病院に行ってはいけない

なんだか、はなしが混乱しているのが、「新型コロナウィルス対策」である。
紙製品の買い占めも、冷静な判断力を失わせて「あおる」のだから、いまどきの「あおり運転」を集団でやっているようなものだ。

これにのせられるのも、いかがかとおもう。
すると、あの「B層」が思いだされる。

日本人を分析すると、この「B層」が8割も占めるというから、わが国の劣化の原因として、重要な視点となっている。
これを「発見」したのは、小泉政権のときの自民党が委託した調査会社である。
委託したのは、このときの党広報部長だった世耕弘成氏(現自由民主党参議院幹事長)だ。

あらためて、この分析とは、まず十字型の基線を描く。
横のx軸は、右に向かって、「マスコミ報道に影響されやすい」とする。
縦のy軸は、上に向かって、「知能の高さ」とする。

ゼロを原点として、x軸y軸ともに「プラス」となる第Ⅰ象限を「A層」、x軸が「マイナス」y軸は「プラス」となる第Ⅱ象限は「C層」、x軸y軸ともに「マイナス」となる第Ⅲ象限は「D層」、そして、「A層」の真下、第Ⅳ象限にあたる、x軸は「プラス」、羽軸が「マイナス」となるのが「B層」である。

すなわち、マスコミ報道に影響されやすく、比較的知能が低いひとたち、と定義される。

念のため、「A層」には、わが国の支配層が多くいると分析されるのは、マスコミ報道に影響されやすく、比較的知能が高いひとたち、となって、いわゆる「B層」を意識的にコントロールできる、とかんがえられている。
つまり、マスコミ人自身がこれにあたる。

日本人の8割という多数が「B層」なので、選挙に勝つための「マーケティング」は、「B層攻略」が鍵を握るのは当然なので、単純化した短いフレーズをくり返すことが、もっとも有効な手だてとなる。
それで、「郵政選挙」を歴史的勝利に導いたのだった。

いま、「A層」のマスコミが、不安をあおって焚きつければ、「B層」が、おもいのとおり行動するので、愉快で仕方ないことだろう。
ナチスの宣伝を一手に握った、プロパガンダの天才は、ヨーゼフ・ゲッペルス。
これを、いま、日本のマスコミがやっている。

ものが「感染症」なのだから、感染しないことが重要で、人混みに積極的に出かけない、というのは間違ってはいない。
学校を休みにしたのは、子どもや若年者が感染しても、重症にならない、という症状の特性があるから「大丈夫」なのではなく、かれらが保菌者としてウィルスをばらまくことを防ぐためである。

つまり、子どやもや若年者たちから、高齢者や生活習慣病のひとが感染し、それが「重篤化」するのである。

すると、「ウィルス検査」の実施とはなにを意味するのか?
じつは、高齢者や生活習慣病のひとが、もっともあつまる場所が病院であることをかんがえれば、病院内での通路における待合室に長時間いることが、おおきなリスクなのである。

それゆえに、「ウィルス検査」のために、病院へ感染のうたがいがあるひとたちを「集める」ということは、驚くほどの危険に、病院がさらされることになる。

検査にやってきたひとたちが、おなじく検査にやってきた感染者からその病院で感染したとしても、直後にあって検査しても「陰性」になるはずである。
なぜなら、「潜伏期間」があって「発症」するのだから、いまここで感染したひとが検査をうけても、「陽性」にはならない。

しかし、「陰性」だから安心だと、意気揚々に帰宅しても、すでに感染している可能性があるから、なにがなんだかわからない状態をつくりだすばかりとなる。

病院における感染の可能性を高めることの「やばさ」は、医療従事者である、医師や看護師も感染するおそれを増すことからも容易に想像できる。
つまり、救急で搬送されるべき病院が、その機能を喪失してしまっている可能性すら高めるのである。

そのため、政府は、「いつもの薬」を必要とする生活習慣病のひとが病院にこなくても済むように、電話での処方や4週間をこえる期間での薬剤の引き渡しを奨励しだしている。

また、この時期の「花粉症」についても、第一世代の抗アレルギー薬なら、街のドラッグストアでの購入を可能として、とにかく病院に行かせない、という努力をはじめた。

自分が「B層」かもしれない、とおもうなら、斜め上の第Ⅱ象限にあたる「C層」を意識したい。
マスコミ報道に影響されず、比較的知能が高い層のことである。
この「層」は、残念ながらわが国では小数派だが、成熟社会の「成熟」とは、「C層」がふえることでもある。

ようは、自分でかんがえて行動できるひとをいう。

その意味でも、まずはテレビを観てはいけない、のである。

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