蔓延したのはコロナ脳

この国の「希望」を、さらりと表現したのは碩学、小室直樹であった。

国民は、何度も暴動(市民革命)を起こして、何度もひどい目にあうけれど、その何度目かに、ようやく「気づいて」まともな政府を樹立するであろう、と。
それまでは、とにかくひどい目にあうことになって、我慢の限界を迎える。

おそらく、一回目の「限界」がもっともハードルが高いのだろう。
とにかく「臥薪嘗胆」で、みんなで我慢することを美徳とする傾向があるからだけど、一方で、マッカーサーに「骨抜きにされた」こともこれに重なる。

一体、アメリカ軍はいつから日本占領計画を立案していたのか?
日本人なら、「勝ってからかんがえる」という「その場の対応」になりそうだけど、「腹黒い」彼ら(アングロサクソン)の野蛮な習性では、相当前から検討を開始するものだ。

それで、完膚なきまでに「粉砕」するのは、「戦闘行為」だけでなく「占領行為」にも引き継がれる。
むしろ、「占領行為」の方が、よほど相手を「壊滅」させるのに有効だから、「軍政」のための軍人のエリート教育にあって、「作戦」科目には、「占領」もあるにちがいない。

これは、「外交の延長に戦争がある」という概念と一致する。
日本人、特に「戦後」は、「外交」と「戦争」を分離した(させられた)のとは、根本的にちがう。

アメリカ軍のエリート将校は、士官学校などの幹部養成校で、あらゆる学問的業績を習いつつ、その応用を研究させられる。
わが国自衛隊の場合は、「軍事」に特化するちがいがここにもある。
それで、自衛官でもトップ級はアメリカの士官養成校に留学するのだ。

果たしてそれで、「組織文化」となるか?については疑問である。
このことは、発展途上国の政府官僚に見られることと共通だ。
すなわち、トップ級は若くして先進国の大学などに留学して、「ハク」をつけるけど、得た知識を組織に浸透させない。

あくまでも、自分のもの、としないと、出世できないと考えるからである。
だから、直下の部下にも教えない。
「下剋上」のおそれがあるからだ。

その点、日本人は「教える」ことで尊敬を得ることになるから、一見、別物と思われるけど、繊細なる日本人は、それが「別格」を構築する。
だから、別格だけの文化ができるのだけど、組織の力になるほどの浸透はさせない。

「出る杭は打たれる」という別の文化が効いてくるからだ。

そんなわけで、「日本的文民統制」もまかり通って、なにが「文民統制」の本来定義だったかもわからなくなり、単純に文官試験(科挙)を通った「事務官僚」による統制のことをいう。
これを、防衛省では「内局(本省内部部局)」といっている。

それで、腹黒い官僚たちは、あたかも「政治家(国会議員や内閣)」の「統制」のことだと「偽りの再定義」をした。
これが、「偽り」だとはわかっている(わからないひともいる)けど、その方が当人たちにも都合がいいので乗っかって70年がすぎている。

もちろん、「軍事とは関係ない」外交を専門にするのが、外交官試験という別の科挙に受かったひとたちが支配する外務省であるから、わが国の国防は「分裂」している。
これを、自民党では「国防部会」と「外交部会」に分けていることで確認できるのだ。

アメリカ合衆国では、多くの大統領が軍人(軍隊経験がある)出身だ。
また、前国務長官のマイク・ポンペオ氏は、陸軍士官学校主席卒業のエリート軍人で、軍務中に理学博士、退役してハーバード大から法務博士を取得した、「文武両道」の人だった。

わが国で、このような「経歴」を得ようとしても、ほぼ不可能だ。

そんなアメリカでは、昨年の大統領選挙についての「検証」がまだ行われていて、徐々に「民主党による不正の証拠」が明らかになってきている。
いってみれば、「バイデン政権」が足元から揺らいでいるのである。

このあたりを、外交オンチ(軍事と分裂しているから)の外務省が、とんちんかんな分析をして、内閣に報告していることだろう。
もちろん、軍事オンチの防衛省も、同様のとんちんかんをしているにちがいない。

それでもって、これらの「分裂」を「統合」しているのが、目立たない「内閣府」の役人だろうと推測する。
でも、これを阻む「内閣官房」には、それぞれの省庁から出向した役人がいて、「調整できない」のが、いまの内閣になって見えてきた。

「菅政権」がやり玉に挙がるけど、ほんとうは「体制」そのものの「失敗」なのだ。

自民党が腹黒いアメリカ民主党の左派を通り越した左派になったのも、左翼思想を教える官僚養成校のおかげである。
あるべきカウンターパートは、共和党保守派のはずだったのに。
気がついたら、わが国に共和党保守派のカウンターパートになる政党が存在しない。

「コロナ脳」という、自分でかんがえることができない国民が多数になって、いよいよ限界に挑戦することになる、恐怖の全体主義がはじまる。
なにもわが国「だけ」のことではない。

タイと思われるワクチン接種会場で、倒れて痙攣をしているひとを、順番待ちのひとたちが「黙って見ていて」、それでも「順番待ち」をしている動画が投稿されている。

これが、「羊たち」なのだ。

他山の石以て玉を攻むべし

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください