ダボス会議の恐ろしい「本性」

1971年にスイスのダボスで設立された、民間団体「世界経済フォーラム」のことを、開催地にちなんで「ダボス会議」という。
この「会議」は、毎年1月に開催される(わが国の「通常国会」のよう)けど、参加者は民間の経済人だけでなく、世界各国の「元首級」政治家も演説することで有名だ。

そして、同じく民間団体の「IOC:国際オリンピック委員会]よりもっと強力に、その影響力を行使している。

あっさりと、「経済人」というけれど、わが国の経団連加盟の経済人(大企業の経営者だが実質はサラリーマン)という「レベル」をはるかに超えた、「大富豪」の方がイメージとして正しい。

いってみれば、「お金の匂い」に誘われて、世界各国の政治家たちも集まってくるのである。
ちょっと、「小バエ取り器」に似ている。

ちなみに、「国家元首」とは、共和国なら「大統領」だ。
イギリスのように、「立憲君主制」なら、「国王」が元首である。
ややこしいのがわが国で、大日本帝国憲法下の時代なら文句なく「天皇」だったけど、強制的に改憲させられた日本国憲法下では、「はっきりしない」ということになったのである。

それで、国民統合の象徴たる「天皇」という説と、「内閣総理大臣」という説とが並立している。
外国から観れば、国家元首が二人いるという「変な国」なのだ。

なお、国家元首の外国訪問には、「パスポートを必要としない」という「国際慣習」がある。
総理の「公式訪問」なら、総理にはパスポートがなくてもよい。
わが国の「皇室」は、「戸籍がない」のでパスポートの発給事務が厄介なことになる。

そんな、事務的な理由で、天皇皇后両陛下の外国訪問にはパスポートなく入出国している、という事情がある。
もちろん、「訪問先の国」では、「立憲君主」としての待遇をするから、専ら日本国内だけの「事情」ではある。

さて、この「会議」は前年の大会で翌年の「議題」を決めている。
それで、2020年に決まった2021年度の議題は、「グレートリセット」だった。
都合が悪いと「陰謀論」といって、相手にしないのが「左翼人」の態度だけれど、「グレートリセット」こそ、「陰謀」の披露に相違ない。

最近の「進歩主義的」な社会の動向は、まさに「グレートリセット」に根拠がある。
「国連」による、「SDGs」しかり、「脱炭素」しかり。
それが、「新しい生活様式」となって、わたしたちの生活を「破壊」するのである。

世界的「団体」なので、かならず人間は内部に組織をつくる。
よって、かならず「トップ」がいる。
当然に、世界経済フォーラムのトップを務めるひとは、「富豪」である。
ご尊名を書けば、クラウス・シュワブというスイス人だ。

このひとは、「パンデミックをチャンスとして、世界の仕組みを根本的に変える」と言い出した。
「共産圏を除いて」、自由主義・資本主義の経済体制がつくりだした経済発展の挙げ句の「温暖化危機」には、従来のやり方を変える必要があるとの主張からやってくる、常識人からしたら「詭弁」を弄している。

なぜなら、「温暖化」は、「人類を滅亡させる」から、パンデミックよりよほど危険な危機なのだ、と「深く信仰」しているからである。
さすが、超過激な「カルヴァン主義」を引き継ぐスイス人だけはある。

この「やり方」の変更が、「グレートリセット」を指す。

そして、「You’ll own nothing and you’ll be happy.」と発言した。
「何も持っていなくても、幸せになる」と、なんだかどこかで聞いたような?
まさに、共産主義そのものである!

プロテスタントのカルヴァン主義から資本主義が生まれたと、マックス・ウェーバーはいうけれど、まさか、共産主義にたどり着くとは。

家も、車も、電気製品も、服も持たない。
欲しいものは、ぜんぶレンタルで、それは、ドローンが運んできてくれる。

誰からレンタルするのか?
国家からの「支給」=「配給」のことではないのか?
この富豪は、自分の生活もこれでよし、としているわけがない。
「先ず隗より始めよ」があっての納得が得られる、というものだ。

さらに、世界経済フォーラムの「理事」、マーク・カーニー氏はもっと具体的なのだ。
このひとは、カナダ人で、ゴールドマンサックスから元カナダ中央銀行総裁、元イングランド銀行(英国中央銀行)総裁になった。
それに、国連気候変動問題特使でもあった、バリバリのエリートだ。

二酸化炭素を減らすため、航空機の大幅飛行制限、肉の消費削減だけでなく、人類の生活を強制的に不便にし、皆が貧乏になっても仕方がない、とまで言い出した。
「死滅」するよりは、「まし」だというわけだ。

驚くことに、
「ロックダウン」、「マスク着用」、「営業規制」を、「地球環境=温暖化阻止」のために「継続」すべきだと訴えている。
どうしてそうなるの?という理屈は、「不自由化」にある。

これが、彼らが言う「グレートリセット」のことだ。
なんだか、またまた「韓ドラ」の、『チャン・ヒビン』(2002年版)を思い出した。
「卑しい者ほど命を惜しむ」という、名セリフがある。

このひとたちが卑しいのは、一般人を「卑しくなる」ように仕向けるからだ。
あたかも「道徳的」だと。
アダム・スミスの名著『道徳的感情論』までを「悪用」する周到ぶりだ。

ここまでくると、「狂人」である。
なんと、世界は「狂人たち」によって支配されている。
これが正々堂々と「披露」され、そのシナリオの通りに各国は行動を開始している。

もちろん、「日本」もおなじだ。

すなわち、「経済人」たちが、「赤」に染まってしまった。
これは、「共産主義」が「グローバリズム」の本質だからである。
政治資金が欲しい、政治家たちもよってたかって、これを「新しい正義」として過去の正義を捨てたのだ。

だから、「国連」が先頭に立って旗振りをするようになった。
その国連の「COP26」が、スコットランド、グラスゴーで今日31日からはじまる。

総選挙の開票速報と同時にスタートするこの重要な会議は、将来の人類の行方を決めてしまうものになるだろう。
すなわち、政治による科学支配のなれの果て、だ。

念のためにいえば、現代は「地球史」からしたら、「小氷河期」にあたる。
地球上のどこかに、「氷河」があれば、「氷河期」と定義するのが「科学」なのである。

「氷河期とはいわない時代(地上に氷河がどこにもない)」の方が断然長い地球の歴史では、人類が存在しようがしまいが、もっと「温暖」だったのだ。
「極地方」とは言わずもがな、スイス・アルプスにある氷河を、スイス人たるシュワブ氏は見たことがないらしい。

もう個人では「阻止」できないのか?

これを、ロシアのプーチン氏がそこまで言うかと大批判している。
我々は、「ソ連」で経験済みだ、と。
そして、二度とごめんだ。
西側は、こうしたことの恐ろしさを知らないという恐ろしさがある。

まさか、プーチン氏が「救世主」?

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