笑止千万の法治国家

額賀元財務相が「コロナ感染」というニュースが配信された。

1回目のワクチンを接種した後、体調がすぐれないので副反応の可能性があるとして経過観察していたら、微熱がでたので病院にいって「PCR検査」を受けたら「感染」したことが「判明した」という内容だ。

本人はどのようにかんがえているのか?が、この報道からはわからないけど、「感染症に罹患したひと」に直接きけないなら、「事務所」をとおしてでも取材すべきだろう。

また、大物政治家としての影響力があるのだから、政治家の事務所としてもなんらかのコメントを発表すべきである。

もちろん、このひとは衆議院議員なので、参議院のことは知らないと惚けることもできるけど、なにせ与党・自民党の大物議員なのだから、「党」組織をとおして、参議院での情報も知らないではすまされない。

その参議院では、昨年12月2日に開かれた、「地方創生及び消費者問題に関する特別委員会」で、野党といえども柳ヶ瀬議員のPCR検査の有効性についての質問に、厚労省統括審議官が「有効性はない」と答弁し、PCR検査の欺瞞が法的(国会答弁なので)に立証された「事実」がある。

氏が接種したという「ワクチン」だって、どのメーカーのロット番号は何番だったのか?について、何も知らないで接種した、というなら、相当の情報音痴をさらけ出すことになる。
いわば、「テレビ脳」の一般老人とおなじ状態でありながら、有力国会議員を自負するとは、これだけで議員の素質に疑問を呈する事態だ。

もちろん、議員だって人間だから「しらないこともある」。
これを、「補充」するのが「党組織」の情報伝達力であり、「事務所」の情報収集能力だろう。
すると、このひとの「無様」の原因は、党にあるのか自身の事務所にあるのか?という問題になる。

まず、大きなところから「自民党」の情報伝達力の問題だとしてかんがえると、この政党の近代政党らしくない性質が浮かび上がる。
世界共通の近代政党の要件とは、
・「綱領」があること・「組織」があること・「議員」がいること、の三つであるけど、さらに「組織」の要件には、・独自のシンクタンクがあること・組織は、党首からの指令で活動すること・組織は、候補者を選ぶこと、の三つがあると書いた。

自民党は、この組織の要件を満たしていないので、世界的に近代政党とは「いえない」と定義して差し支えない。

日本政治の貧困、ひいては日本国民の悲劇の原因がこれだ。

・独自のシンクタンクを持たずに、官僚組織をそのまま流用する。
・党首の命令にはだれも従わないで、派閥の命令に従う。
・選挙の候補者は、党員となって党に申請して認可されれば「公認候補」になる。最末端の地元党員は、党になんの参加権限もない。

そんなわけで、有力国会議員が、独自に情報収集しないといけない。
つまり、自動的に自分の事務所の情報収集力が問われてしまうのだ。
このとき、収集した情報のうち、「カネになる」情報が最優先になるので、一般的な情報は無視されるのがオチだ。

こうして、参議院での最重要な政府答弁すら無視して、みずから「無意味」と認定された「検査」によって、「感染症の罹患者」にされ、隔離もされてしまったのである。

すると、順番もちがうことがわかる。
このひとは、なぜワクチンを接種したのか?
まさか、ワクチン大臣の命令に従ったわけでもあるまいが、なんとなくその「まさか」を感じるのは、一般人の情弱と変わらないという仮説からだ。

国会で「PCR検査は意味がない」といった政府答弁(厚生労働省統括審議官の答弁)は、立法府での正式発言なので、「法的根拠」が付与される。
つまり、大騒ぎの原因である、意味不明の検査に、法的根拠ができたのだ。
しかも、その厚生労働省の配下にある、国立感染症研究所は、所長名で「新型コロナウィルスが病原体であることを証明する論文」は「ない」と文書に明記(本年4月22日)している。

論文がない状態での「パンデミック」に、どんな意味があって、その検査法は「意味がない」とし、さらに、「ワクチン」がある状態を、「臭い」と感じない有力政治家とは何者なのか?

今日もまた、検査陽性者を感染者とするプロパガンダが、放送されている。
これを停止させない政治家は、なにを志しているのか?
しかも、行政府のうち、放送局を管轄する官庁も、決して放送法に抵触するとはいわない。

なにが「法治国家」なものか。

国民は、笑止千万と一刀に処して、せめて「新型コロナワクチン接種中止の嘆願書」に署名しよう。

https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSeHe3VVxWx8hVTD0LDF3synph1nA5mT3M3DfK3IkXq_S-x5vw/viewform

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください