バイデン政権はいつまでもつのか?という時間との競争が起きている。
もちろん、バイデン政権が1日でも、1時間でも、1秒でも早く終わってほしいと「願う」ものではあるけれど、この「ヒール:Heal」役の存在には、もちろん意味があると前に書いた。
けれども、囲碁や将棋のように、相手があるゲームをやって、相手もそれなりの実力者だと、なかなか思うように行かないのが現実の厳しさなのである。
もちろん、バイデン民主党にとっての、手ごわい相手とは、共和党トランプ派(長老派キリスト教徒)のことで、もはや両者は政治的「死闘」の様相を示している。
シリーズ第一局は、ヒラリー・クリントンを打ち負かして大統領になった、トランプが勝利したまさかがあった。
第二局目は、これもまさかの選挙不正で、トランプはバイデン民主党に組織で敗退した。
いま、第三局が佳境を迎えている。
バイデン一家の、とてつもない「汚職」、場合によっては、「国家反逆罪」が露わになってきたからだ。
これをやっているのは、中間選挙で連邦下院を制した、「野党」共和党トランプ派だ。
アメリカ議会には、「捜査権」があって、厳しく政権を監視している。
与党民主党の敗北は、議会運営上も、政権監視の目も、ままならないことになって、第3局目を創出させることに成功した。
それでもって、バイデン一家への「カネの流れ」を議会権限で捜査したら、あれよあれよと、外国からの巨額な入金がみつかった。
ただし、その全容はまだ明らかになっていない。
あたかも、バイデン・民主党を「不沈空母」にたとえたら、魚雷を喰らってもバラストタンクに海水を入れて、なんとか体制を持ちこたえているかのごとくだ。
しかし、船足は落ちて、もはや「時間の問題」になっている。
退艦命令も出ないうちから、逃げ出しているのが、日本の官僚制を真似て強化した、超高級官僚のSESメンバーがいて、これらが太平洋を渡って、東京地検特捜部の行動に影響を与えているのである。
しかしながら、最後の最後まで、徹底破壊を図るのが、アメリカ民主党に与えられたミッションだから、「徹底抗戦」を決め込んでいるはずだ。
このミッションを与えているのが、「ビルダバーグ倶楽部」で、その配下の、「世界経済フォーラム」である。
なんだか、敵味方に分かれている、「勧善懲悪」のことを、「二分化」とか「二極化」といっていて、「勝ち組」とか「負け組」とかという決めつけも、これにならっているだけの陳腐な用語なのである。
なので、「第三極」という、どっちつかずの用語が消えた。
結局のところ、人類は、ゾロアスター教の二元論(明と暗、善と悪)に舞い戻っている。
それで、追いつめられているのは、当然に「悪」の方で、余裕をなくしたこの集団は、あからさまな手段を執りだして、一層強権的になったのである。
真綿で首を締めるような、ジンワリ攻め付けるようなことができなくなった。
しかして、17日、連邦下院議会のさまざまな捜査が進展する中、民主党ペロシ議長がまる2年をかけた、「1月6日委員会」も対象になって、あの大事件がペロシ議長の「演出」だったことの全容が見えてきたことで、トランプ氏のFacebookとYouTubeのアカウントが、それぞれ凍結解除になった。
抵抗と妥協がうずまくなか、どんな判断のもとで、「凍結」され、このたびの、「解除」になったのか?そのうち判明することになる。
イーロン・マスク氏が買収して、「Twitter File」が公開され、さらに宣誓付議会証言ともなって、FBIの指示、つまり憲法違反だったことが明白になったからである。
いま、議会が犯人探しに動いていることが、とにかく原因だとわかる。
民主党は、この件でも、自ら発出した魚雷が自らに戻ってきてしまった。
なのに、そんな味方の惨状にも、お構いなしなのがわが国の自公政権なのである。
もう、止まらない、止められない。
それでも、野党にも尾てい骨のごとく存在する、「良心的」一部議員は、重要質問を政府に投げて、重要な答弁を引きだしている。
たとえば、政党でいえばぜんぜん支持できない、「日本維新の会」ではあるけれど、柳ヶ瀬裕文氏は、「コロナワクチンの情報公開(効力とメーカーとの契約内容)を要求し、政府はこれを、「契約に基づいて」拒否するという、答弁を引き出したのである。
これを受けて、京都大学名誉教授で医師の、福島雅典博士が情報公開を求めて国を提訴している。
けれども、不可思議なのは、衆議院でこんな動きがない、のだ。
今年は、春の統一地方選挙がある。
どこまで、既存政党が負けるのか?が話題にもならないのは、すっかり飼い慣らされた国民に発憤するエネルギーもないからだ。
悪い意味で、鎖国になっている。
驚きの結果がでた、オランダ地方選挙の結果は、明日の話題にしたい。