いよいよのテキサス独立

アメリカを破壊する、不法移民受け入れ政策を徹底推進している民主党・バイデン政権は、とうとうむき出しの強硬策を打ち出して、テキサス州と真っ向対立の事態になってきている。

これ以上不法移民を阻止したい、メキシコ国境の州、テキサス州アボット知事は、昨年の11月19日、トランプ氏を支持する表明をしていたが、ついには民主党・バイデン政権に対抗すべく、州兵による国境警備を開始した。

対して、連邦政府たる民主党・バイデン政権は、州兵の指揮権を知事から奪って大統領に引き渡すことを画策しだしたのである。

この間のいきさつは、「カナダ人ニュース」さんが詳しいのでこちらをご覧いただきたい。

日本人は、あんがいと唯我独尊的な中華思想にはまっていて、かつて「小中華」と揶揄された李氏朝鮮を嗤えない、似たような「日本的小中華思想」におかされている。

小中華思想の元には、中華本国が外国人に征服されてしまったことでの、中華思想の衰退で、われこそが本家本流であると自認したことからはじまった。
「自認」だから、自分の都合だけ、という滑稽もあるが、これをまじめにやるからこそ、「小中華」になるのである。

つまり、大中華を見下した、自意識過剰のことである。

明治新政府が、李氏朝鮮との外交関係を幕府に代わって新規に結ぼうとしたら、対馬藩の宗氏を介さなければ話に応じないと決めたことで、とうとう西郷隆盛がキレて、『征韓論』がはじまる。

近代化を徹底推進する日本人が、当時の李氏朝鮮の小中華に翻弄させられたが、日本的小中華をもって対抗した結果が、朝鮮併合となったのである。
以来、日本人は常に日本的小中華思想でもって彼の半島を見つめている。

ところがどっこい、もっと酷くこの日本的小中華思想の相手になっているのが、アメリカなのである。

日米は対等である。

このほとんどなにも根拠がない思想の源泉はなんなのか?
もっといえば、日本人は基本的にアメリカを見下しているのである。

もちろん、物量戦に大敗したことで、アメリカの実力をしらないわけではないが、決して「尊敬の念」を抱くことはない。

そんなわけで、「アメリカの歴史」をしらないでアメリカとつき合っている。

50もある州(とはいえ国家群)には、それぞれに歴史があるので、アメリカの歴史とはえらく複雑なのである。

日本でいえば、行政管轄のために飛鳥時代にできた「令制国」から、武士が支配したことなどの歴史がこれに近いが、縄文時代からも対象とすれば、西部開拓史以前の大陸の歴史も加えると気が遠くなる。

とはいえ、独立国からアメリカ合衆国に編入して、また独立してということをやっているテキサス州は、他州と比べてやたら特別な「条約」で、連邦に加盟している。

この意味で、トランプ氏が再選されない場合、テキサス州が三度目の独立を決めるかもしれない。
しかし、それはバイデンでなくとも民主党政権を意味するので、連邦とテキサス州は「内戦」に突入するかもしれない。

これに、共和党の州がどれほど共鳴するかもあって、まさに二分する大戦争となるやもしれぬ。
それに、アメリカには、「民兵組織」があっちこっちにあるから、州兵やら正規軍と一戦を交える民間人がでてきてもおかしくない。

しかして、このスキに、千載一遇のチャンスと行動にでそうな国がわが国の周辺国にあるので、アメリカどころではないえらいこっちゃになるのは、確実なのである。

つまるところ、わが国は好むと好まざるとに関係なく、アメリカの安定がとにかく国家安全保障上の最重要事なのだ。

これを、日本的小中華思想では理解不能となって、それが亡国のシナリオそのものとなっている。
なので、アメリカも日本も滅亡させたい世界経済フォーラムの下にある、破壊の勢力は、日本的小中華思想をプロパガンダするので、ここにビジネス保守の立ち位置があるのだ。

トランプ氏に勝ってもらわないといけない理由がここにある。

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