何度でも騙される「保守」の低能

昨今、急激に高市人気が衰えているという。
しかし、急激に高市人気が上がったので、こうなる、のは当然なのである。

むろん、有権者が圧倒的自民党勝利(衆議院の「議席」獲得数)をくれてやったも同然なので、なにをいまさら、どころか、どうやって(投票)責任をとるのか?なのに、単純に「高市支持で自民党に投票したことを悔いる」というはなしばかりなのである。

この有権者たちの(頭の)軽さ、が今日のわが国における悪政の根源である。

ひるがえれば、戦後最大の騒乱となった「60年安保」における国民の反発は、日米安全保障条約の内容を読んでいないのに盛り上がった(「70年安保」もしかり)のであるが、その前提に、悪名高きダレス国務長官(共和党アイゼンハワー政権)と、もっと悪名高き岸信介首相(CIAエージェントだったと後に判明した)への反発であったと解することができる。

念のために付け加えれば、ダレス国務長官の実弟が、同時期のダレスCIA長官なのである。

なお、ヨーロッパ戦線の英雄だったアイゼンハワーは、アジア・太平洋戦線のマッカーサーと大統領の座を争うこととなるが、人徳がないマッカーサーが自滅して陽気な「アイク」が選ばれたのである。

しかし、そのアイゼンハワーは、退任時に、「ディープステート(DS)の支配」について公式に言及した最初の大統領となった。
ダレス兄弟をトップに、政権が丸め込まれたことへの反発と無念の表明であって、これをトランプ政権1.0でも経験しために、政権2.0の発足にあたって、「反DS」をぶち上げている。

かつてアメリカの支配層といえば、東部エスタブリッシュメント、のことであった。
彼らが、DSへの資金提供者であって、その資金を得ていたのが民主党と共和党主流派(ブッシュ家などのネオコン勢力)なのである。

しかし、イーロン・マスク氏のような新興勢力が台頭し、また、共和党トランプ派の資金源が多数の一般個人からの小口寄付なる、民主主義、を実現したために、東部エスタブリッシュメントたち自体の要求が制限されている。

とはいえ、伝統的な東部エスタブリッシュメントとは別の「+α」として、赤い新興勢力たる、ビル・ゲイツやら、ベゾスに、ザッカーバーグやら、アップル社、アルファベット社(Googleの親会社)などいうところがいろいろとやらかしてくれている。

これもまた、東部エスタブリッシュメント+αが支配するマスコミからのトランプ政権2.0への攻撃の要因となっている。

わが国をみれば、イーロン・マスク氏のような存在がない。
ために、財界が東部エスタブリッシュメント+αと結託して、民主党の支社的な自民党支配を支えているのである。

この構造を理解すれば、日本国民の個人が自民党を支持すること自体、矛盾そのものでおかしなことなのである。
しかし、理解できない低能で、何度も騙されて、まったく反省もしないからまた騙されるのである。

むろん、相変わらず啓蒙主義のはずのわが国マスコミも、東部エスタブリッシュメント+αが支配するアメリカのマスコミと「提携」しているために、独自の取材も報道もしないし、できない、のである。

それで、マスコミを信用せずとも、特定ユーチューバーの言論を鵜呑みにするこれまた低能があって、自らすすんで洗脳されて満足しているのである。
ようは、マスコミであれユーチューバーであれ、その発信意図を深読み(金銭授受など)しないといけない面倒な時代になったのである。

こうして「高市人気」はつくられたものである、と。

しかし、一部のひとが目覚めつつあるのは、その悪政の酷さがやっと目についてきたからであろう。
いま、自民党を離党する党員が増えているというのも、その現象の具現化だ。

しかして、野党を選択するにあたって、ベストではなくベターなのは、唯一「参政党しかない」のが現状なのである。

既存政党から全方位で参政党が攻撃される理由が、戦後体制における「唯一の外れ値」=「異端」だからで、それがまた確信的支持となっている。
だが、その主張にあるたとえば防衛論は、重光葵がダレス国務長官に提言し一蹴されたことの再挑戦であるほどに、「古典的」なのである。

よって、ネオコンに染まった自民党は支持母体からの資金を迂回させても、ユーチューバーにカネを渡して、プロパガンダしているのであるが、これすらも気づかない低能がはびこっているのがこの国の悲惨の原因となっている。

これを、初代デジタル大臣(現「自民党広報本部長」)が、うっかりユーチューブの番組で漏らしているのだった。
なお、閣議決定された参政党神谷宗幣議員への答弁書に、「政治家個人または特定の政党の活動に関するもの」とあって「政府は」関与していないと明記しているところがミソである。

なお、発言の当事者の弁明はこちら

そんなわけで、言論空間が印刷物ではなくてデジタル化しているのであるが、それらはすべてデジタル・タトゥーとなって保存されるのも現代なのである。

なんにせよ、低能な保守がもっともいやらしいことに相違ない。

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