世界政府の野望はWHOから

子供を洗脳するのは、もっとも効率がよい。

そのため、「初等教育」の重要さがもっと議論されていいのに、なぜか「受験」にからめて、高等教育に目がいくようにさせている。

小さい子供がいるということは、親も若いので、初等教育だけ高負担の私立にいかせて、中等教育以後は公立でいい、という順番には費用負担の面でもなりにくい。

それでもって、公立学校にはびこる教師の左翼思想とかがからんで、アメリカでも教員組合の影響力が強く、民主党の岩盤支持母体になっているのは、わが国の事情とおなじである。
ために、共和党の支配地域は、ミルトン・フリードマンが提唱した、「教育クーポン」を採用して、学校間の「質の競争」をうながして、教員組合と対峙している。

ここにある根本思想は、親が子供の教育を司る、という点で、アメリカでは共和党ですら「親の権利」とした概念で語られてしまっている。
もっとも、共産化した民主党の、自己判断が未熟でも「あくまで子供自身の権利」に対抗するしかないからであろう。

だから、共産化した民主党は、教師が生徒に「親の承諾なく性転換手術を受けられる」と教えているし、じっさいに手術をさせてしまうので、親たちはこれに大反発しているのである。
まさに、共産国における子供は、国家のもの、だからで、親と切り離すことがよいことになるという「道徳」になるのである。

その究極のひとつが、ナチスの「レーベンスボルン」だった。
ナチスは極右で、極左共産主義と対峙した、というのは誤解を生む。
近すぎて対峙したのである。

子供の問題が欧米で深刻なのは、「幼児性愛」という嗜好のおとなが富豪クラスに多数いるために、児童人身売買がとんでもない規模のビジネスになっていることでもわかる。

南米各地からアメリカへの不法移民が大量流入しているなかに、児童だけ、の集団があって、この子たちが、売買あるいは誘拐されて連れてこられ、それをまたアメリカ民主党政府は、国内業者に引き渡しているおぞましさが指摘(内部告発)されている。

話題の映画、『Sound of Freedom』は、主要メディアが無視していて、「アマゾン」でも取り扱っていないのに、興行成績では『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』を上回っている。

そんなわけで、平和な日本では、「国連優先主義」が、あたかも美しい世界のように宣伝されて、最終形が、「世界政府」になっている。

しかしながら、「国連:国際連合」という「訳」は、いかにも恣意的である。
UNITED NATIONS は、やっぱり、「連合国」と訳すべきだ。

日本の学校教育では、日本国憲法も、適当にしか教えないから、国連についても、わが国とドイツが「敵国条項」によって規定されていることを教えない。

これは、外務省が1995年の国連総会決議をもって、「敵国条項は死文化している」との希望的観測を発表したから、格下の役所である文科省もこれを採用しているのであろう。

しかし、10年以上経った平成21年(2009年)6月19日に、岩國哲人衆議院議員が、質問主意書を提出していて、同30日に、麻生内閣は閣議決定して答弁書をだしている。

これによれば、「敵国」への言及の削除を求めていく考えである、という通り、国連憲章原文には残存していて、いまにいたるも相変わらず削除されていないのである。

日本とドイツ以外の、連合国民からしたら、原文を素直に読むのがふつうで、付帯決議にあたる注意書きまでちゃんと読むのは、あんまりしない。
逆に、連合国の本音としては、「敵国のまま」にしておきたい、ということだろう。

国内受験エリートの外務官僚が、世界に通じないことの証左でもあって、同じく国内受験エリートの国家総合職に外交官試験を統合すべし、という論が絶えないのも、外交官試験が単なる身内贔屓になっていないか?という嫌みである。

とはいえ、「神話」は、大切で、「記紀」の神話を無視するかわりに、官僚の神話は保持したい。

これが、国際化すると、国連神話になるのである。
それでもって、とっくに財政を民間(ビル・ゲイツ財団)に牛耳られているのに、「国際機関」だと名乗れるのをいいことに、WHOがなんだかすごく立派にみえる。

もちろんこの他の専門機関、たとえば、「UNICEF」とかは、国内の「赤い羽根財団」よりも悪辣なのに、洗脳された可哀想な若者が、駅頭で寄付を募ったりして、詐欺行為に加担している。

オレオレ詐欺の手先になる若者が逮捕されるのに、UNICEFだと逮捕されない。

かつて、「AIDSワクチン」やらで子供からおとなまで兆円単位で食い物にされたアフリカでは、怒りをこめてWHOやらに対抗すべく、「アフリカ連合」を結成したのである。

そんなわけで、「敵国」ゆえに、ワクチンパスポート条約に、まっ先に入れと強要されても文句をいえないので、ドイツはEUを道連れに導入させられて、旅行好きのドイツ人の国民性を破壊しようとしている。

メルケルの先見性は、手下のフォン・デア・ライエンをEU委員長に据えて、ヨーロッパ大陸をドイツの運命共同体にしたことだ。

しかして、どこを剥いてもラッキョウやタマネギのごとく、どうしようもないのが、連合国や国際機関(UNもEUも)の本質なので、ついにヨーロッパでは、「反EU」、「反NATO」が盛んになってきたし、アメリカ人も目覚めつつある。

トランプ政権時WHOから脱退したのは、彼の性格からでなく、アメリカ人の健康を守るためだった。

深い眠りの日本人だけが、ターゲットになる理由がここにある。

ただし、無責任を国是とするので、責任者たちの逃げ足だけは速いのである。

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