与党ゼロの「超党派議連」発足

5月24日の報道によれば、近く「子どもへのワクチン接種を慎重に考える超党派議員連盟(仮称)」が発足予定であるとして、発起人は、自民党:山田宏、立憲民主党:川田龍平両参院議員が共同発起人となっていた。

それからなにがあったのかは不明だけれど、今月9日に「子どもへのワクチン接種とワクチン後遺症を考える超党派議員連盟」が発足した。
名称から、原案にあった「慎重に」が削除され、「ワクチン後遺症」が追加された。

発起人は以下のとおり。
衆議院議員:
阿部知子(立憲民主党:神奈川12区:藤沢市)、
源馬謙太郎(立憲民主党:静岡8区:浜松市中区、東区、南区)、
多ヶ谷亮(れいわ新選組:南関東ブロック:千葉11区)、
辻清人(自民党:東京2区:台東区、中央区、文京区、港区)、
中島克仁(立憲民主党:南関東ブロック:山梨1区:甲府市、韮崎市等)、
野間健(立憲民主党:鹿児島3区:阿久根市、出水市等)、
山田勝彦(立憲民主党:長崎3区:佐世保市、大村市等:九州)

参議院議員:
川田龍平(立憲民主党:比例区)、
須藤元気(無所属:比例区)、
芳賀道也(無所属:山形)

なお、「呼びかけ人」の参政党・松田学氏、同党のアドバイザーである井上正康氏(大阪市立大学名誉教授)等も参加し、厚労省発表データの「改竄問題」のきっかけをつくった名古屋大学名誉教授の小島勢二氏、さらに、泉大津市長の南出賢一氏が出席していた。

上述のとおり、立憲民主党が目立つけれども、ちょうどおなじタイミングで、その立憲民主党が岸田内閣不信任案を衆議院本会議に提出したため、発起人たる衆議院議員の発足総会への参加はなかったという皮肉がある。

また、自民党の辻氏の名前はあるが、党からの指示だかで実質的には、単なる「名前貸し」状態になった。
注目すべきは、連立与党の公明党と共産党の参加が「ない」ことである。

「超党派」といっても、「共産党外し」はよくあることだから、公明党が誰もいないことは、自民党の少なさと相まって、与党は「無関心」であることを表明したも同然なのである。

すなわち、ワクチン推進の与党と、これを牽制する野党という構図になっている。

この場での、小島勢二名古屋大学名誉教授による「講演」で、まず、自身の専門についての自己紹介があった。
白血病や再生不良性貧血といった難治性血液疾患や固形腫瘍の研究・治療を専門とし、臨床医師をしながらの教授職を勤め上げた異色のひとだ。

総会の司会を務めた川田議員の挨拶に続いて「登壇」した小島先生についての川田氏からの紹介で、上に書いた「データ改竄疑惑」を、小島先生から得た情報をもとに川田氏が国会質問した旨の説明もあった。

これまで、誰が質問したのか不明だったけど、ようやく「本人」が判明し、それがまた、「薬害エイズ」の被害者たる川田氏だったことは、久しぶりのよいニュースである。

立憲民主党の「前身」である、「民主党」に所属して、孤軍奮闘していた故石井紘基議員のことを思い出した。
石井議員に「暗殺疑惑」があるのは、政府の闇中の闇である「内閣府」についての「国政調査権」を発動したから、という「うわさ」があるためだ。

じっさいに、石井議員は、こうした活動をやっていたから、いまだにスッキリしない「疑惑」になっている。
これを、「ドキュメンタリー番組」として放送していた。

2003年8月13日(水)深夜2時43分~3時38分放送のフジテレビ『第12回FNSドキュメンタリー大賞ノミネート作品 『日本病』の正体~政治家 石井紘基の見た風景~』だった。

この歴史に残るだろう「名作」を、まだテレビは制作できた時代だった。
しかし、その放送時間が、あまりにもあんまりなのである。
どのくらいの「視聴率」で、どのくらいの国民が「たまげた」かは、想像にかたくない。

ただ、わたしはこの「深夜番組」を、観ていた。
あまりの衝撃に、眠気どころか目が覚めたのである。

同様に、この「議連」が、今後どうなっていくのか?が気になる。
さほどの「闇」に手を突っ込んでいる気がしてならないからである。

川田氏は、冒頭の挨拶で、参議院選挙後にあたらしく議員になったひとびとにもこの議連への参加を呼びかけると発言していた。
けれども、あたらしく議員になるひとがどんな立場から選ばれてくるのかにかかっている。

つまり、国民が決めることになっている。

なんだか、誰も観るはずのない時間帯での放送のように、とりあえずアリバイとしての存在になっては困るのだ。
けれども、もうこうした活動を報じるテレビも消滅したから、じつはもっと酷いことになっている。

これがまた、日本の悲劇なのである。
肝心要の国民を寝かしつけたい与党のひとたちが、なにをたくらんでいるのか?

じれったいものである。

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