ウソか真か、真かウソか

ふつう「うわさ」のことをいう。

しかし、この世には「ウソのような本当の瞬間!」があったり、「まことしやかなウソ」もある。

講談師、みてきてようなウソをつき。

オールド・メディアが、ネット情報を「玉石混交」というのは、このような状態をさしている。
しかしながら、そのオールド・メディアだって、この世にはじめて提供されたときには、おなじような目にあった。

たとえば、「伝説」となった、オーソン・ウェルズのラジオドラマ『宇宙戦争』における「火星人襲来」でパニックが起きたことと、その後始末がそれだ。
このときの「パニック」だって、いまでは「都市伝説」として完全否定されている。

この「説」の「真実」とは、いいだしっぺの社会心理学者が、その後学会の重鎮になったことで、だれも反証を研究せずにいて、「定着した」のだというし、ウェルズを「名優」としてプロモーションしたいハリウッドの業界人が利用した、ともいう。

ようは、「人為」による「ウソ」の典型なのである。
この極大化した「そっくりパターン」が、コロナ・パンデミックであった。
ただ、世界の学者が、だれも反証を研究「しない・できない」仕組みをつくったひとがでて、製薬会社は利益を得たのだ。

情報化が「高度に発達した」といわれているのも、100年前とか一世代前に比べたら、という前提条件があってこそで、100年後とか30年後でさえ将来のひとたちが今をふり返ったら、どんなふうにいわれるものかは、火を見るよりも明らかだ。

たとえば、一世代前の30年前は、「ポケベル」の全盛時代だった。

いま、50歳手前になった、当時の女子高生たちは、ポケベルで文字を表現し、授業中にこっそり会話をしていたのである。
もちろん、今度廃止が決まった「iモード」(1999年サービス開始)もはじまったばかりだった。

とうてい今様の「情報化」ではなくて、電話時代の変化という意味の情報化だった。

さてそれで、今である。
先のG7に続いて行われた、「米ロ首脳会談」にまつわる、おかしな画像が「?」をもって配信されている。

第一に、G7自体も、庭園を歩いている首脳の頭が、植栽の葉っぱと混じって「透けて見える」シーンがある。
グリーン・バックでのスタジオ撮影との「合成」が、素人でも疑われるけど、どうしてこんな映像を「公開」しなければならなかったのか?とさらなる疑念が涌くのである。

第二に、米ロ首脳会談におけるアメリカ合衆国大統領の体型が「おかしい」のだ。
ふたつあって、ひとつが「体格」であり、ひとつが「姿勢」だ。

明らかに「老人」の現職は、こんな立派な胸板をした大柄のひとだったっけ?
それに、胸をすぼめた老人特有の格好をするのに、やたら胸を張って堂々としていて、プーチン氏の小柄が目立つのだ。

さいきんは、画像を拡大することも容易なので、この老人の横顔を拡大すると、なんと耳から顎の後にかけて、はっきりした「線」が見えてくる。
いわれなくても、ゴムマスクの「特殊メイク」だと想像できるのだ。

それで、トランプ氏の現職時代の写真と重ねると、顔面以外がそっくりなのはどうしたことか。
「音声」がないのでわからないけど、いまどき「握手」をしているプーチン氏は、笑いをこらえているのが「えくぼ」でわかる。

第三に、首脳会談が行われている「図書室」らしき部屋には、背景にたくさんの本が収納されているけど、よくみると大柄なアメリカ合衆国大統領の頭上の図書の背表紙が、一種のデザイン的なモザイク絵柄にみえる。

それが、「I lie(わたしはウソをついています)」と読めてしまう。

なんだか、往年のBBCが世界に放った傑作ナンセンス番組『空飛ぶモンティーパイソン』の、そのまたパロディにみえてくる。
日本ではNHKではなくて、当時のマイナーテレビ局「東京12チャンネル」が放送していた。

高校のわがクラスでは、これを観ないと話にならなかった。

  

すると、英国が議長の現地では、映像製作は、やっぱり「BBC」のはずなので、あながち「ウソ」とはいえない映像を、「ウソニュース」で流したはずなのに、「BBCだから」という思い込みから、各国マスコミが「ホンモノニュース」として流してしまったのかもしれない。

ならば、英国人が大笑いしているのだろう。

はてさて、世に中には「骨相学」というものがあって、DNA鑑定が全盛の前は、白骨化した遺体の本人特定にも絶大な威力を持っていた。

人間の顔は、両目の瞳を結んだ線と直角に、上顎の歯との間にできる四角形の「縦横比」は、5歳で確定して以後一生変わらないことが証明されている。

それで、プーチン氏が初めて大統領に就任したときの写真と現在を比較すると、ぜんぜんちがう人物だとわかる。
ちなみに、わたしの夫を返して、といいだしたプーチン夫人は、精神病院に隔離されている。

これは、「北」の独裁者も同様なのだ。

そんなわけで、「ウソか真か、真かウソか」は、やっぱり「わからない」ことになっている。

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