大統領暗殺未遂現場のヒルトンホテル

25日、「ホワイトハウス記者会」が主宰した大統領以下閣僚も招待された晩餐会に突入しようとした人物が逮捕された事件が起きた。

この人物は、散弾銃と拳銃、それに複数のナイフで武装していた、という。

本件については、「トランプ大統領暗殺未遂事件」としての報道が中心なので、会場のホテルを話題とするものを書いておく。

ちなみに、この「ワシントンヒルトンホテル」で、1981年3月30日、レーガン大統領も胸に銃弾を受けて負傷している。
緊急手術にあたって、大統領が「ここにいる皆さんが共和党員だといいのだが」といって、執刀医が「全員、共和党員です」と返したエピソードが有名だ。

むろん、患者を安心させるための方便であった。
なにせ、民主党の牙城「ワシントンD.C.」だから。

さて、今回の犯人は、犯行の10分前に家族などへ「犯行声明」を送信していた。
この全文を、「カナダ人ニュース」さんが、日本語翻訳してくれている。

その「犯行声明」にある、「追伸」の一部を以下に抜粋した。

「追伸:さて、感傷的な部分は終わったので、シークレットサービスは一体何をやっているんだ? 

ちょっと愚痴をこぼすけど、フォーマルな口調はここでやめる。カメラは曲がり角ごとにあり、ホテルルームは盗聴され、10フィートごとに武装したエージェントがいて、金属探知機が山ほどあるものだと予想していた。

実際(もしかしたら彼らは私をからかっているのかもしれないが!)にあったのは、何もなかった。

まったくの無警戒。

移動中も。

ホテル内も。

イベント会場も。

ホテルに入った瞬間にすぐに気づいたのは、傲慢さだった。

私が複数の武器を持って入っても、そこにいる誰もが「私が脅威になる可能性」を一切考えていない。

イベントの警備はすべて外に集中していて、抗議者と現在到着中の人々に向けられていた。

どうやら、前日にチェックインした人間のことなど誰も考えていなかったらしい。

このレベルの無能さは正気じゃない。

そして、この国が本当に有能な指導者を取り戻す頃には、この状況が是正されていることを心から願う。

もし私がアメリカ市民ではなくイラン工作員だったら、.50口径のMa Deuce(重機関銃)を持ち込んでも、誰も気づかなかっただろう。」

これは、シークレットサービスの無能さについて主にいいたいのだろうが、ホテルの「傲慢さ」についても触れている、重要な文章である。

犯人は、「前日」から宿泊していた。

アメリカの首都にあってもホテルはサービス業なのだから、「宿泊者優先」は理解できるが、安全を自慢とするわが国の東京にあって、要人が多数やってくるイベントについての「警備」としては、あまりにもお粗末に過ぎようし、「あり得ない」というのが、第一の感想である。

この点での、犯人の驚きは私もおおいに共感するところである。

日本のホテルなら、宿泊予約客の身元確認のために要する時間を考慮して、ある時点からの予約受付を停止する(当日の予約なし宿泊も当然に「満室」を理由として認めない)し、入館にあたっての手荷物検査も実施するだろう。

客室への盗聴器設置はさすがにないが、当日の立ち入り禁止エリア設定は厳密に実施される。

警備当局からの要請にホテルが従順であることもあるが、「対お客様」の場面では、ホテルが主体で行う形式を取って、付近に警察官は配備されるが、あくまでもホテルの自主的な警備行動であるとするところがポイントなのである。

それで、非協力的な態度にでる「お客様」には、おもむろに警察官が介入して、「なにか問題がありますか?」と柔らかな職質をするようになっているのであるが、そのような事態はほぼない、のが東京という場所である。

複数の外国人観光客が動画で挙げている「東京で恥ずかしいこと」の第一が、「自動改札で残金不足の通行止め」にあうことだという。
完璧主義の日本人たちから、じつに冷たい目で見られることの恥ずかしさは、自国では決して感じないのに日本ではそうはいかない、というのである。

ために、残高を気にせずにすむクレジットカードで自動改札を通過できるようになったことに大感激している。

これは、なんだか関東人が京都に行ったときの緊張感に似ていて、ホテルの厳重な警備でも外国人客が不満をいうことはない理由になっているのであろう。
自国なら大不満を爆発させるかもしれないのに、だ。

むろん、日本資本の高級ホテルなら、要人向けの特別玄関も建物施設にあらかじめ設置されているし、これを一般客エリアと分けるための仕切りには特殊な安全装置も設置しているものだ。

こうしてみると、犯人の指摘は、日本のホテルなら「あり得ない」ものであるが、ワシントンの「ヒルトンホテル」の対応は、業界人からして不可思議であるといえる。

当然だが、トランプ氏は「ホテル業」も営んでいる。

同業者への配慮か?直接にヒルトンホテルを批難していないようだ。
その代わりに、民間資金だけで計画している「ホワイトハウス内のボール・ルーム設置」に言及した。

それがまた、今回の事件がトランプ政権2.0による「自作自演」ではないか?とのトンデモ論になっている。

上と同様に、「カナダ人ニュース」さんが、翌日に伝える別動画に、「FOXニュース」のWill Ricciardella キャスターの指摘が興味深い。

犯人像を、「制度によって形成された人物」だと評価していることである。

日本の困ったマスコミが、今回の犯人像を「いいひと」として扱っていることの原点に、(狂った)「制度の産物」の擁護があるのだと捉えれば、辻褄があうのである。

そうしてみると、ヒルトンホテルのこの対応は、狂った民主党の牙城たるワシントンD.C.にあって営業するために、そうした狂った「顧客」に忖度した結果だとすれば、なるほど、トランプ氏をしてヒルトン経営陣を批難しないことの意味もみえてくるのである。

そして、すでにトゥルシー・ギャバード国家情報長官が司法省に回した、民主党破壊の「メガトン級」の案件(オバマ&ヒラリーの反逆罪)が炸裂するよう準備が整っていることも、トランプ氏の余裕になっていることだろうし、「エプスタイン文書」公開の件も、パム・ボンディ司法長官が仕込み済みであることが判明している。

本当にパム・ボンディは解任されたのか?それとも彼女の身の安全を守るためのなのか?

ときに、「ホワイトハウス記者会」は、来月にまた、仕切り直しの晩餐会を実施すると発表したから、今回の晩餐会は途中で中止となったのではなくて、延期なのである。

さては、ワシントンD.C.にヒルトン以外に大宴会場を擁する施設がないために、再度会場になるにちがいなく、警備対応はどうするのだろうか?と世界の業界人が見ているのである。

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