国に、チョコレートを恋人に送る習慣はなく、ましてや、女性からの「告白」という意味もない。

まことに、外国の宗教を、「効く」なら利用するとする、「機能だけ」を重視する奈良・平安の文化がいまに至る、おそるべき日本人の宗教観が背景にある。
むしろ、外国由来の宗教は「宗教とはみなさない」というわが国独自の宗教文化そのものなのである。

そんなわけで、昨今の「まんが輸出」が、各国の若者にこうした宗教観を伝播させていて、とうとうヨーロッパでも、女子によるドキドキの告白が、「チョコレート」を介して行われるようになってきた。

じつは、女性が主導するという文化も、あんがいと「日本独自」なのである。
異論もあるけど、なにしろ「最高神」は、女性とされる「天照大神」なのである。

女性を最高神にしている国は、日本以外に「ない」のだ。
これが、わが国における「フェミニズム」の胡散臭さの原因なのである。

外国製の「フェミニズム」が、日本では採用・普及されないのは、「効かない」からであって、その理由は、「フェミニズム」がいう「女性」より、もっと偉大な女性がとっくにいるからである。

天孫降臨後、男性の天皇が「最高位の祭主」なのは、主神たる女性を「崇めるため」である。
だから、天皇は男系でなければならぬ。
かくも、女性を絶対上位におく制度を、「男尊女卑」という専門家とは、なにを学んでどんな意図があるのかとうたがうのである。

世界を救うのは、天照大神だと気がついた外国の「まんがオタク」たちが増えると、ホワイトデーも世界に普及するにちがいない。
「白無垢」の「白」だから、外国では絶対に新郎が着ない、「白づくしのスーツ」さえ、文化輸出の対象になるのである。

還暦記念に

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