12日、ソマリア系移民で、民主党内極左グループの代表的存在としても有名なアメリカ連邦下院議員のイルハン・オマル(ミネソタ州)のワシントンにある自宅が国土安全保障捜査局(HSI)によって家宅捜索(強制捜査)を受けたことが全米で話題沸騰している。
ワシントンD.C.といえば、民主党の牙城で、裁判官もそっち寄りで有名な地域なのに、強制捜査には「裁判所令状」がひつようだから、いかに「そっち」よりであっても、出さないわけにはいかない証拠が提出されて「そっち」の裁判官ですら拒否できなかった、といえる。
このショックに、民主党議員たちは、「中間選挙前の司法の武器化」だと一斉反発してみせた。
しかし、CNNは、バイデン政権の司法省がすでに「捜査」をはじめていた、と報じ、ぜんぜん司法の武器化とはいえないのである。
こうした民主党内の混乱が、トランプ政権2.0の「狙い=罠」であったとおもわれる。
それで、これからわずか二日の間に、オマル氏の「マズイはなし=事実」が詳しく報道されて、一斉反発した民主党議員たちが、じつは「網にかかった」と全米にしれたのである。
これを報じたのが、これまた反トランプで有名な「ワシントンポスト紙」であるから、いよいよ民主党に分が悪いのである。
詳細は、「長谷川幸洋チャンネル」を観ればわかる。
とにかく、「疑惑のデパート」状態なのが、オマル一家の闇である。
はたして、彼女の父親は、かつての軍事政権のソマリアで「大佐」だった人物だというし、その人物がどうしてアメリカ市民になれたのか?の経緯からの疑惑なのである。
ゆえに、今回の捜査の最大目的は、オマル議員がアメリカ人になった経緯の証拠書類を押収することにある、とみられている。
もしも、不正な方法で市民権を得たというなら、連邦下院議員になること自体が有権者に対する「詐欺」となる。
さてそれで、こうした移民と国籍取得の問題は、「あのひと」に対する疑惑とそっくりなのである。
このことが、トランプ政権2.0が攻める「本丸」なのであろう。
バラク・オバマだ。
イルハン・オマルは、連邦下院議員にまでなったが、オバマは合衆国大統領を二期もやった人物だ。
トランプ政権2.0は、中間選挙への爆弾投下だけでなく、「その後」の2028年大統領選挙における超弩級の一発をかます予定にあるとみる。
これは、一発で民主党を吹き飛ばすだろう。
政党として、ではなく、詐欺集団として、という壊滅である。
すると、アメリカは二大政党の一方を失うので、共和党トランプ派の独裁となるのか?に焦点がうつる。
結論は、そうはならない。
むしろ、ライバルを失った一方も、存続の危機を迎えるのが道理だからである。
「権力は腐敗する。絶対権力は絶対に腐敗する」とは、ジョン・アクトン卿の名言である。
トランプ時代はあと2年あまりで終わる。
むしろ、その後の共和党が危ないのである。
しかし、トランプ時代のうちに、オバマ逮捕、を実行すれば、その爆風は全世界を覆いつくすこと確実なのである。
なかでも、敗戦国のわが国とドイツは、戦後にGHQがつくった既存政党が一緒に吹き飛ぶことになろう。
なお、国家が滅亡したドイツは、西は連合軍(米英仏)、東はソ連の「直接統治」がされたので、政府が残ってGHQによる「間接統治」がされたわが国とは事情がちがう。
この点で、安泰なのは、「自由主義」のアルゼンチンとエルサルバドルぐらいだろう。
ようは、トランプ後の次世代とは、自由主義が歴史上はじめて世界を席巻する可能性があるのだ。
この意味で、「自由民主党」は、解体の予定調和にある。

