家畜たちの沈黙

げに教育とは恐ろしきものである。

国家や組織に従うことが正義であると、子どものときから仕込まれれば、10代後半で目覚めたところで、せいぜい左翼になるのがオチなのである。
もちろんこれも、家庭で環境遺伝するから、親子代々の左翼活動家となるのであって、ふしぎと右翼活動家はなかなかいない。

ただし、日本語における、左翼と右翼は使い方が難しいので、ほんとうは使いたくない。
たとえば、戦前の左翼は戦後の右翼で、戦前の右翼は、戦後の極左のことをいうからである。

そもそも、フランス革命後の議会で議長席から見て、王側が右側に座って、革命側が左に座ったことを指すだけだから、それぞれの歴史がある国によって、最初から意味が異なって当たり前の、ずいぶんと曖昧ないい方なのだ。

だから、戦前からハイエクがいっているように、一般的な左翼のことを、社会主義者とか集産主義者と呼んで、右翼はやめて自由主義者と再定義して分類した方が、よほど正確で脳内整理の役に立つ。

なお、集産主義者とは、全体主義者のことをいう。
国民の自由を奪う全体主義は、社会主義・共産主義からしか生まれない。
たとえば、ヒトラーのナチスを「右翼」というひとがいるけれど、「国家社会主義ドイツ労働者党」なのだから、ナチスも社会主義を基盤にしている。

ちゃんとしているとの評価がある学者が書く論文でも、安易に右翼と左翼とが出てくると、がっかりするのは上の理由による。

用語の定義に厳密でない「論文」に意味はない。

こうした定義づけをさらにねじれさせるのが、「保守」という用語である。
なにを保守するのか?という、対象が曖昧な用語なのである。
一般的に、民族や国民の歴史や伝統を「保守する」という意味ではあるけども、社会主義政党での保守とは、社会主義理論の教条主義的志向(ガチガチの頭でっかち)を指すから、真逆の意味になる。

そんなわけで、いつの間にかわが国の「保守政党」=「自由民主党」が、欧米諸国でいう「急進左派政党」に変容したのだけれども、相変わらずむかし擦り込まれた「保守政党」だという思い込みが社会に残存している。

どうしてこんなことに気づかずに、みんなで「自民党=保守」と思考できるのか?といえば、曖昧な言葉の定義が、ある志向のひとたちに便利に利用されているからであろう。
それが、「社会主義者たち」で、わが国でいう「左派=野党」を指す。

「もりかけ」や「桜(しっくりこないが話が小さすぎる)」を、野党が追及すればするほど、急進左派政党としての自民党の政策は実行される。
何の事はない、野党もこぞって「賛成」しているのを、あたかも「翼賛政治」に見せないようにしているのだ。

こうしたことに、真っ向反対していたのが、2002年に暗殺されたと思われる石井紘基衆議院議員であったことは、前に書いた。
国民にとって、真の損失とは、こうした「ひと」を失ったことなのだ。
没年齢61歳という「若さ」であった。

かつて、モスクワ大学に留学経験がある氏は、ソ連の「裏」を見たのだ。
それで、ソ連という国の「悪」と「恐怖政治」をしった。
帰国後に、友人・知人たちへ「日本がソ連になると警告」を熱弁して、聞かされた側は目を白黒させたという。

おそらく、ソ連型統治のメカニズムを、わが国の政治に見たのだろう。

本日、2月1日。
政府は2度目の「緊急事態宣言」の「延長」を決定するはずだ。
科学的根拠はない。
あるのは、政治的根拠だけだ。

再生産数は、とっくに「1」を切っているし、発表されているデータが「正しければ」正月明けから感染増加が著しかったので、素人でも「家庭内感染」だとかんがえることができる。
消毒に努める飲食店での感染と比べれば、家庭の危険度は数十倍にもなる。

それで、どうして飲食店の営業を規制するのか?

個人的に、パチンコ店が街にふつうにあることの異常をいいたいけれど、そうはいっても、どうしてパチンコ店の営業を規制して、「自粛しない」と制裁を課すことが正義となるのか?
この1年、パチンコ店での感染例は「ない」にもかかわらずだ。

こうした、「強権」を振るう知事が、どういうわけか「支持」されると報道されている。
本当なのか?
この知事は、弁護士出身なのだから、明らかに「確信犯」である。

とうとう、病気で、と認定されたひとの「死者数」と、「自殺者数」が並んだ。
このなかには、無症状だが検査陽性になった「だけ」のひともいる。
近しいひとたちに迷惑をかける、という遺書まであるのだ。

政府は感染症分類の「2類」から「5類」に緩めるのではなく、さらに強力な分類として、「1類」との中間を新設する検討までしている。
しかし、「2類」なのに、どうして隔離せず「自宅療養」なのか?
病床が足りないどころか、空いているのに。

「1類」には、エボラ出血熱、ペストなどがあり、「2類」には、SARS、MARS、結核がなどあるけれど、その下の「3類」にコレラ、腸チフスがある。

政府が国民を「粛正」する。

もちろん、粛正対象者は、家畜扱いなのである。
ソ連や中国、カンボジアでおきたことが、日本ではじまっているのである。
なんと、わが国が誇るスーパーコンピュータをつかって、SNSでの発信内容をチェックしだしたことを、担当大臣が国会で答弁した。

全体主義の統治者にとって、「夢のコンピュータ」になったのである。

もはや家畜だって、反乱を起こすべきである。

それで、「PCR正常化プロジェクト」がはじまっている。

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