北京で「断捨離」した

13日夜から15日の実質2日間、トランプ大統領の北京訪問(国賓・米中首脳会談)が予定通り実施されたことがニュースになっている。

しかし、本来ならば、3月31日から4月2日までの日程であったものが、アメリカ側からの要請で延期されたものである。

これは、イラン攻撃が2月28日から行われたこととあわせてかんがえれば、スケジュール管理上の当然にもみえるが、そもそものイラン攻撃日程がどのように組まれていたのか?とも関連するし、6月といわれていたロシアのプーチン大統領訪中が、トランプ氏の帰路中である16日に急遽発表され、なんと19日・20日の2日間であることがわかった。

このたたみかけるような、米・露の対中作戦は、かなり以前から計画されていたとかんがえられる。
それは、すでにロシアの軍用大型輸送機が5機も17日に北京に到着していることから、発表からだいぶ前の時点で準備がはじまったことを意味する。

このような輸送機になにをどれだけ乗せるのか?を計画するだけでも時間がかかるものだが、それを実際に積載して飛ぶ、となると、短時間でできるものではない。
ちなみに、トランプ氏の訪中にあたって、C−17輸送機が少なくとも4機、多い報じ方では12機ともある大量の物資を持ち込んでいる。

なお、10年前のトランプ初訪中のときは、2機だけだったし、高市氏と会談した訪日のときは1機であった。

この「お引っ越し」状態について、ネットでは大騒ぎになっているが、例によって大手マスコミは「友好一色」のプロパガンダになっている。

輸送機の数はなにを意味するのか?と問えば、「自前の物品」を運ぶ以外の何ものでもない。

だから、ロシアもしっかり「自前の物品」を運び入れることになっている。

むろん、事前の協議から、訪問国側からのプレゼントを乗せる空間もひつようなので、全部が満載でやってくることもないのだろうが、軍用機、であるために詳細は不明である。

むかし、ホテルに勤務していたとき、とある産油国の王族一家が「お出かけ」して、デパートを貸し切ってお買い物に走ったことがあった。
それで、一家が乗ってきた専用機では積載しきれず、急遽、輸送のための特別機を用意せよとのこととなって、貨物専用ジャンボをチャーターしたことがおもいだされる。

さてそれで、エアフォースワンが離陸する際に、アメリカ側の随行員が全員、身分を証明するバッジなどからお土産物のぬいぐるみまで、ご当地で得たすべての物品を「廃棄する」光景が話題になっている。

まったく、接遇した側の好意を踏みにじる非道な態度にみえるが、なにが仕込まれているかわからない、という国家安全保障上の懸案事項を優先させばかりか、エアフォースワン=アメリカ合衆国の領土に、一切入れない、という強烈かつリアルなメッセージを発したのである。

ときに、機上からトランプ氏は高市氏に電話し、急遽、日米首脳会談になったと報道されているが、なにせ「いけず」なトランプ大統領だから、「国家のセキュリティ」とはこうやるものだ、とまくしたてたのではいか?

どういう情報ルートかはしらないが、ネットでこの話題につづく「おまけ」に、わが国の高級官僚が国家支給のスマホをプラオベート海外旅行でも携行し、それを当地で紛失してしまっているエピソードまでもが配信されているのである。

つまり、アメリカ人の北京空港における「断捨離」とは、甘ちゃんで機密保持に信用ならない日本政府向けのパフォーマンスだったと解釈できる。

そのことの米・露がつるんだ波状攻撃が、ロシア大型輸送機の到着ニュースなのである。

ようは、北京にうんぬんというレベルではなく、日本という情報漏洩の困りもの、に対する仕掛けが作動し始めている、とみるべきであろう。

だから、米中首脳会談でこれといった成果がないのも、米・露の計画どおりで、大御所のプーチン氏が登場する場面設定へと移行しているのである。

プーチン氏はあたかも原油不足に辟易しているものに手を差し伸べるような姿で、じつは、真綿で首を絞めるのが狙いであろう。

米・露による「世界的な地ならし」すなわち「世界平和シナリオ」が始動している。

その根幹に、3月9日にCNNが報じた、PETAバイト級の国家機密情報漏洩事件があったのである。

米・露は、この中身を共有して締付けを分担していることであろう。

よって、上にも書いたように、トランプ訪中の「特段の成果がない」ことが、はじめから計画したとおりの成果なのであって、譲歩したのは一方的に北京側となっている。

ときに、それでは都合の悪い北京にコントロールされている日本政府は、トランプのせいにするようにマスコミを動員して、「ナフサがないことを理由に、スナック菓子の白黒印刷化」とか、自治体の利権になっている「指定ゴミ袋」の品不足をあおって、国民に反トランプ感情を植え付けるのに必死なのである。

ナフサが足りないのは、日本政府(経産省=資源エネルギー庁)の失策ではなくて、計画的な市場介入の犯行ではないのか?

そもそも、ナフサは、原油を製油すると絶対にでてくるものだ。
でてくる順は、LPG(ガス) ⇒ ナフサ ⇒ ガソリン ⇒ 灯油 ⇒ 軽油 ⇒ 重油 なのである。

ガソリンと軽油はあるが、ナフサがない、ということは原油の化学組成上ありえないが、揮発性が高いので保存・備蓄にむかないのが難点ではある。

しかし、石油連盟(PETROLEUM ASOOCIATION of JAPAN:PNJ)は、2日までの1週間で製油所稼働率が77.3%にまで上昇したと発表しているし、コスモ・エナジーは8月までに中東湾岸での原油生産が正常化、9月以降には調達が安定化すると見通しているのである。

そんなわけで、ロシアがどうでるのか?
『ゴッドファーザー』の名セリフ、「仲介を申し出る者が裏切り者だ」のとおりのシナリオになっているのだろうが、映画とちがって、北京がその甘言に従わざるを得ないような「追い込み猟(漁)の仕掛け」が、完璧に仕込まれているのが現実世界なのである。

そうやって、帰国時にまた「断捨離」してみせるのではないか?と期待している。

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