マリス博士の一周忌

昨日、8月7日はキャリー・バンクス・マリス博士の一周忌だった。

1993年に博士がノーベル化学賞を受賞したのは、ターゲットにしたDNAを大量かつ高速に増幅させる「ポリメラーゼ連鎖反応(PCR)法」と呼ばれる技術を開発したからであった。
これは、「遺伝子の二重らせん構造」の発見に次ぐ大発見といわれている。

いま話題の「PCR検査」の生みの親である。
彼がノーベル賞を受賞した同じ年だがノーベル賞の前に、「日本国際賞」という科学分野では権威ある賞も授与されていて、亡くなったいまも残る彼のHPにその記述がある。

さて、受賞後の彼の主張で有名なのが、エイズに関しての重大な問題提起、すなわち「エイズ・ウィルスは存在しない」という説を唱えたことにある。
これは、「コッホの4原則」を根拠にしている。

1.ある一定の病気には一定の微生物が見出されること
2.その微生物を分離できること
3.分離した微生物を感受性のある動物に感染させて同じ病気を起こせること
4.そしてその病巣部から同じ微生物が分離されること
※「微生物」にはウィルスを含める

エイズの場合、ウィルスの発見よりも前に「抗体」がみつかった。
それで、ウィルスが存在するはずだということになった。
パスツール研究所のモンタニエは、1983年に発見したとされる「HIVウィルス」によって、2008年のノーベル生理学賞を受賞している。

しかし、マリス博士は「コッホの4原則」に合致していないとして、これを大批判していたのである。
驚くなかれ、「HIVウィルス」は、「発見」から40年経ったいまでも「分離されていない」のである。

だから、現在でもHIVに有効なワクチンは存在していない。
それよりも、むしろHIVウィルスなるものは「本当に存在するのか?」という問題になってきている。
そこで、麻薬や血液製剤などの直接作用によって免疫機能が低下することで起きるという説が「エイズ否認主義」の根拠となっている。

このように、「コッホの4原則」を厳守する姿勢を明らかにしているのがマリス博士の立場だから、博士は自ら発見したPCRを「感染症の診断に用いてはならない」と発言していたという。

この発見が画期的なのは、短時間で特定遺伝子を増殖させることにある。
それは、40乗ものレベルになって、これは顕微鏡なら100万倍ほどに匹敵する。

たとえば、自分の手のひらを顕微鏡で覗いてみれば、たかだか数十倍に拡大しても、指紋が山脈に見えるし、そこに付着した異物を見つけることができる。

つまり、驚くほどの「感度」なのである。
すると、もし、ターゲットにした遺伝子がそもそも見当はずれだったりしたら、どうなるのか?
素晴らしい感度で、まったくトンチンカンな結果がでることになる。

しかも、そのトンチンカンを真に受けたりしたら?
絶望的な勘違いが社会に蔓延するのだ。
だから、「診断」に使ってはならないのである。

これを指摘しているのが、徳島大学名誉教授の大橋眞医博である。
先生の専門は、免疫生物学だ。
以下は、指摘されている問題点のポイントだ。

・あちらの国の専門家チームが特定した(新型)コロナウィルスの遺伝子情報の「論文」が、すべての発端である。
・この情報を、WHOのデータベースに登録した。
・善意を前提にしているデータベースなので、要件を満たせば誰でも論文登録できる。
・善意を前提にしているので、登録論文の検証をだれもしていない。
・特定に用いたサンプルは、最初に発症した市の病院にいた肺炎患者の肺を洗浄した液体から得ていて、実物はすでに存在していない。
・したがって、この論文の検証をおこなう術はなく、世界はこの論文が「正しい」という前提に立っている。
・PCR検査のターゲットは、この論文にある遺伝子情報を用いている。
・もちろん、原因とされるコロナウィルスを世界でだれひとりとして、分離していないし、実物を見たものもいない。

なんと、エイズとおなじく、コッホの4原則に合致していない。
そして、なんだかわからないけれど、病原となるコロナウィルスがあるはずだから、PCR検査をしているのである。

まったく不思議なことに、今回のコロナ禍は、博士が亡くなってから起きたので、博士の生の声での「おかしい」を誰も聞くことはできない。
健在なら、なにを発言するかは火を見るより明らかである。

すると、この「パンデミック」とは、まったくの「茶番」と断定できるのである。

そして、かえって博士の死因が不明なのが不気味である。

夏の怪談より、ずっと怖いことなのである。
改めてご冥福をお祈りいたします。

合掌

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